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この世界のこと、この本に全部書いてあった

現実をどう捉えるか

紹介されて読んだこの本で語られるのはただ一つ。
さらにその言葉は冒頭で語られ、一貫した考え方のベースになる。

お前の願いは全て叶っておる。よってお前はすでに幸せじゃ。

神さまとみつろうの対話形式で物語は展開し、主人公のみつろう(表紙の→)が読み手が思うことを代弁してくれて、その返答になるほど。そう捉えると良いのかと唸る。安っぽい表現になってしまうが「読むと世界が変わって見える(というか変わっている)。」

実のところ世界はマトリックスだ

マトリックスをご存知でしょうか。少しだけ内容を説明(ネタバレ)すると、

人間は機械に栽培されていて、今生きている現実(現実だと思わされている世界)は機械が見せているバーチャルの世界だった。本物の世界を取り戻すため、主人公たちは立ち上がる!

的なお話です。イメージできたでしょうか。伝えたいことは一言で、今暮らしている世界はマトリックスの世界(現実だと思わされている世界)と同じだということです。
突拍子も無いことを書いている自覚はあります(笑)ですが、全ての願いが叶っているならマトリックスの世界と違いってないんですよね。

赤×青=何色?

本の話に戻ります。私たちは普段からいろんな願いを日常的にしています。食事、天気、仕事、人間関係などたくさんのことに。それらの願いを同時に叶えるとするとどんな結果になるでしょうか。

(例)
仕事のシーンで<体を休めたい>でも<ズル休みはしたくない>と願うとします。すると<病気になる>という願いが叶います。

体を休めつつ、ズル休み以外で仕事を休む理由ができます。
このように願いがかけ合わさって叶っているので、本人が自覚できないと叶っていないと錯覚してしまいます。

いかがだったでしょうか。ポイントは3つです。

① 願いは全て叶っている
② 世界はマトリックス
③ 正しい願い方をする

この世界のことが全て書いてある、この本おすすめです。

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