不安障害・パニック障害と診断されるまで①

ことの始まりは今から遡ること約1年ほど前のことでした。

2023年2月末ごろ、いつものように昼休みになり外に食べに出ようと思って横断歩道で信号待ちをしていたところ、軽い吐き気に襲われました。
この時食べられるかなと不安になり、結果的にお昼ご飯は食べられませんでした。

その後もお昼ご飯は食べられたり、食べられなかったりが続きました。

3月になり職場でランチミーティングがあったのですが、その際も前日からご飯食べられるかなと言う不安が結構強めに出ました。
ただ不安が強かった割には、この時は普通に食べられました。

私は大相撲が好きで毎年3月場所は大阪まで観戦に行っていて、チケットも早くに取っていたのですが、ここでも電車に乗って難波まで行けるかなと不安が出てきました。
家の最寄り駅まで自転車で行き、駅のホームまで行ったのですが結局電車に乗ることができず家に戻りました。
もちろん、このような不安と言うのは今まで感じたことがないものでした。

3月半ばになり、昼ごはんを食べた後も少し気持ち悪い日もありました。

そして3月下旬のある日、昼休みが終わって仕事をし始めた瞬間ぐらいに結構きつめの吐き気に襲われました。
今までそんな経験をしたことがなかったので怖さを感じ、すぐに早退させてもらい家に帰りました。
幸い自転車通勤でしたので、なんとか家まで帰りました。
家に戻って、横になっているとだんだん症状はおさまっていきました。

そして次の日は休日だったのですが、近所ではありますが舞台を観に行く予定がありました。
こちらも大相撲と一緒であらかじめチケットを取っていたのですが、やはり前日にそんなことがあったので不安でした。
せっかくチケットを取っていたのと、劇場が徒歩圏内ということもあり怖々ではありましたが行くことにしました。
席はあらかじめ自分では選べないシステムで、当日行ってからのお楽しみなのですが、なんと最前列の出入り口から一番遠い席でした。
始まるまではなんともなかったのですが、いざ幕が開くと今まで経験したことがないような症状が出ました。
言葉で表現するのは難しいですが、その場にじっとしていられないような感覚でした。
それが上演中ずっと続きました。
1演目が終わり休憩時間に入ると不思議とその症状は消えてしまいました。
最後まで観ずに帰ろうかなと思いましたが、症状が消えたため、大丈夫だろうと思い引き続き観たところ2演目目が始まった瞬間にまた先ほどの症状が出たのです。
それが最後まで続き、結局舞台を楽しむことはできず、逆に早く終わってとさえ思ってしまいました。
そして終わると、さっきの症状はなんだったのかと思うぐらいに何も起こりません。

3月は別れの季節でもあり、職場でも退職される方や人事異動される方が朝礼で挨拶をされるのですが、そこでも前日から朝礼でちゃんと立って聞いていられるだろかという不安がでてきました。
もちろんこの不安も今まで感じたことがないようなものでした。
幸いこの時は症状は何もなく、ホッといたしました。

以上が昨年2月、3月の出来事です。

このような症状等はまだ序章にしか過ぎませんでしたが、この時の私には知る由もなく...

本日はここまでとさせていただきます。

随時更新させていただきますので、ご一読いただければ幸いです。

長文お読みいただきましてありがとうございました。

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