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降臨SOUL 〜風燐火斬〜 観賞記

昨年11月から12月にかけて、ここ、

六行会ホールにて上演された、

舞台 降臨SOUL(2024年9月25日~29日全9公演)

公式によれば毎公演完売となり、戦国武将を現代の女子高生たちが降臨させて、各地に出没するという「死武者」との闘いと人間模様を描いた群像劇だが、その大千秋楽終演後には、今回の続編の告知がなされて、小生もその場でグーグルのスケジュール表に初日と千秋楽の予定は書きこんだくらいに、また観賞したいという思いにかられた作品だった。主演を務めた反田葉月さん、舞川みやこさん、あわつまいさん、梅原サエリさんの出演はその時に発表されて、我が贔屓の、

平瀬美里・みぃちゃん

は、あの羽柴秀吉を降臨させる、「破芝英美(はしばひでみ)」という、準主演級のポジションを務めており、おそらく続編にも出演はするだろうと予想して、実際本人のXでも「うれしいお平瀬、もといお知らせあるよ」なんて「匂わせ」技術まで使い出演の告知がされた。もっとも、キャストの入れ替わりはごく一部、それもストーリー上戦死という形で今作は出演がかなわない者(それでも新たなキャラクターで再出演となった者もいた)が居る程度で、実質はほぼ前作の座組での再演となったが、なんと!その新たなキャラクターとして、みぃちゃんと小学生からの付き合いの盟友、かつて「ロッカジャポニカ→B.O.L.T」でアイドル道を突き進んだのち、役者やモデル等に表現の場を移した、

高井千帆・ちぃちゃん

も出演することが決まったのだ。当然界隈はもとより、小生の観賞欲もさらに深まってしまい最速の抽選先行に申し込んだら、なんと6公演すべて当選!さらに今作でも終演後の演者と直接コミュニケーションが取れるサイン会の実施も発表されて、もう次の日からの生活は3食白米!(って現在それもおぼつかない米不足とかT_T)を覚悟して、8月下旬に都内で行われた前作の展示会では、ほう、ちぃちゃんと、そのペアである武将・井伊直政役の、かつてみぃちゃんが演劇出演駆け出しの頃にいろいろと教示くださった山崎悠稀さんの衣装はこんななのか、など時を過ごしながら、いよいよ開演初日を迎えたのである。その模様を、以下、とくにあらすじだけで一万字近くとなる長文だが、ちょうど大千秋楽公演が終えた時間近辺での公開となのでネタバレは無し、もしも今後あるだろう第3弾や振り返りのお供にでもしていただけるなら幸いということで、

いざ!降臨!


(あらすじ ※脚本では、武将名は実名だが一部の地名等は当て字で表現されているので、ここでは当て字表記のみで書き散らかします。)

悲詠山焼き討ちは、天下統一の為「魔」を利用した副作用なのか?家臣の羽柴秀吉(藤井彩加)と前田利家(清水凜)の前で、明智光秀(梅原サエリ)に命じた織田信長(舞川みやこ)。光秀は仏門に下る者の抹殺に苦悩するが忠誠を誓うため自らも初めて魔を受け入れる。その記憶は光秀の降臨マスターたる明池蜜子(あわつまい)の脳裏にも焼き付けられるが、果たして本能寺の変もまた、その要因は魔が成せる業であったのだろうか?
降臨学園本部の帝都城牢獄。学園では、かつて(前作)お家を信長により無きものとされ復讐をうかがう足利義輝(相澤瑠香)を降臨する降臨学園狂都支部のアシカガ(根岸愛)が、司令部オペレーター望月望(夏未ゆうか 前作は横道侑里)の降臨マスターへの羨望につけ込み、その始祖たる足利尊氏(大林ちえり)を降臨させるという内乱があった。勅命として、司令部の先輩の渚洋子(絃ユリナ)は勅命として望月に「ある策」を施すために連れ出す一方、司令長官の汐崎弥生(倉田瑠夏)は、新宿支部の緒河桃歌(反田葉月)、破芝英美(平瀬美里)、前野マツ(鶴見萌)に、このところ、遥か昔に源頼朝が戦に敗れたという羽子音温泉近くの衣死橋邪馬古戦場に出没の死武者制圧を指示して現場へ向かわせる。英美は温泉気分、まつはその狂都との戦いで討死した先輩の柴山加津子(渚カオリ 映像のみ)のこと、そして桃歌は狂都へ寝返った蜜子のことにそれぞれ思いを馳せる。その蜜子は狂都でアシカガに、死国の長宗我部、仇州の島津、そして死無野の武田信玄(雛形羽衣)と同盟して「信長包囲網」を引くため命じられて死無野へ派遣されたことも知らずに。そして衣死橋古戦場の上空には一機のドローンが宙を彷徨っている。監視中の渚に汐崎は静観を命じる。さっそく古戦場に現れた死武者たち(伊藤勇姫、下田愛璃、原田朱里、盛一季美香が以後も降臨衆として、帝宮警察などで登場)討伐のため、桃歌は信長を降臨、続いて英美も秀吉、マツも利家を降臨させて、三方に分かれて闘いの火ぶたが切られる。
(オープニングアクト。全出演者によるダンス。主題歌「Calling Soul~風燐火斬~」)
渚によれば、古戦場にはいつもより強力な磁力は生じた変化が起こっており、時代が遡るほど強力となる死武者がより強度を増しており信長の攻撃も容易に効かず桃歌が疲労してゆく危機に、ほどなく「信長の力は期待外れね」との声がして姿を見せたのが気品ある衣服の女性2名。血夜堕本部の伊井田尚(高井千帆)と本多ミッシェル(長月明日香)と名乗ると、尚は先ほどから彷徨うドローンを一撃で破壊すると、返す刀で死武者を薙ぎ払うと、本気を出しますわよ、と降臨したのは徳川家臣の井伊直政(山﨑悠稀)で、気障な気質とは裏腹に”眩惚香”という薔薇の花びらのような威力で死武者を滅ぼす。駆け付けた英美と秀吉、マツと利家に対しては、中国語や英語にも堪能そうなミッシェルが、次はMeの番!と降臨フォンをかざしたその時、汐崎が映像で戦いを止めて新宿支部には帰還を命じ、天帝直属配下の血夜堕本部の登場に勅命を質すが、尚とミッシェルは思わせぶりな笑みを浮かべって新宿支部の力量を嘲笑する。
ところは変わり静かな森。ここは死無野支部の武田神社の境内で、配信者として人気のたけぽよ(蛭田愛梨)が、血夜堕の尚に怒りをぶつけている。あのドローンを飛ばして戦いの様を盗撮して、現地生配信をしていたのだ。その背後には信玄がおり、たけぽよは信玄の降臨マスターでもあるのだ。そこに一人の訪問者が現れると名乗ったのは今川元邪子(日和ゆず)で、新宿支部との戦いで敗れた降臨武将・今川義元(加藤瞳)の修復不能として狂都を追われたため、たけぽよ配下となり義元の修復を願い出る。歴歴史上でも義兄弟を契りを交わした信玄は了承するともう一人の客人が現れて、それが蜜子。驚く邪子を尻目に蜜子はアシカガの使者として信長包囲網への加盟を迫ると今度は信玄は、かつて徳川家康との戦いで直政と本多忠勝(高見彩己子 ミッシェルの降臨武将)を退治して次は信長を討つばかりのところで病に倒れたこともあり、信長征伐には同意するもその後は狂都配下にならずに自分が天下を取ると宣言。光秀は蜜子に、その時はアシカガと義輝に信玄を討たせればよいと妖笑すると、ここに信長包囲網が結成された。
「お前達は戦いの気構えがない」帰還した新宿支部の3人を待ち受けていたのは一週間の実戦訓練で教官には、あの池袋支部の陸奥真砂子(栞菜)。十年早ければ天下を治めたとされる伊達政宗(草場愛)の降臨マスターで、真砂子は、先の狂都との戦いの際に信長とシンクロして、あの森蘭丸の生まれ変わりと評される桃歌の経験不足が信長の攻撃力に影響するとして厳しく稽古する。秀吉や利家も心配し信長も信じてその覚醒を待つ。その頃渚から、念願の新技が完成してアップロード中の桃歌ら3人に、帝都城天守閣に呼ばれた汐崎かその報告をする。曰く、天帝(日替りゲスト。25日水曜日折笠衣緒、26日木曜日高橋彩香、27日金曜日隈本茉莉奈、28日土曜日星守紗凪、27日日曜日MEW)は、天下の治安に寄与していた三種の神器の一つ「八咫鏡(やたのかがみ 物事を透視できるような鏡)」を奪った兄の上帝の意を汲み、もはや反乱分子となった狂都に対抗するには真の強さを持つ降臨マスターを養成する以外に無く、その為に試合を装った「死合」を命じるとして、新宿支部と血夜堕本部、それに池袋支部の真砂子を加えた三つの戦いを羽子音の大倭苦谷で行うべしとのこと。その際に居合わせた尚から、桃歌への肩入れを真砂子が揶揄われていたこともあり、無邪気に信長と戦えることを喜ぶ政宗とは対照的に、複雑な思いで真砂子は稽古に当たっていたのだ。汐崎も「死合」のことは3人に言えぬままだが、桃歌の覚醒の急務を認めている。そんな情報を八咫鏡から知ったアシカガは、大倭苦谷には蜜子を潜入させる傍らで、尊氏のマスターたる望月の奪還と「ある刀」を拝みに警備が手薄となるだろう新宿支部を義輝とともに襲撃することを企てる。
死合当日、たけぽよが現場生配信を試みた大倭苦谷には交通規制が敷かれて厳重警備、あえなくドローンは渚により迎撃されて、たけぽよは別の配信場所を探す。改めて天帝より映像でその意図を知らされた新宿支部の3人は相手を死に追いやって決着することを聞いて戸惑うが、尚やミッシェルの挑発に抗い決勝は3人で迎えようと三方に分かれる。その同時刻に新宿支部の玄関もまた、義輝の秘技"剣豪無見"で容易に突破して支部中枢を目指し、それぞれの場で戦いの火蓋が切って落とされた。大倭苦谷の戦いを悪死乃湖の遊覧船から生配信していたたけぽよと邪子も、遊びは終わりと蜜子に止められて大倭苦谷へと向かう。谷での同時並行の死合の第一死合は英美と秀吉、ミッシェルと忠勝で、一時は子孫にIT業の「濁点」の社長がいるとされ華やかなダンスと戦国下では全くの無傷であったという忠勝の奥義"触れれば切る"という槍技で瀕死となった秀吉だったが、英美の「豊臣になれるのか!」の発破に、秘技"中国大返し"後に光秀討伐で資産を家臣や領民に与え、身一つで決戦に臨んだという「一撃に賭けた」新技"雨垂れ石を穿つ"で忠勝に致命傷を与える。第二死合のマツと利家、尚と直政の死合は、利家の「たかが家康の一介の家臣」の発言に気障な態度を豹変させて目を見開き強度を増した直政の眩惚香に屈してしまうが、あの柴山と柴田勝家が身を挺して敵に密着した技を応用して、接近時に槍で熱を発生させて敵を爆破熱で倒す新技"槍火烈"で直政に逆襲する。双方とも最後の止めを刺して死合を制する寸前で敵に手を差し伸べる。マツの、柴山と勝家の死で救われたという悲しい思いはしたくない、と言った言葉がすべてであった。敵から友へとなった二組の四人組は第三死合の場へと向かう。
新宿支部の中枢まで攻め込んだアシカガと義輝。汐崎はアシカガを「響子」と呼ぶとアシカガはその名前を呼ぶなと怒りを表す。かつて汐崎とアシカガは武将降臨の研究仲間で、実際の女子高生の肉体に武将を憑依させることを究めていたが、一人の被験者を消滅に追いやり汐崎がアシカガを追放した過去があったのだ。狂都支部を支配するに至るまでアシカガのその後を知らなかった汐崎に、信長を桃歌が憑依したことを自身の研究の横取りと詰り、義輝に汐崎殺害を命じるアシカガの前に立ちはだかった時に一組の味方が現れる。なんとアシカガと義輝の始祖、尊氏と望月。渚が尊氏のデータに手を加えて自分達の味方に書き変え、望月は催眠術でコントロールしている。戸惑う二人に、望月は尊氏に秘技"霜血槍"を繰り出させる。形勢が変わった汐崎はアシカガと義輝を渚に任せて、谷での死合を止める為に司令室に急ぐ。
桃歌と信長、真砂子と政宗の第三死合は、信長と戦うことだけが喜びというような政宗と、それを「儂の真似武将」と侮蔑する信長の互角な戦いが続いているが、真砂子が指摘したとおり降臨マスターの力の差が戦況に出始めて、桃歌の疲労が溜まるにつれて政宗の戦いのデータも精度が高まり、信長の動きを見切るまでとなる。桃歌は普段の知識すら戦いに生かすことができないことを知り、自分は戦いに向いていないと悟る。真砂子は桃歌の覚醒を諦め信長を仕留めたい政宗に、好きにするよう背を向けた時、政宗の想像の上を行く速さで信長が斬りつける。計算も及ばぬ修羅場をくぐって来たという信長に励まされた桃歌は、新技"天下雷龍"を繰り出すと、真砂子と政宗は秘技"水龍昇剣"で辛うじて相殺する。お互い足元ふらつく中立ち上がるが、そこに汐崎の中止の司令と新宿支部への狂都支部の襲撃、そしてここには来なかった蜜子と光秀の動きに警戒を促したその時、蜜子が現れて光秀を降臨。信長は魔に支配された光秀に悲しげな視線を送るが、光秀は本能寺の変を起こした当時のまま信長に憎しみの目を向け、邪魔するなと斬りかかる政宗に"闇棘"を放ち戦意喪失させる。桃歌は、桃歌の覚醒に依然として疑問を持つ真砂子に、自分達が蜜子と光秀を守ると言って戦いが始まる。
マツと利家、尚と直政が急ぐ先に現れた邪子は、狂都を追われ自ら死無野支部に移籍したことでバワーアップに成功し、あの時の無念を晴らさんと義元を降臨。義元も、我を舐めるでないと早くも変化させた"鉄輪剣"で4人に立ち向かう。そして死無野支部で強化を得られた新武器の"鉄鞭剣"で舞いながら4人を追い詰める。その素早さと力強さにマツは、連携なしでは不利と察して尚と直政と打ち解けると、利家が意を汲んで、先程と同様に自ら義元の懐に切り込み槍で摩擦熱を発して爆発、そのまま義元の身を拘束して直政を呼ぶと、直政の一撃が義元を貫きデータと身を失う義元。またも邪子は泣きながら逃亡する。ダメージが大きい利家を支えてマツは尚と直政に桃歌と信長の援護を依頼する。一方英美と秀吉、ミッシェルと忠勝の行く手にはたけぽよ。彼女を配信者と知る英美は、次のリアルイベントには行くよと話かけるが、たけぽよは、それは叶わないよね、と笑顔を消して信玄を降臨させる。信長ではないのかと不満げな信玄に秀吉と、かつて主君家康が敗れた無念を晴らそうと忠勝が襲いかかる。しかしそこは武田信玄、風林火山の象徴のとおりに並の力では敵わない。こちらも英美とミッシェルが共闘を持ちかければ、忠勝と秀吉も楽しく踊れそうだとチームワークで信玄に挑む。
始祖の尊氏と戦う躊躇いからようやく目覚めたアシカガと義輝は、秘伝の剣を磨き抜いた最強技である"剣豪瞬殺"を繰り出すと、その動きは見切れなかった尊氏は我に返り負けを認めて、足利家再興を義輝に託す。再びデータを復元するためアシカガが手を差し伸べたその時、渚と帝宮警察の武将消滅用銃の無数の弾丸を浴びて尊氏はすべてのデータと肉体を失う。我を忘れて踊りかかる義輝だが帝宮警察の警備網は厚く、アシカガは撤退を告げる。これも催眠から目覚めた望月は、ただ呆然として渚に詫びるが、渚は今私たちにできることをすると言い、望月を連れて汐崎の元へ向かう。
桃歌と信長、互いに譲らぬせめぎ合いは続くが二人の戦いで呼び寄せられた魔により信長の消耗は明らか。光秀の剣は光秀の特技でもある火縄銃に変化し"闇火島"の秘技で信長に銃弾を浴びせる。その時、桃歌の身体が光に包まれ銃弾を弾くと、光秀は、かつて蘭丸が魔を打ち払い信長を助けた時と同じものを見出す。桃歌はやはり蘭丸の転生たる光の世界から生まれた者だったのだ。信長に私が光秀の魔を祓うと告げると、光から翼が左右に伸びて、「魔よ!去れ!」と一太刀浴びせると倒れる光秀と蜜子。光秀の身体から魔は消えて、桃歌が蜜子に、あの放課後、友達だと打ち解けかった日のことを問うと、何もかもを思い出した蜜子は歌に謝り抱きしめ合う。信長もまた光秀を介抱しながら、魔を御せずに光秀に迷惑を与えたことを詫びる。光秀もまた本能寺の変は自分の罪であることは変わらないと信長に謝り、その時の、魔の力とは別の人間の信長を倒せ、という強い意志が自分に語りかけたといい、その人物は!と言いかけた時、たけぽよが、信長を倒す話が違うね、とやってくる。尚と直政も間に合うが、英美やミッシェルはどうした?と問われたたけぽよは、あいつらは弱くてねえ、と遅れてきた信玄に首根を掴まれ弱っている二人の姿が。秀吉と忠勝は力尽き辛うじて解脱した模様で、信玄はようやく相見えた信長に、敵に不足無し!として"風燐火斬"を放つ。尚と直政の"眩惚香"、蜜子と光秀の"闇弾・漆黒の刃"、桃歌と信長の"天下雷龍"とフルパワーで応戦すると、今度は集いし魔が信玄を取り囲み、この器は良い、とばかりに強力な"風燐火斬"を見舞うと6人は倒れる。このまま魔に捕らわれた信玄が第六天魔王となるやもしれないその時、天帝が映像で上空より桃歌に呼びかけて、蘭丸の魂は天使の力であり、その力で信玄の魔を祓うよう告げて、三種の神器の一つの草薙剣を与える。それを手にした桃歌は、光秀に風攻撃から、直政に火の攻撃から守られて、信長が信玄の身体を拘束しているうちに、魔よ!現世から滅べ!と草薙剣を振り払う。轟く轟音と闇に包まれる周囲。
いつしか武将は解脱、意識が戻った桃歌と蜜子。勝ったことに気づくと、遅れて目覚めた尚に蜜子は、新宿支部の明池蜜子との自己紹介に、喜びの笑みを見せる桃歌。一方、配信を始めたたけぽよは、魔により信玄はしばらく修復中、邪子の義元の三度の修復は不能と報告したのち、死無野支部再建のために「六文銭の倅の方(真田家)」でも探してみようかな?と言って配信を終える。新宿支部では、狂都撃退の功労者である望月の復職を認めて渚は早速各種分析を命じると同時に、秀吉の戦いにも功労を認めて「豊臣」への昇進を汐崎は英美に告げる。昇進は天帝も、天下統一した武将の力こそ、ますます強力になる魔と強い武将を解き放った後に必要だとして承認し、その武将・徳川家康が近く現れることを示唆するが、今はただ、信長と共に戦う場所に戻った光秀を歓迎する信長、秀吉、利家たちであった。そして、もはやアシカガと義輝の自分達二人と手薄になった狂都だが、アシカガは秘かに新宿支部より、かつて被験者が信長を宿した際に封印したという「へし切り長谷部」という降臨SOULを盗み出していた。このSOULで"新たな信長"を降臨できれば、とアシカガは不敵に笑う。そして真砂子は、降臨マスターを増強しても、そもそも信長が居る限り、自身の両親を亡き者とした死武者は生まれ続けることに気づき、政宗の、誰を倒すかは瞭然との問いに、言うまでもないという決意を秘めた目で答え返す。まだ天下泰平は遠く三度の戦いの火は燻り続け、桃歌と蜜子も学園からの帰り道、光秀を本能寺の変へと教唆した人物のことを話すが、蜜子もまだ光秀に聞けていないという。だが、ほんの束の間の平穏に、二人はカフェでも行こうと、友達であることを確かめるように肩を取り合って歩き出した。

上演時間約2時間5分の、サブタイトルにある「Girls Live Action」というとおり、オール女性俳優による、殺陣を中心としたアクションをふんだんに交えつつ、わずかではあるが毎公演アドリブにより観客を飽きさせないコメディ要素も加えている演劇作品は、前作同様、その時間の長さを感じさせない作りで、小生も6公演すべてをしっかりと観届けました。いかんせん素人なので、贔屓のタレントの出演有無にかかわらず、複数回観劇の作品では、累計で数分は脳が違うことを命じることがあるんだけど、今回は1分あるか無いか(でもあるのかよww)だったから、相当小生は楽しんでいたと言ってよいよね。作演出の、2.5次元作品には定評ある松多壱岱氏はパンフレットで、このサブタイトルには女性タレントによるライブアクションの代名詞の作品にしたいということで、小生も「アサルトリリィ」やILLUMINOUSの「女王ステシリーズ」、アリスインプロジェクトに匹敵する作品になってほしいなって思いはあるよね。また、氏も誌面で書いているように基盤は演劇であるから、今作も総じてセリフは長めで演技の良質さも求められると思うけど、皆さん毎公演素晴らしかった。あたかも初めて相手のセリフを聞いたかのように喜怒哀楽の表情を作れる役者さんの技術ってのはすごいよね。多分小生なんかは、例えば驚きのシーンなんかでも、セリフを聞いてから驚くのではなく、セリフを知っているから微妙にセリフより早く驚いてしまうと思うよ。それが仕事だろうし、それを稽古で何度も繰り返すんだろうけど、いつもその点に唸っちゃう。
また、これは特に言及されていないが、やはりSNSでの、誹謗中傷などは除いて、前作の評判や批判点、先行する人気作品の特徴なんかもそれなりに目を通していて、活かすものなんかは採用している気がしたね。例えば、前作も天帝役は日替りゲストが演じるんだが、前作は二シーンくらいしか無くて一部に、これは勿体ない、なんて声があったと思うけど、今作では天帝は小生が観た限りは四シーンはあったはずで、敢えて言えば改善とさえ言えて、ファンの方もこれなら納得できるんじゃないかなと思ったね。用語についても開場から開演までの間スクリーンに投影していて、さらに今作は六行会ホールの通路演出も数回入れている。これらはアサルトリリィや女王ステですでに採られているが、やはりアイドル出身者も多く、ファンとの距離の近さもあるというのが、単なる演劇だけではないガールズアクションならではの売りでいいし、他方で六行会ホールというそれなりに広い劇場ながら、演劇であるということに基盤を置いたといえる一つが、ヘッドマイクを使わないで肉声を客席に届けたことも、個人的には高評価したいな。小生みたいに毎公演4列目以内で観た小生でさえ、この人の声、後方は大丈夫かな?って気になることもあったからね。会場の広狭、芝居の内容で声量を調節するのも役者の技術だろうから、それを克服するか否かで次作に声がかかるかすら決まる、なんて大袈裟かもしれないが、そんなシビアさもあって良いんじゃないかしら?
その他、たけぽよに配信をさせる体で登場人物説明をさせたり、前作を観ていない観客へは、その映像そのものを見せるなど説明調とならないように工夫されていたり、5公演目の終盤の信長と政宗の第三死合中に、スクリーン用の緞帳が上手側で二度もひっかかってしまい、しばらく1mくらい降ろさないでいたハプニングにも、黒子すら使わず気づかれないタイミングで降下させて無事、見せ場の一つであるプロジェクションマッピングに間に合わせるなど、随所に小生に刺さる部分が堪能できました。
最後に物販について。平日はともかく、土曜日公演では、マチネでの入場(購入)待機時間ー演者の入り待ちとなるのでは?という問題、販売を切り上げず開演後に客席に入場をする問題、などで運営批判がされたようだね。過度に批判すると、第3作があっても、サイン会はやらないかも、ってのは多くの演者さんに感想を伝えたい小生は残念だけども、それも仕方ないのかな、とも思う。この点はアサルトリリィや女王ステシリーズは、小生の知る限りサイン会はしていないけれど、紀伊国屋ホールや同じ六行会ホールで上演しているから、降臨SOULも、六行会ホール前後の劇場が、満席でなくても8割から9割埋まるなら、サイン会は無し、って選択もあるのかもと思う。この点はトーシロ小生にはむずかしいので有識者で解決を望むけど、今回は、特定の出演者・とくにちぃちゃんや、実施が少ない反田さんなど、一部の人の参加券が毎回早期に終了していたのも事実。なお演者につき1回の購入で上限2枚の措置は取られていたし、そもそもマチソワ間の時間とかソワレ後の体力消耗や帰宅時間とか考えれば、そんなに枚数出せないしね。後日にトークイベント実施で、そこで特典会を行うとか、そういう方向でも良さげかしら。

俳優陣については、まずは、

降臨衆の皆さんは、伊藤さんと原田さんが前作に引き続きで下田さん盛一さんが加わる。正直申し上げて般若面で舞台上は顔が判別せず、演者さんとして小生は他作で拝見したこともないため評価などと言うべきではない。ただ一言、裏方要素も含めて芝居に欠かせぬ皆さんです。殺陣などではその技量もある方がいたり、体操選手のように宙を息ピッタリに合わせて飛ぶ方がいたりと、劇とは逆に成仏させてはならない貴重な仕事ぶりに観客としても感謝するばかりです。

天帝役の日替わりの皆さん。初日の折笠さんは、日替わりゲストなので、何して笑わそうか?って思ったらまさかの大役で、なんて言っていたカテコ挨拶とは裏腹に、低目の落ち着いた声で雰囲気を出されていました。木曜の高橋さん、とにかく「終わらない歌を少女は歌う」でサイン貰えなかったのが残念、って違えよw。AKBの人でも日替わりゲストは初なんだね。天帝というには優しさが滲んでいたのは、気の良い感じそのままなので仕方ないか。金曜日の隈本さんは、虹のコンキスタドールの現役アイドルでもあるという。同僚の鶴見さんや蛭田さんに言及するかな?と思いきやしなかったね。彼女も声を低目で天帝の権威的なものは表現されていたね。土曜日の星守さんは残念、小生が観ていない曜日だけど、きっと「楽園の女王」で見せたような冷酷さで天帝を表現されたことでしょう。日曜千秋楽のMEWさんは謎だったが、千秋楽マチネを観てうーむとなる人もいるかもだが、天帝は作品内では顔は決まりないので、なんら問題ないでしょう。個人的には感情無い天帝、ありだと思うな。

司令部の皆さん。倉田さんとはサインでお話も出来ました。天帝の言いなりにはならずに死合を中止する覚悟だったと天帝に逆らう中間管理職というところで、その表現を小生は感じ取れたけど、倉田さんもその点は意識されていた模様。アシカガとの因縁を回想シーンでは、終始泣かんばかりの表情は素敵でした。アイドリング出身というベテランタレントさんで、12月には、またあの高島平バルスタジオで長月さんともどもバルスキッチンに出演で来てください、って行きたいねえ(ちょろい)。絃さんは、今回汐崎に実は淡い恋情を出すシーンと、望月に好かれてしまいやや拒絶のシーンの対比が、あんたも汐崎には同じ顔してるんだよ、って自分を棚に上げてる感じが良かった。降臨マスターになれないが、その分武将消滅兵器を器用に扱えてよかったんじゃないかしら?夏未さんは、前作があの横道侑里さんで、その点は意識しただろうし、どうしても前と比較をする小生みたいなアホがいる中で奮闘されていたと思う。ただ、やはり前作の横道さんが最後には、また脱出して野心を満たそうって感じだったので、冒頭の牢獄ではひたすら怯えながら渚に許しを請うって姿で良かった気がするがね。劇中で望月はただ降臨マスターになりたかっただけって断定されたけどもね。最後の謝る姿は、自然で素敵でした。

狂都支部の皆さん。根岸さんは前作から9カ月経っても、その間ずっとアシカガだった、って言われてもおかしくないほど前作と人物象が変わらずにいたと思えたね。言葉遣いも佇まいもブレない素晴らしさでした。あわつさんがパンフレットに、今回アシカガの過去にも触れられていたのが良かったって書いていたけど、尺の関係で仕方ないんだろうが、もう少し倉田さんと回想朗読でなく、立ちの芝居で、アシカガの降臨マスター憑依試験にのめり込む狂気を描いてもらい、それを根岸さんが怪演する姿を観てみたかった。第3作があれば当然出演決定でしょうね。相澤さんとも今回初めましてのサインをいただいた。「ダンスライン」には触れたが、「デッドリー永劫」の紅島に触れるの忘れたわT_T。「東京Wars」でも今作でも、敗れる美しさを見せてもらっているが、そろそろ勝つ姿を観たいってところには共感してくれたかしら?にしても、相澤さんの「野に咲く花なら」は観たかったなあ。大林さんは、彼女も殺陣の心得はあるんだろうね。剣の捌きが素人目にも、心得があるって感じがうかがえたね。彼女の声量も演者では上位で、このくらいの張り上げ、もっとも喉を駆使する人でなく腹式で安定していたけど、が六行会ホールではちょうどいいんじゃないかな?胡坐かいて義輝に任せた、という爽やかな表情が印象的でした。

死無野支部の皆さん。蛭田さんがいきなり自撮棒で、は~い、ってステージに出た時、こんなユーチューバーいるいるって思ったけどハマってたと思う。金曜日マチネ後のサイン会前の物販で並んでた時に、明らかに虹コンファンの人たちが、たけぽよの蛭田さんについて話していたのご聞こえたが、うーむ、小生にはそうは思えないがなあ・・・ってなったが、虹コンでは蛭田さんはどうなのか?が気になってしまったw。みぃちゃんが戦い前に話しかけたところで、ああ歴代の墨尾優がって感慨深さを覚えたね。千秋楽マチネで、雛形さんのボケを無視するのは、それが面白いでしょ、と考えている点なかなかです。雛形さんは、もう、今作のコメディリリーフの一人として笑った笑った。待て待て、信玄は今作のタイトルにもあるとおりの倒すべきボスキャラが、あんな笑わせでもいいの?これはたぶん雛形さんのこれまでの役者としての道が、むしろこれがないと雛形羽衣にあらず、くらいの位置だからなんだろうな。サイン会でも小生の冗談にも気さくに笑う彼女は、年末に舞川さんも出る活劇に出るようだが、これもおぢさんにはハードル高そうで、観に行っていいもんだろうか?w。日和ゆずさん、こちらがコメディリリーフとしてのMVPとして雛形さんを僅差で上回るチャンピオン。悪死乃湖のスワン舟の画像で出てきた時から面白く、たけぽよに何のポーズと聞かれての、「埴輪」はまだしも、「ダチョウ」左手を上げたら「スワン」、「天下取ったるでーって登場したバカっぽい秀吉」とか、観てない土曜日には「虹のコンキスタドール」とやったらしいwwww。でも、実は邪子と義元は文句なく降臨SOULで最も切ないコンビなんだよね。狂都と死無野と、誰かにぶら下がることに慣れて結局滅んでゆく寂しさを、ああしたコメディリリーフで紛らせている、まで考えていそうなのが日和さんの素晴らしいところだろうな。千秋楽マチネでサインの時、邪子は父や母のことも思い生きてるという設定を課している、旨を聞いて、やはり只者ではないスタダ発の先輩です。加藤さんには、とにかく伝えたいことがあったのでサインをいただく。つまり前作で新体操が出来るから出演と思っていたら、あの「魁☆パラダイムシフト」では、まったく新体操関係なく大学生役を、しかもそうとしか見えないくらいに表現していて驚いたってことを言いたくてね。確かに新体操は学生時代されていたらしい。11月末のILLUMINOUSの「月い女王に嗤え」で三度拝見できるわね。もはや最後は武将のほうが降臨マスターをコントロールする感じが良くて、誰かも書いてたけど続編でも邪子と義元には流浪してほしいキャラクターだよね。

池袋支部の皆さん。栞菜さんにはサイン会で、アサルトリリイでの密偵としては使えないダメな役から今作の真砂子と、真逆の役柄をいとも簡単に表現する見事さを称えたかった。常に姿勢がピンってしてるのは初見の「ガールズトークアパートメント」から一貫していると思うがどうだろう。続編でいよいよ敵を信長と照準するのか気になるところ。年末の堀有里さん木下彩さん藍澤慶子さんの芝居に出るけどチケットとれるかしら?草場さんは、今作はほとんど戦闘マシーンに特化してしまったかというくらい舞川さんの信長と梅原さんの光秀と戦っているところしか劇中無いが、数少ない栞菜さんへのツンデレ部分で、栞菜さんに迫る感じがイヤらしかったりと細工していたね。第三死合で降臨したときの、やったーってセリフが、少年のようにはしゃいで信長と戦えるぜって思いが伝わってきたもの。台本とか読み込んで人物象を固めないとなかなかできないだろうな。サイン会で11月の遠藤巧磨さんの主演も楽しみって伝えて感謝をいただきました。なおこの二人には、第三死合の舞川さん含めて、あの「魁☆パラダイムシフト」の日替わりロボであり、戦闘中に燃料が切れて終了の世界を想像したという小生の冗談を話したところ、栞菜さんは、なるほどそうだってリアクションだったが、草場さんは、なにくだらないってリアクションで、こういう点もいろいろと人となりを知るにはもってこいだったね。芝居は観たものをこちらも活かしてゆこうw。

血夜堕本部の皆さん。山﨑さんは、とにかく高井千帆の武将役として、多くのシーンで稽古からお付き合いいただきありがとうございますだね。何度も何度も小生の記事では触れるけど、かつて「デッドリー邂逅」で、和磨会長に対する副会長の村崎静香として、芝居駆け出しのみぃちゃんの苦悩に付き合ってくれたという歴史は、今度はその盟友のちぃちゃんにも受け継がれて、この際ちぃみぃは山﨑悠稀の姉妹弟子と勝手に小生は言うわw。とにかく役者としても声の量の強弱、歯切れのよさ、微妙なところでピシっとセリフを止めて印象が植えつけられる部分、身体も大きくて見栄えするアクション、狂気が乗り移ったような怪演の垣間見せ。小生の中では今作のMVPに認定です。サイン会は一度しか行かないが、今後もあなたの作品は観てゆくだろうな。長月さんも、同時にちぃちゃんと多くのシーンがあるので稽古からのお付き合いありがとうございました。にしてもちぃみぃは、仲が深まる役者さんも同じだねえww。サイン会もちぃちゃんに次ぐサイン会参加券の売り切れの速さを誇る固定ファンの多さなんだよね。サイン会では、コメディ(ほぼほぼ心霊スポット)、泣き(色づく海のエスポワール)、そしてややいけ好かない女を今作でと、いろんな引き出しがあることを称賛しました。パンフレットにもあるとおり、日本と中国のハーフであられるという。色々と言われなき思いもあったろうから、その点でも応援をしたいね。年末バルスタジオはやはり行こうかな?高見さんは、彼女もパンフレットにあるとおり、殺陣の助手としてもクレジットされていてその道の専門でもあるんだね。彼女には「ドラバク」でのイーターも素晴らしかったことをお伝えしたかったが叶わず。ダンスでフィーバーのシーンでも意外なw、はっちゃけぶりも見せていて素晴らしかった。最後に高井千帆さんは、やはりちぃみぃとして大千秋楽を観たうえで、別に書き散らかさせてもらおうかな。

新宿支部の皆さん。あわつさんは、今回はシリアスな立場のため、アサルトリリイで見せる、ワンポーズで笑わせるコメディエンヌぶりは封印だろうと思ったが、一瞬のスキは逃さないで、スワン船でたけぽよと邪子と移動する動きや、無表情に、温泉を楽しむ新宿支部3人を見やったり、邪子をザコよばわりなど、インパクト十分だった。魔から解けたあとの怯えの表情で桃歌に謝る表情は素晴らしすぎた。少し前に検査で入院とのXがあったけども、健康でいてほしいね若い人には。梅原さんは、ちぃちゃんが殺陣が見事っていうとおり、本当に素晴らしくて、大林さんや高見さんは専門でもあるんだろうが、梅原さんのは短期で習ってきたって感じの、ザ・役者ってものを感じたなあ。目を寄らんばかりに見開き魔に取りつかれる様とか、とにかく身体使えるものはすべて使って役を表現する姿勢は素晴らしいと思う。サイン会でこちらも次作はアサルトリリィというから、ハードルは高いなあ。鶴見さんは、冒頭の、武将の過去を掘るのは止めようとか、止めは刺さないで、あんなことは繰り返したくないと、今作はマツの知性の高さを伺わせてもらったよね。歴史上の利家の妻のまつも才女というから、見事な表現でした。彼女も虹コンの現役アイドルでサイン会参加券は早くに切れていたね。清水さんは今回初めてサインを貰ったけど、非常に礼儀正しい感じを受けたなあ。キャピキャピ感は元々感じないけれども、実際に知性高そうと見受けたがどうだろう。武将として利家も真面目っぽいから、それを表現してるだけかもしれないが、だとしたらさらに素晴らしいね。あまり悪役とか蓮っ葉な役は観た事がないけど、その点はこれからなのだろうか?みぃちゃんは、ちぃちゃん同様別記事で。藤井さんにも、サイン会で、ようやく2作越しの、平瀬美里の相方としてお付き合いいただきありがとございましたを言えたね。あの、日和さんの秀吉disリは日和さんから直接打診があり、やる以上は受けてこいと送り出したとかww。こわw。さて豊臣に出世した以上藤井さんも当然続編内定だろうけど、その野心を表現してほしいって言ったら、当たり前って感じにプランはありそうだったね。今から楽しみだわ。

反田さんは、なぜかサイン会は金曜日の1回のみということで、元アイドルなんだけど謎。いい思いが無いってことなのかなあ。基本真面目な高校生なんだけど、本当にごく一瞬、みぃちゃんの英美が、ここは自然界隈だなあ、って言ったときに、イラっとした感じかつ、こいつ何言ってんの?的ににらむ感じになるところが、実は素の反田葉月か?って思えて面白かった。いわゆる小生が良く見る劇団さんの作品ではお目にかからないので、今後もしばらく観ないかもしれないが調べてみようかな。舞川さんは、こちらは逆に、すでに前作以前からすでに出演作品の一度は観させてもらっている役者さんで、その旨を書いてタペストリーを送ったら、なんとおぢさんってことで覚えていたくれたらしい。べ、別に承認欲求なんて、す、少しだけしかないから、とは言ったものの、金曜マチネでは、もう覚えた、って、で、でもよ、喜ばんぞ、少ししかw。で最後は簡単に、続編に臨むにあたり何か心がけは?なんて素人がバカ質問したけど、あっさりと、続編だからこそ何も考えずに前作からの役作りで臨むと答えが返ってきた。すでに人物象は作られているってことだろうね。そこまで演じ切ったともいえるかな。この質問は、同じ役を演じることも多いみぃちゃんを意識して舞川さんに聞いてみたんだが、みぃちゃんはなんと言うだろうか?12月のシブゲキの活劇は、やはりおぢさんにはハードル高そうよT_T。でも生誕とかイベント系はお呼びでないしなあ、降臨して良いものかどうかw。声色を低く、それでいて強くを一週間毎時間。ややしんどいだろうから、今はゆっくりと身体も喉も休めてください。

さて、長々と書き散らかしてきたけれど、今作も前作に匹敵するほどに堪能させてもらいました。へし切長谷部を手中に収めたアシカガが言う、真の信長の降臨とは?光秀を教唆した者の正体は家康?源氏?あるいは?真砂子と政宗は果たして信長討伐を正義として向かうのか?豊臣に昇進した秀吉は、今度は我が魔を受けいれて信長に襲いかかる可能性はあるのか?死無野支部再建の六文銭の真田とは?そして邪子と義元の流浪は続くのか?一つの決着は新たな謎を生み出し、世の中は混とんとなってゆく「降臨SOUL」の第3作を、今ここに期待して、この長いだけの駄文を締めて、

いざ、解脱!


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