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マラソン/トライアスロン

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マラソン、トライアスロン、等の持久系スポーツに関する情報を提供しています!
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#トレーニング

市民ランナーにお勧めするトレーニング管理手法(有料)

市民ランナーの多くは、いわゆる余暇時間をやり繰りし限られた僅かな時間でトレーニングに励んでいるのではないかと思われます。 (当方も以前、市民トライアスリートとして活動していた時にはサラリーマンとして某ナイキジャパンに勤めていましたので、非常に限られた時間の中でトレーニングに励んでいました。。。) 限られた時間の中でトレーニングすることを余儀なくされている市民ランナーの、特にウィークデイのトレーニングについては、出勤前、あるいは、帰宅後、場合によっては昼休みに「30分間から

¥200

「ランニングでも始めてみようか!?」初心者ランナーのためのランニングガイド

新型感染症の影響で在宅勤務などが増えて運動不足を実感している人も多いのではないでしょうか!? そして、「この運動不足をなんとかしたい!」ということで「ランニングでも始めてみようか!?」と考えている人も多いのではないかと思いますので、今回は、これからランニングを始める初心者ランナーのためのランニングガイドをお伝えさせて頂きます。 1.シューズはどうしたら良いの!? シューズはランニングシューズを準備するようにしましょう! 取り敢えず手持ちのスニーカーでも大丈夫じゃない?

記録が伸び悩んでいるランナーは専門家のオンラインコーチングを受けてみては!?

ランニングを始めた当初は走ること自体が楽しく、レースに出れば出るほど右肩上がりに記録が伸びていたランナーもランニング生活が長くなるにつれて記録が頭打ちになったり、記録の伸び悩みから走ることが楽しくなくなってしまったりすることがあります。 基本的にゴルフやテニス、野球やサッカー、スキーやスノーボード、等のスポーツに比べてランニングは技術的要素が少ないスポーツですので、いわゆる「スランプに陥る」という経験をすることは少ないと考えられますが、単調な練習などの影響で記録・パフォーマ

練習方法が分からない!?記録が伸びない…そんな悩みをオンラインカウンセリングで解決しましょう!

以前、諸事情あって初めて医療機関のオンライン診療を受診したのですが、webからの予約申込後、LINEでのやり取りよって手続きや問診を進め、ビデオ通話による医師の診断を受け薬を処方してもらうという実にスムーズな流れでストレスを感じることなく診察を終えることができました。 今後、医療分野に限らずこのようなオンラインサービスが更に普及していくのではないかと考えますが、私もランナー向けのオンラインカウンセリングサービスを提供しており、上述したオンライン診療と同じような流れによるカウ

ランニングダイエットのポイント5つ:ダイエットを目的にランニングを行う時に意識すべきこと…

ランニングはダイエットに有効な運動ですのでダイエットを目的にランニングを行なっているランナーも多いと思いますが、やみ雲にランニングダイエット行なっては逆効果になることもあります。 そこで、今回はダイエットを目的にランニングを行う時に意識すべきポイントについて深掘りしてみたいと思います。 1:必要以上に筋肉量を減らさないように筋力トレーニングもしっかりと行なう ランニングは身体の分解反応が高い運動であるといわれています。 したがって、ランニングを過剰に行なうと筋肉量が減

ロングディスタンストライアスロン出場を目的とするトレーニング計画に関するヒント

Ironman Universityが推奨しているアイアンマントライアスロン出場を目的とするトレーニング計画は、基本的に各種目毎に1週間あたり2つのキーセッション(距離とスピードにそれぞれフォーカス)と1つのサポートセッション(テクニック習得等にフォーカス)で構成されています(以下参照)。 Training session for Long distance Triathlon by Ironman University 11-12session per week Swi

トライアスリートにとってウエイトトレーニングは必要不可欠である-マーク・アレン氏の考えから学ぶ-

1980年代後半から90年代のトライアスロン界を席巻したといっても過言ではない往年のトップトライアスリートであるマーク・アレン氏。 彼はオフシーズンに積極的にウエイトトレーニングに取り組んでいたのですが・・・ ”トライアスロンのトレーニングは身体を削るトレーニングであるが、ウエイトトレーニングは身体を作るトレーニングである” “シーズン中にトライアスロンのトレーニングとレースによって消耗し削られた身体をオフシーズンにウエイトトレーニングによって取り戻す” といった趣旨

フルマラソンに挑戦する市民ランナーのためのトレーニングガイドライン

現在、フルマラソンに初挑戦する市民ランナーのためのトレーニング(練習)プログラムを有料提供中(下記参照)ですが、この冬にフルマラソンに初挑戦する多くの市民ランナーのトレーニング(練習)のヒントになればと考え、本トレーニングプログラムの概要と本トレーニングプログラムに基づくトレーニングガイドラインを以下にご紹介致します。 ●トレーニング期間(準備期間)に関して フルマラソンに挑戦する上でどの程度のトレーニング期間(準備期間)が必要であるか?ということに関しては、個々の身体的

ランニング練習量の増やし方に関して

フルマラソンの準備としては、ある程度の練習量が必要である事は周知の事実であると言えます。 なぜなら、フルマラソンという競技は42.195kmを如何に速く走るかを競う競技であり、初心者ランナー、市民ランナーにとっては42.195kmを大会が定める制限時間内に走り切らなければならない訳ですから、42.195kmを走りきる練習、いい換えると、42.195kmを走るに際して生じる身体への刺激に適応するために、ある程度の距離を走る練習も必要になるからです。 *フルマラソンの準備と長

持久系アスリートと朝練

古くから持久系アスリートの多くは朝練を積極的に行なっているのではないかと推察されますが、朝練の意義、メリット、効果などについて以下に少し考察してみたいと思います。 生物には概日リズム(サーカディアンリズムリズム)と呼ばれる約24時間周期で変動する生理現象が存在し、ホルモン分泌や血圧、体温、などはサーカディアンリズムの影響を受け変動しているとされています。 これまでに多くの先行研究によって、このサーカディアンリズムと運動パフォーマンスとの関係が報告されていますが、多くの研究

無酸素性作業閾値について

持久系アスリートのトレーニングにおけるトレーニング強度を考える上で無酸素性作業閾値(Anaerobic Threshold = AT)に関する理解を深めることは非常に重要です。そこで、今回は無酸素性作業閾値について以下に解説致します。 エネルギー供給機構について 無酸素性作業閾値を理解する上では、運動時に必要とされるエネルギーが私たちの身体の中でどのように供給されているのかを理解しなければなりません。 まず、私たちが運動を行うためには骨格筋が収縮する必要があります。 そ

ランニングトレーニング管理シート(有料)

「市民ランナーにお勧めするトレーニング管理手法」という記事(下記、参照)で述べたように、通り限られた時間の中でトレーニングすることを余儀なくされている市民ランナーは、出勤前、あるいは、帰宅後、場合によっては昼休みに「30分間から1時間程走って終わり」さらに、その殆んどが「毎日同じようなペースでのランニング」という内容でランニングトレーニングを行なっているのではないかと推察されますが、Fosterは、このような単調なトレーニングを続けることでオーバートレーニング(症候群)を引き

¥200

陸上長距離走競技選手とストレングス&コンディショニング

多くの先行研究によって陸上長距離走競技パフォーマンスは、最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値、ランニング効率という3つの生理学的要因により決定されることが明らかにされていますが、近年では、ランニング効率がより重要な要因であると考えられるようになり、特に競技レベルが高くなればなる程、その重要度も高くなる(1)と考えられています。 そこで、ランニング効率を改善するという視点から長距離走競技選手にとって必要とすべきストレングス&コンディショニングプログラムを再考してみました。 ●何故

Bike Training Tips

今回は、当方がデュアスロン(Run-Bike-Run)競技、トライアスロン競技に取り組んでいた時の基本的なバイクトレーニングプログラムをご紹介します。 当時、当方は普通の会社員として通常勤務をしていましたので、トレーニングに割ける時間に限りがあり、限りある時間の中で効率的なトレーニングを実施しようと試行錯誤していました。 (それでも職場の理解もあり昼休みに1時間のトレーニング時間を確保出来たのは恵まれていたのではないかと思いますが。。。) 試行錯誤を経て、効率、効果を追