【STORY plus通信 vol.9】人の心を動かすために必要なこと
STORY plus畑です。
前回は数か月ぶりのSTORY plus通信の配信となりました。
そのところ、「配信するなら定期的に決めた間隔で配信をしなさい!」と
ある方からアドバイスをいただきました。
この方とは10年以上のお付き合いがあり、私の人生において、出会えて本当に良かったと言える、私に良い影響を与えてくださる方のお一人です。
STORY plusの創業時、創業以降もお世話になり、私が誤った道に進まないように、いつもここぞというタイミングで考えさせられる「問い」を投げかけてくれます。
今回も自分では配信をサボっている感覚があったので、指摘をされたことでハッとしました。
ということで、今後は月に1度の配信にしていきたいと思います。
内容についても、少しでもみなさんにお役に立つものにしていきたいと思います。
ではSTORY plus通信 vol.9です。
(前回のコラムはこちら→ https://note.com/storyplus0303/n/nb65c5d1f96bb)
今回は
・人の心を動かすために必要なこと
・笹舟のように生きる。
・あとがき
です。
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人の心を動かすために必要なこと
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リーダーには「人の心を動かす」ことが求められます。
その際のアプローチにはいろいろなものがあります。
・精緻なロジックで語りかける。
・報酬などのニンジンをぶら下げる。
・責任感を持たせるような仕組みを作る。
どれもその時々で必要なことかもしれません。
しかし、私は何よりもリーダーが「自分の言葉で想いを語る」ことが大切だと思います。
先月は多くの企業で新入社員の入社式が行われました。
みなさん、あるいはみなさんの会社の社長はどのような言葉を新入社員にお伝えになられたでしょうか。
先月、代々木アニメーション学院の入学式で、特別CEOの江頭2:50氏がスピーチをしました。
決してきれいな言葉ではありません。上手なプレゼンでもないかもしれません。
しかし、江頭2:50氏の「想いが自分の言葉」で語られています。(内容は、私は大好きです。)
江頭2:50氏の芸風に対しての好みは分かれるので、無理強いはしませんが、
ぜひリーダーの方は同氏のスピーチをご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=6-3gTpjkZzw
(動画時間の6:00あたりから14:00くらいまでが該当のスピーチです。)
今、牛丼チェーン店の役員の方の発したコメントが社会的問題となっています。
確かに、言葉を選ぶ必要はあります。言葉は時に、人を傷つける鋭い武器になります。
しかし、当たり障りのない表面的な内容の言葉では人の心を動かすことができないのも事実です。
リーダーは言葉を大切に。
「自分の想いを、自分の言葉で。」
ご参考までに。
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今月のひとこと「笹舟のように生きる。」
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先日、某上場企業の役員と話をしていた時に出てきた言葉です。
その会社の社長がなぜ成功したのかという話の中で、
その社長は外部から入社してきた後に「笹舟」のように社内を立ち回ったというのです。
私の生き方の指針にしている「川の水の流れのように生きる。」と
非常に近しい考え方だったので、興味深く話を聞いていました。
決して、周りに迎合する、受身的に生きる、ということではありません。
しかし、流れに逆らわず、始めから「自分」のことばかり主張せずに、
耐えるときは耐え、しかし、そのような中でも自分の意志を持ち、意見を主張しながら、
コトを進めていき、結果的に周囲の信頼を得る生き方です。
理屈的には一見、矛盾しているようなことを言っているかもしれませんが、
あくまで生き方、姿勢の話です。
私も経営幹部の方の転職支援をしていて、入社前に見えてくる候補者の方々の言動を見ながら、その方のリーダーとしての力(サイズ感)を推し量る時があります。
それは、入社時のポジションに固執し、とにかく自分の思っている通りに動けるかをとても気にする方とポジションへの強い固執はなく、あとは入社してやることをやりますと言い切れる人かどうかです。
もちろん、ポジションは物事を進めやすくするための手段です。
自分のやりやすい環境であるか否かという環境要因も重要です。
よって、それ自体は否定をしません。
しかし、実際の経営は、結局のところ、よく分からないことが次々と起こるわけなので、結局はそのようなことは自分で打破していくしかないのです。
スタンス論としては、そこ(ポジションや環境)ばかりに固執してしまう方というのはやはり、どこか自分に自信がないのかもしれません。
そして、笹舟のように生きる。川の水のように生きる。という生き方は、
意外に、楽であり、幸せな生き方だったりします。
ご参考までに。
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あとがき
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今回もうちのお兄ちゃんネタで恐縮ですが、先日の野球の練習で大声を出させて、マインドを鍛えさせるという若干、昭和的な訓練がありました。
そこでコーチが選手に言わせた言葉が面白く、
久々に涙を流して選手たちの声出しを聞いてしまいました。
その声出しの内容は、
「楽しく、明るく、元気よく、そして馬鹿になれ!
食わないやつは負け!、痛いのは気のせい!、血が出るのは生きている証拠!」
メッセージの後半にいくにつれて、危ない内容になっていきます。苦笑
今の時代、完全にアウトかもしれません。いや、アウトです。苦笑
この内容に対しての賛否両論はあると思います。
しかし、心の持ちようで、事実の解釈が変わることを考えると、
こういうマインドセットを持っていることは100%悪な訳でもありません。
ちなみに、これを言わせたコーチは実は選手から非常に人気があります。
そのコーチを見ているとそれも納得できます。
なぜならば、そこに「愛」があるからです。
今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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「想いをつなぎ、未来を創る。」
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株式会社STORY plus
https://story-plus.co.jp/
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