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「仕事奪われそう」が原動力の1つ

突然ですが、
経済ジャーナリストの後藤達也さんのnoteはご存じですか?

こちらでは、経済のことを誰よりも
わかりやすく伝えてくれているのですが
先日、こんなnoteが投稿されました。

(リンクを押すと後藤さんのnoteに飛びます)

リンク先の記事の内容は
ざっくり言うと、

・ソフトバンクの株主総会での
孫正義さんのスピーチを
ChatGPTに文字起こししてもらった。

・えー、あーといったケバ取りは
起こさないように指示した

・文字起こししたあとに
そのスピーチの要約も指示した

これらの指示をもとに作られたものが
記事には掲載されているのですが・・・

正直、それを見て私は焦りました。

字幕制作者の私が見ても
成果物の質は良いなと思ったからです。



ChatGPTや音声認識技術の向上で
文字起こしのスキルは
不要になりつつあります。

ただし、複数人が同時に話すバラエティや
観客が賑わうスポーツなど
音声が聞き取りにくい一部のジャンルは
認識度が悪いので

このジャンルに関しては、もうしばらく
人が聞き起こしたほうが質が良いだろうとは
思います。

ただ、今回のような
マイクの音がきちんと拾える
スピーチやプレゼンのような場面では
音声認識を使って誤字脱字の修正すればOK。

高度なタイピングスキルは
もう必要ありません。


さかのぼること、数年前。
私は自分の特技であるタイピングが
生かせる環境だと思って
字幕制作の仕事を選びました。

そこから私は

・やりがいのある場面に遭遇する

・特技が生かせる喜びを何度も感じる

・自分が幼い頃夢見ていた社会で働く
など

充実した日々を送っていました。

ですが、、、
ある日、気づいてしまったんです。

これから5年後、10年後にはきっと

今よりもっと簡単に字幕が作れるようになり

難しいジャンルでも省人化できるようになり

誤字脱字の修正やチェックがメインになる

私の仕事は専門職と誇れるほどのものでは
なくなるだろう。

そんな将来が
なんとなく見えてしまったのです・・・。


もちろん、字幕制作の仕事は今も好きですが
「いつか仕事が奪われるのでは」という
危機感を原動力に、次のステップに向かって
日々、勉強しています。

「言葉を通じて、人の役に立てること」
「人間の本質的なこと」
「機械に代替されないこと」
これらの価値観をもとに
私が次のステップとして選んだのが
セールスライターです。

セールスライティングスクールに入って
3ヶ月。

ようやく講座をひと通り受け終え
今月からセールスレターを書き始めました。

商品を手に入れることで
お客さんがGETするベネフィットは何か?

どんなことに困ってるのか?

どんなところを比較しながら検討するのか?
など

うーーーーんと頭を悩ませながら
手を動かしてみて
フィードバックをもらって
まだまだだなあと凹んでばかりですが
充実感を感じています。

また、制作会やオフ会に参加することで
モチベーション維持も努めています

未来のお客さんに良いレターが書けるように
たくさん失敗して、経験を積んでいきます。

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