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お試し車中泊の検証をしてみた

車中泊用の車両の納車や様々なアイテムの購入などなど、いろいろ話題の提供が前後しますが、ちょっとすっ飛んでお試し車中泊をやってみたので、その検証をします。
私の備忘録的なところもありますので、必要以上に細かい部分があります。ご容赦ください。


1 まずは車中泊をやってみる。

いろいろ車中泊しながらの日本一周の準備をしていますが、机上のことばかりでは不安なので、実際に車中泊を体験してみることとしました。

おそらく準備不足の部分もたくさんあると思いますが、車中泊をするに当たっての最低限のアイテム(車両、ベッドキット、寝袋、プライバシーパッドなど)が揃ったので、一泊程度のお試し体験はできる環境になりました。もうこうなるとやってみたくて仕方がない(子供か!)のです。

2 お試しセッティング

まず、購入したときに仮組をしたベッドキット(後日、別の記事で紹介をします)を再セッティングをします。二度目なので要領良く一人旅用に組み立てることができます。実に精度の高い安心感があるキットで安定感があります。ちょっとお値段お高いけど長く使えそうなので損はなしと思っています。

このキットでは、居住用の平面は、車両内側にほぼほぼ隙間なく確保できます。車両本体に接触することがないので、軋み音なども出ないし、傷つくこともありません。

次に、停車中の車内の明かりの確保のためのLEDライト(作り方は、別の記事にします。)を設置します。DIYなのですが、怖いくらいピッタリサイズで、実に収まりが良かったです。この灯りで、早く読書したいです。

手作りLED天井照明、機能としては充分

3 必要最小限の備品を配置してみる。

今回持ってきた主な備品は、寝袋(2セットだが一つはクッションとして)、アルミ小テーブル、衣類(軽登山ができる程度をザックに詰める)、パソコン、iPad Pro、冷感枕など。

ベッドキットの下の隙間に、かなりの量のアイテムが押し込められるのと、運転席の後ろの隙間、助手席の足元などに意外に置けるスペースがあります。

今回は、一泊するだけの荷物・アイテムなので、これが一か月以上となるどうなるおでしょうか。かなり持っていくモノの精査しなければならないと思いますが、まあ、今回のお試しはそのための実験みたいなもので、この結果を反映していけば良いと思っています。経験を積んで、ブラッシュアップしていきたいです。

4 お試しの検証(備忘録)

以下、気がついたこと、注意点、改善点、反省点などの順不同の備忘録となります。次回の車中泊に活かしたいなと考えています。

  • 炊事とか歯磨き、薬の服用につかう水のペットボトル(常温)は、毎日買うのであれば、1Lではなくて500mLでも良い。

  • フェイスタオルは1日1枚で十分。5日に一度、洗濯をするのであれば5枚かな。速乾性のものが良いと思われ。

  • クッションは、大きめの固めのしっかりとしたものが良い。背もたれ、肘あてなど、意外に使い道あり。

  • バータイプの天井LED照明を設置したが、読書用のピンポイントの照明が欲しい。車内の通常使用の照明としては、モバイルバッテリーを使用したバータイプのLED照明だけで十分明るいと感じた。

  • モバイルバッテリー(11000mAh)は、夜6時間くらい使って20%の減。結構、長持ちするな。3日くらいは大丈夫じゃん。

  • 宿泊する場所には、早めに到着すること。
    意外に忙しい。車内のセッティングとか夕食の準備、宿泊場所の周辺確認など、結構やることがあり落ち着くまで時間が掛かる。結局、あれこれ作業する時間がなくなって、夜更かしをしてしまった。
    道の駅スタンプは、営業時間内でないと押せないので、そこも注意かな。

  • ポータブル電源と小型の電気炊飯器は欲しいな。

  • とにかく車中泊で必要なものは、食事、トイレ、寝る場所、そして、電気だと実感した。パソコン、iPad、スマホ、照明などの電源の確保は重要。安心感が違う。

  • 今回、まったく用意しなかったが、車内の生活環境の整備をするには、ものを吊り下げる仕組みが必要だと感じた。いちいち、バックやケースなどから取り出すのが面倒。普段使いするものは車内に吊り下げておくと便利。用意するものとして、S字フック、洗濯ばさみ、カラビナ、ロープ、吊り下げ式の小物入れなど。狭い車内を有効に使おう。

寝る前の車内の様子、片付いていないなあ。
  • noteで日々の記録をつけたいが、これも時間がかかる。文章を作り、写真を選び貼り付けて、最後に推敲、これを効率よく片付けるスキルが必要。

  • 道の駅スタンプ帳を購入したが、これを目的にしちゃうとすごく時間がかかりそうなので、寄ったらスタンプを押すくらいでいいとする。

  • 車中泊をする場所(駐車場)の傾斜は数%勾配でもかなり気になる。人間の平行感覚って凄いなと感じた。スロープ補正板を用意しようかな。

  • 道の駅の朝は、納入業者などが早くから活動するので、早めの出発が良いな。

  • 歩道にテーブルや炊飯セットなどを出しているダメダメな高齢と思われる夫婦がいて、うんざり。大人気なく、テーブルと椅子の間を通り抜けてあげた。

  • プライバシーシェードは効果抜群。車検表示ステッカーのところが剥がれやすいので、内側から透明ビニールシールを貼ったほうが良い。

  • スマホアプリ「たびちず」は楽しい。自動的に訪れた県・市町村を記録してくれるので、日本一周出発時にリセットしておこうかな。

スマホアプリ"たびちず"
  • 念のため持っていったmakitaの電動扇風機が効果あった。外は涼しいのに車内は意外に暑いのよね。USB電源で駆動する電動ファンを購入しようかな。

makitaのバッテリー扇風機。充電機器を持っていけないので長期の旅行には現実的ではない

以上、思いつくまま。

5 今回のお試し車中泊の経費

アイテムの購入を別とすると、有料道路を使わないので思ったよりも使わない。飲料、食料などが経常経費。長期に亘る車中泊旅行となると、入浴や洗濯、ガソリン代なども必要。

(1)1日目
 ・ 鳥から揚げ、カニ玉(しずてつストア草薙店)夕食 340円
(2)2日目
 ・ コールスローサラダ、珈琲(ローソン)朝食 360円
 ・ レモネード(道の駅なんぶ) 400円
 ・ おこわ稲荷(道の駅とみざわ)昼食 411円
 ・ 静岡おでん(道の駅宇津ノ谷)おやつ 286円
 ・ 干物セット(道の駅富士川楽座)お土産 505円 

ということで、午後出発の翌日明るい内に帰宅するという簡単な楽しいお試し車中泊が終わりました。今回のお試しをやってみて、これなら日本一周もできそうじゃんと思いました。なるべく体力を温存できる快適な環境を構築を考えていきます。

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