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夜明け前

きっとみんな、いろんな想いを抱えながら生きている。

世の中、思い通りにいくことなんてめったにない。
少なくとも私はそうだ。

本当は、毎日規則正しい生活を送って、朝ぱっと目覚めて、ゆっくりコーヒーを飲みたい。

本当は、もっとおしゃれをして、猫背じゃなく、しゃんとした背筋で街を歩きたい。

本当は、もっと人の気持ちに寄り添えるようになりたい。

本当は、人からの評価がとっても気になる。

たくさんの「本当は」が集まった時、私は、視界いっぱいに靄がかかったような、地に足がついていないような、そんな感覚になる。そして、その感覚は突然やってくる。

大抵のことはチョコレートを食べたら忘れるけど、そうじゃない日もある。
だけど、自分の機嫌は自分で取るしかない。毎日生きることに必死だ。

そんなことを考えていたら、もう、夜明け前。
ああやってしまった。今日も仕事なのに。
そう思いながら寝返りを打つと、隣にはすやすや気持ち良さそうな寝顔。

そんな寝顔を見たら、なんだか体の力が抜けて、まあ、私は私でいっかと思える。
それだけで今日も頑張れるのだ。本当に自分は単純だなと思う。単純な性格でよかった。

そして、今日、私は新しい挑戦を始める。

【日々の暮らしがほんの少し豊かになるような雑誌「fumifumi」を発行したい!】 わたしたちは、雑誌を制作したい!と思いあつまった、滋賀県在住の女子5人組です。 雑誌のタイトルは「fumifumi」。手紙という意味の「文(ふみ)」を重ねた造語です。 何気無い日常も、少し見方を変えたら、もっといろんなことが見えて来きて、ちょっとずつ生活が豊かになるかもしれない。そんな気づきのある、雑誌を作りたいと思っています。 足踏みしているような、少しずつ前に進んでいるような。誰かに手紙を送るような、雑誌です。 「fumifumi」は、5人だけではなく、みんなでつくる雑誌にしていきたいと思っています。そこで、今回、polcaを立ち上げました! 雑誌の制作には、初回は売り上げが見込めないまま、印刷費や制作費がかかってしまいます。わたしたちの思いを応援してください!  雑誌「fumifumi」に、あなたの名前を掲載します!を支援のおかえしとして受け取ることができます。polca.jp

この話はまた次のnoteで。

いつだって不安だし、かっこよく生きていたいけどそうもいかない。たくさんの「本当は」が私を追い込んでくるけれど、そんな自分を愛してあげられるようになりたい。

そして、みんながありのままの自分でいいんだと思えるようになってほしい。

そしたらきっと、眠れないまま迎えた夜明けも、少しは好きになれるはず。

そんな想いをZINEに込めて、大切な人たちに送りたい。


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