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礼拝レジュメ「主が共におられる証拠を積み重ねなさい」2020/07/04

2020年7月5日 聖日礼拝メッセージ
聖  書 コリント人への手紙一|I Corinthians 15:20-28
主  題 主が共におられる証拠を積み重ねなさい
暗唱聖句 コリント人への手紙一|I Corinthians 58  
ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かさされることなく、
いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主に
あってむだでないことを知っているのですから。
説  教 三宅忠雄牧師

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Introduction
15章「復活」について。よみがえるという言葉がないと、聖書は成り立たない程大切な概念。信仰と深い結びつきがある。

信仰による救いは2種類。
信じればよみがえる、という救い
罪からの救い

罪としてのは、すでに人間の中に入っている性質。その結果悪いことを行う。
「神様はいない」と否定するのが、傲慢という罪。自己責任、自己中心の思考回路。数値や競争意識に基づくサタンの価値観である。「持ったもの、強いものが勝ち」。
救われるとは、神の存在を受けとめて思考回路・価値観が変わること。神様が主体となる。

自分がよみがえるとは?永遠のいのちのこと。
大切なのは、それを前提として「主のわざに励むこと」。本日の暗唱聖句。
信仰の充実感をもって、日々歩むこと。それが充実した人生観を形成し、行動する人としてくれる。

一匹の羊を探し回る愛。
「神に愛されている」ということに気づける喜びを感じられるようになる。
十字架による犠牲で示した、絶対的な愛。
「どんな存在であっても、神から生まれた尊い存在である」と、ジャッジしない愛。

1. どのように、霊なる神の存在を人間社会に示されたのでしょうか。
神はすべてを作った方。人間から定義することはできない程の、偉大な方である。
被造物の人間に、どのようにしてご自身の存在を示されたのか?
それを「聖書」として、証言集として示された。

A:聖書は宗教書ではなく、神と人間との出会いの証言集です。
神と人間とが出会ったという、多角的な「証」の書である。
小さな、あるいは大きな証の積み重ねが、よみがえりへの確信へとつながっていく。

B:神の子が人間になられた事実をあらわされました。
宇宙を創造した偉大な方が、ナザレのイエスという人になった。
その方と対面することで、神様のこころが分かるように。

C:御霊は神が人間の社会にメシアを送られた事実を証し続けています。
イエス様を信じるのは、御霊の働きによってでなければならない。
信仰から始まる。教会に通えばOKという訳ではない。

C-1 人の悩みと問題をとおして人がメシアと出会う道を開かれました。
重荷・苦労を持っていることが、神様に出会える証。「あなたがいないと生きられない」。
悩みとは、自己自身の本質に触れる悩みである。「助けて!」という叫びに応答、
「信じます」という極地点に導いてくださる。

C-2 御霊は神と人をつなげる信仰の糸を結ばれました。
    信仰は神の賜物であって、人の所有物にはなりません。

「信仰」とは、神が与えたチャンス。自助努力で行えるものではない。
そして神様が「預けたもの」である。それゆえ、離脱する人もいる。
聖霊は逃げない、離れない、信じたものを守り通す。
私たちの信仰を支えてくださる存在。

神様を感じられないのは、信仰から一歩退いて怯えているから。
信仰でもって実行すると、必ず帳尻があうし、救いや恵みが与えられる。
証とは、信仰を実行して示すか否か。実行することで神の御わざをみる。

C-3 主は信仰者に、日ごとにご自分の存在を証します。
C-4 永遠の命とは十字架の愛の延長です。

地上と天国は、物理的に分かれている訳ではない。
愛の延長、精神的平安。神様に覆われている喜びで満たされ、感謝している状態。
愛のないところに神はいない。神のいるところに必ず愛がある。


2. 主の復活は信じる者にどのような生き方を与えますか。
ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、
いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主に
あってむだでないことを知っているのですから。
コリント人への手紙一|I Corinthians 15:58

逃げることを考えるのではない。今生きている、というところに意味を見出せるようになる。
夜逃げ信仰ではない。今、神のために生きることが、証人として生きるということ。
過去でも未来でもなく、「今」である。

復活信仰の確信が薄いと感じておられる方、何が足りないかを吟味して
反省しましょう。祈りか、捧げ物か、奉仕か、聖書と向き合う時間か、
教会に対する愛着心の欠乏か、赦していない人がいるのか、主に対す
る愛の薄さか. . .
思い当たる方は、聖霊様の助けをいただきましょう。


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