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外国人を雇用するということは世界から見られているという意識が必要だ

人材不足という声がどこからでも聞こえてくる。

人を採用したくても、条件面のいい大手に人は行きたがるので、中小零細企業は死活問題です。

私はパート労働法という法律を扱う労働局の部署にいたこともあり、かなりの企業の法律の実施状況を調査してきました。

すると、どこも同じように人が採れないということを言っていましたね。

そして、安倍内閣で外国人労働者の活用が推し進められてきて、数年前から人を採れないような企業も利用を進めています。

しかし、中小零細企業だと見ていて思うのですが、社長がトップで経理的なことも労務管理も現場もやられているケースが非常に多い。

すると現場でのトラブルに気づかなかったり、役所に対しての報告が遅れがち。

すると辞める人が増えていくという流れになるので注意が必要です。

ましてや、言葉の壁がある外国人の雇用となると、余計に手間がかかることも予想されます。

職場でのケガは労災と思い、健康保険を使わず、まずは役所などに相談を。

私も社会保険労務士ですので、お近くにお知り合いがいないという場合でしたら、お気軽にご相談ください。

外国人を雇用するということは世界からも見られているということにもなりますので、いい加減な雇用は日本の評判も落とします。

しっかり整備して行きたいところですね。

私が知っている方は、その外国人の国まで行って、お父さんお母さんに会い、双方納得した上で、働いてもらい、また、食事は職場でみんなで同じものを作って食べているんですって。

おかげで、定着率も上がり業績も好調だとか。

日本の他の企業も同じように、工夫を凝らしていただきたいものです。

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