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【特別公開】コーヒーブレイク:1. 課題小説を読もう "「私」物語化計画"

次代のプロ作家を育てるオンラインサロン"「私」物語化計画"。5回にわたる講義、ストレッチ(準備運動)が終了した。今回は本編突入前のコーヒーブレイクた。タイトルは「コーヒーブレイク:1. 課題小説を読もう」課題図書は太宰治「メリイクリスマス」だ。

Webサイト上にコーヒーブレイクの概要が全文公開されている。太宰治「メリイクリスマス」は青空文庫やAmazonを利用すれば無料で読むことができる。太宰治「メリイクリスマス」は400字詰め原稿用紙で20枚ほど、文字数6500文字ぐらいの掌編だ。ちょっとした空き時間に、読んでいただければと思う。

以下、このコーヒーブレイク、そして課題図書を読んでの、わたし個人の感想(お願いも)だ。

わたしの感想

今回は課題図書となった。オンラインサロンの参加者は太宰治「メリイクリスマス」を読み、来週には山川健一さんがの構造分析をすることになっている。

それだけではおもしろくない。

オンラインサロンに限らず、小説の書き方や読み方を教える教室などでは受講者がどうしても受け身になりがちだ。もちろん、誰かから何かから物事を教わるのは重要だが、書き手であろうと読み手であろうと、与えられたものを吸収するだけでは次のステップへ進めないのでは?と思っている。能動的な姿勢が必要だ。

というわけで、わたしなりに、太宰治「メリイクリスマス」の分析をしてみる。頭のなかでぼんやりと思っているのではなく、しっかりと言語化してみる。まるっきりゼロではなく、その小説に対して自分なりの捕まえ方を持っておく。

ただ、ここには、わたしなりの分析は書かない。その代わりに、軽いお願いをひとつ。

もし、よければ、いっしょに太宰治「メリイクリスマス」の分析をしてみませんか?

「小説の構造を分析なんて、むずかしそう……」。そんなことは言わずに。単純に作品を読んで感じたことを文章にする、それでいいんです。乱暴に言えば、小説の解釈なんて、それぞれ個々の好き勝手でもいい。小説の分析に絶対の正解はありません。他の人が書いた文章を読んで「こんな考え方もあるんだ……」というのが、小説の面白さでもあるんです。小説で遊んみましょう。みんなで遊んでみましょう。短い文章でもOKです。もし、書いてもらえるなら、ハッシュタグ #課題小説を読もう を付けてください。読みに行きます。拾いに行きます。

残念ながら、オンラインサロンに参加していない方には山川健一さんの構造分析は読めない。ここでそれを転載することもできない。オンラインサロンにはプロの作家が参加している。でも、その方たちのコメントを引用することも難しい。その点は、ごめんなさいだ。気になる方は、ぜひ、申し込んで欲しい。で……、

どうですか?いっしょに、太宰治「メリイクリスマス」の分析をしてみませんか?

ひとりでもやってくれる方がいれば、わたしもnoteに自分なりの分析を書きます(小声…)。



Text:Atsushi Yoshikawa

(注)感想はあくまでも、わたし個人の感想です。決して、"「私」物語化計画"の講義に対する正答や正解ではありません。また、ここでのお願いも、わたし個人で勝手にやっていることです。

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