自分の信仰がカルトに巻き込まれないために。どうキリスト教を学んでいくのか。

日々のDevotion、そして聖霊さまの働きを通じ、自らの信仰が確固たるものになっていくのを感じています。主が生活の中心にあること。これにより得られる心の安寧は、何にも代え難いものです。ハレルヤ！

保育園がキリスト教系だったり（カトリックだったけど。私はプロテスタント）、大学も恐らく日本で最もキリスト教の理念を反映して運営されているとこだったので（しかも宗教・哲学専攻。なし崩しチョイスだったが…）、何気に昔から馴染みはありました。でも家は普通に仏教だし、私自身が初めて聖書をちゃんと開いたのは、約一年前です。その辺の話もいずれ。読む人がいるのか謎だが。

洗礼は今月末に予定しています。ただ私はイエス様の十字架、すなわち福音の三要素を受け入れ信じたので、その時点でクリスチャンになっています。

ちなみに福音の三要素というのは、

・主イエスが私たちの罪を贖うため十字架につけられ、
・墓に葬られ、
・三日後に復活された

というものです。まあこの日本という国で暮らす大多数の市民にとっちゃあ、？？？でしかないでしょう。私もキリスト教は好きだったけど、いきなり福音とか示されても「はい？」で終わってたと思う、当時なら。罪って何さ、とか復活とかヤメテとか。まあこの辺も追々書きたい。

とにかく、イエス様の十字架は、キリスト教教理の中心なわけです。この辺は聖書の、ロマ書5章に集約されてます。ロマ書全体の概要については、福音派の中川健一先生の講解がとてもわかりやすく、面白いです。素晴らしきトークスキル。正直この方で牧師のイメージ変わった。。

#6ローマ人への手紙 【60分でわかる新約聖書】
https://youtu.be/qbeqBZ2HAcQ

（聖書初めての方は、#1マタイの福音書【60分でわかる新約聖書】がおすすめ。）

私たち人間の罪の性質（すなわち神からの断絶状態。霊的な死）はアダムから引き継がれており、人間の自助努力では完全回復は不可能なものです。それを神の御子である罪なき主イエスが、罪の贖いのために十字架につけられ、墓に葬られ、三日後に復活された。ちな復活までがセットです。

それを信じる事で、私たちは霊的な死（簡易的に書くと、どちゃくそ病んでる状態。孤独、罪悪感、枯渇感、苛立ち、憎しみ、かなしみ等）から、永遠のいのち（霊的に充実した、感謝に溢れた状態）へと移行します。その時点で無条件に「救われる」。そして宿った聖霊により、徐々にキリストを主として崇め従う人格へと作りかえられていく。決して洗脳や強制ではなく、そのプロセスは神による恵みに満ちた、喜びのある道のりです。

なぜって？そういう契約だから。聖書は「旧約聖書」「新約聖書」と書きますが、これは神さまがご提示された「契約」の約、なのです。しかも片務契約なので、私たち人間側には、何かを負う義務が全くない。心から信じればOK、な一方的な恵みを差し出してくださる契約です。伝道をしたり献金をするのは、あくまで「救い」がもたらされた事を、感謝と共に「信仰」によって応答している行為。みんな感謝と喜びでもってやっているのです。

聖書にも書かれていますが、あくまで「技による救いではなく、信仰による救い」であるということ。そして信仰の枢軸には、常にイエス様の十字架が存在していなければならない。そこから離れた時点で、異端・カルト化していきます。あと「救われるためには○○しなければならない」とか、技による救いを押してくるのも、本来の教理から離れたものです。

キリスト教にも色々な教派がありますが、いわゆるカルト的と見なされるものは、イエス様の十字架を教理から引っこ抜いて、そこに教祖的存在が収まっています。「自分はキリストの生まれ変わりだ」とかまさに分かりやすい。要は自分を崇めろって事ですな。偶像崇拝だぞそれ。サタンの働きは巧妙なので、教理（すなわち主イエスの十字架による救い）、をしっかり心に留めておかないと、惑わされてしまう。福音を信じたら、その時点から神さまとその方との個人的な関係が構築（というか回復）されます。そこに教祖なんてのが介在する余地はないのです。

常に聖書に立ち返ること。神の御ことばの上に立つこと。聖霊さまが宿っていると、おかしいな？というカンが結構働くのですが、ロゴスにおいても判断できるようにしておかないと、という自戒を込めて書きました。

クリスチャンとして生きていく上で、今後色々な方との交わりも増えてくると思います。その中で異端、と言われる教えに身を染めた人にも出会うでしょう。というかもう出会ってるのですが、私はその方達をさばくのではなく（そんな事する資格もないので）、愛と信仰でもって応答したい。そして願わくば、イエス様が私を通して、その方たちを救いの道に導いてくださるようお祈りしたいです。私はあくまで器として伝道してゆく。

簡単にまとめると、全ては十字架が中心だよ！ってことですな。どなたかにちょっとでも興味深いと思っていただけたらこれ幸い。読んでくださり、ありがとうございます！

※ちなみに聖書に関する疑問は、以下の中川先生のサイトが分かりやすいです。オーソドックスだけど、その分奇怪な解釈が入る余地がないほど、ロジカルに丹念にご説明されてます。

聖書入門.com
http://seishonyumon.com/