【楽園の噂話】Vol.12 「フラッシュ・モブから逃げられない」 (No.0076)
世の中に流れてくる情報は大きいのも小さいのもウソばかりです。
特に大きいウソは、ウソをつく側が大きい存在であるために人々はウッカリ信じてしまうのです。
一時期フラッシュ・モブというのが流行りました。
突然町中などで大人数の関係者が小芝居を打つもので、ネットで人気になりました。
しかし、初期から迷惑であるという声が多くあり、やがてネットでアップすると評価よりも批判の対象になり、現在はかなり衰退しました。
ウソには必ず目的があり、その目的を達成するために人が「作り出す」ものがウソです。
ですから、頭の中でも、心の中でも、紙やPC上でも、形はともかく必ず「絵」が存在するものです。
「絵」とは全体像であり、そのウソによって得る予定の想像図です。
そこを目指してウソをつくのです。
その目的を得るための具体的な流れが「台本」で、この台本に忠実に従う存在が「演者」です。
演者というと役者、俳優と考えますが、この「台本」に従う存在は全てが「演者」となります。
時には台本の存在を知らなくても演者として加えられることもあります。
昔から芝居には3つ必要と云われてます。
小屋、演者、観客です。
残念なことに、世の中という「小屋」では、常に大きなウソという「芝居」が演じ続けられております。
そこに関わる「声の大きな者たち」が演者であり、主演など大きい役どころにあたりますが、その小芝居の裏にある「台本」の存在すら教えてもらえない一般の方たちは、強制的に参加させられる「エキストラ」としての「演者」なのです。
突然はじまるフラッシュ・モブのように、我々に拒否権はありません。
そしてどんなに苦しみが生まれ、破壊が起き死者が出ようが、責任も取ってくれませんし守ってもくれません。
当然ですが、この時に被害にあうのは強制的に参加させられている、台本の存在すら知らない「エキストラ」たちです。
そしてこの暗黒の芝居を高見から見物して、苦しむ一般の方たちをあざ笑い楽しんでいるのが上級国民である「観客」なのです。
現在ですら、警察も国も私達庶民を助けることはしません。上級国民だけを助けます。
しかし、これ以上「芝居」が進んでしまうとこんなものではありません。
我々庶民はもう全く救われず踏みにじられるだけになるでしょう。
私達はこの小芝居に参加したり支持したりしてはいけません。
対処するには、まず私達がみんな賢くなることが必要です。
「絵」を書いているものたちは一部を除いて殆どが愚かです。
ですが、そんな彼らはエキストラである私達をもっと愚かにしようとします。
そのほうが騙しやすく芝居がスムースにいきます。
その人々の頭を悪くする「担当」も、もちろん沢山おりますし、テレビには常時写っております。
私達自身がひとりひとり賢くなる事が大事です。
賢くなるためには真実が絶対必要です。
人を愚かにする方法は、ウソを吹き込むことです。
ですから賢くなるには真実が必要なのです。
「台本」の存在を知り、その中身を知り、何よりもその「目的」を知ることです。
「演者」に関しては、確かに気になるものですが正直どうでも良いです。
毎年のようにアイドルが生まれもて囃される様に、演者はすぐに取り替えられる「枝葉」だからです。
枝葉はどうでもよくて、大事なのは「幹」であり「頭」です。
中心人物であり、台本であり、何よりも「目的」です。
今のこの時代は大変なものですが、同時に今の時代はこの記事を読んでいるそのスマホで何でも調べられる時代でもあります。これはかつてはありませんでした。
ちょっと検索すれば、絶対にテレビマスコミで出てこない情報にぶつかります。
もちろん全てが真実とは限りませんが、真実もたくさんあります。
そこを調べ追求していくことで、すぐに大きなウソを暴く為の「大きな真実」に出会えるでしょう。
もう、そういう時代なのです。
【楽園の噂話】Vol.12
「フラッシュ・モブから逃げられない」 (No.0076)
おわり
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