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「Marvel's Avengers」はオタクにあったけぇゲームと申したい!

どうも、ストーム久保です。

今回は2020年9月3日発売、PS4/xboxONE/steam/STADIA 対応ソフト
Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」について、いろいろ執筆してみました。

2019年に発表されてから、約1年。発売を待ちに待ちましたマーベル作品のヒーローを動かし、敵をなぎ倒すアクションゲーム。
ドッカンバッタン大暴れしたり、そこら中で派手にやったりたい高まりすぎたモチベーションから、発売日に購入した次第です。

しかし、残念なことに「Marvel's Avengers」はいろいろな批判を見かけます。
やれ声優が実写映画と違う、ハルクが雑魚敵を一瞬で倒せない、主人公の女の子は誰?バグが多いなど、など...
あまりネガティブな話から始めるのは嫌ですが、中には事実もあるので避けては通れないことです。

しかし、中には「あいや、待たれ~い!」と一言申したい批判もあります!

なので今回は私、ストーム久保が「Marvel's Avengersの推しポイント」をいくつか紹介するべくnoteを作成しました。
個人の考えなので、あくまでも1つの意見として温かく見ていただけると幸いです。

''俺たち''の目線で進むストーリー

このゲームの主人公は今では世界中の人が聞いたこと、見たことあるであろうヒーロー「キャプテン・アメリカ」や「アイアンマン」といったリーダー、主役が似合うヒーローではありません。

世界的になったヒーロー達ではなく、いったい誰が主人公を勤めるのか?

期待と不安を浴びながらも、主人公に選ばれたのは10代のヒーロー好きで、日々ファン活動に勤しんでいるただの「ヒーローオタクの女の子」
ミズ・マーベルこと、カマラ・カーン(以下、カマラ)です。

ファンイベントに置いてあったヒーロー達の巨大看板の前で撮影する
オタクの鏡 カマラ・カーン

カマラ?正直、知らない方も多いかと。
マーベルコミックスの実写映画シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」(通称、MCU)にはまだ登場していないヒーローなので、日本では特に知名度が低いヒーローだと思います。

そんなヒーローがリーダー格、主役級のヒーロー達を差し置いて今作の主人公を務めることに対して、やはり批判的な意見が出ています。

私もプレイ前は『何でキャプテン・アメリカとかが主人公じゃないんだろう』と疑問に思いました。もしくはメインとなる主人公は設定しないで、各ヒーロー全員が主役!という形なのかと。

しかし、プレイしてみるとはっきりわかります。
今作で重要なある役割を担えるのが「ただのヒーローオタク」な、カマラだからです。
その役割とは、理由とは、カマラが主人公に選ばれた必要性について書きなぐっていきます。

以下、ストーリーのプロローグのことを少し触れながら進みます。
冒頭部分だけですがネタバレも少々含まれていますので、あらかじめご了承ください。

ファンだからこそ、世界に入り込める

物語の始まりは、カマラがお父さんとアベンジャーズのファンイベントに行くシーンから始まります。

本物のアベンジャーズに会えるぞ!

イベントに到着したカマラは、受付で会場内にあるゲーム機で高得点を出すともらえるコミックスを5冊集めるとVIPパスをもらえると聞いて大興奮。

コミックスを集める為に会場を駆け巡るのですが、その途中でやっかいオタクとエンカウントしますが、ヒーロー名言引用マウントで圧勝します。図らずとも、プレイヤーにオタクとしての格の違いを見せます。

また、ヒーロー達が身に着けていた武装の展示を眺めて悦に浸るシーンでもオタク感が強く、ゲームをプレイしている同じくオタクな私は、段々とカマラに親近感以上の何かが沸き始めていました。

中でも、フロアでヒーロー達と出会った時の表情がTHE・オタクだったのが非常に好印象でしたね。

本物のブラック・ウィドウが現れた衝撃で自我を保てなくなった
オタクこと、カマラ・カーン

コミックス集めのイベント毎に表現される「オタクあるある」に唸っていると、気がつけば私はカマラの視点で物語を楽しんでいました。
そうです。本当にただのオタクなんです、カマラは私たちと同じように。

アイアンマンのおもちゃをつけて遊んだり、ヒーロー達の名言をぶつぶつと唱えたり、憧れのヒーローの前できょどったり、その姿はヒーローではなく、私たち(オタク)そのもの。

この次々に披露される様々なオタクムーブをおこなえるカマラだからこそ、同じオタクな私がすんなりヒーローとヴィランが苛烈に戦う非日常的な世界に深く入り込めたと思います。

もしも主人公がアイアンマンだったら、プロローグはきっとノリのいい曲を流しながら空からカッコよくアイアンマンが登場したでしょう。
しかしそうだった場合、没入感は薄いはずです。
もちろんそれを望んでいた人は多かったからこその批判の声なのでしょうが。

アイアンマンのデザイン、仕上がりすぎでは?

しかし、私はゲームに対して望む要素で没入感が非常に重要だったので、シンクロしやすかったカマラ・カーンが主役に選ばれた方がありがたかったです。
同じように、カマラにシンクロして世界に没入した人が私以外にも居るはずと信じています。

だからこそ私は言いたい!
Marvel's Avengersこそ、マーベルファンがやるべきゲームである!』と。

まぁ「ミズ・マーベル」が今後ドラマ化される話もあるので、今のうちから知名度を上げるために抜擢!とか大人の事情という可能性もありそうですが、一旦この話は置いといて...

プロローグでカマラにシンクロできたことで、そこから先の「オタクからヒーローになる成長物語」は、まるで自分もヒーローになっていくような子供のような感覚を味わえました。
ヒーローになる。これは、いくつになっても嬉しいものです。

ですよね?

私だけ?

また、ストーリーはオリジナルストーリーなのでグラフィックと相まって、映画を見ているような感じです。
ソフトを買って、起動させたら君はアベンジャーズだ。

はぁ...はぁ...いいよぉ...とてもいいアングルだよ...

推しポイント2「フォトモード

このゲームには、フォトモードが搭載されていて好きなタイミングで撮影することができます。

ただプレイ中のヒーローを中心とした周囲しか取れなかったり、ムービー中や特殊な移動、必殺技中はカメラを操作できないなどいくつか制限はあります(アップデートで改善希望!)

どのヒーローもモーションが素晴らしい出来なので、動かしているだけで楽しいうえに、好きタイミングで撮影できる。もうテンションが上がりっぱなし、それはハルクのパワーと同じく青天井でした。

おかげさまで、ストーリーが全く進められません。
敵と戦っている最中も、いかに良い構図で撮影できるかばかり考えていて、気がつくと体力が無くなりゲームオーバーになることも頻繁にあります。

モデリングも素晴らしい作りで、見たことある衣装、アーマーから、始めて知るものまで幅広くあるもの嬉しいポイントです。
課金で獲得もゲーム内でドロップするアイテムでも衣装やアーマーは買えます。
ただ私のオススメは課金して買う方。なぜか?

課金した場合、次のMCU作品に活用されるかもしれませんので実質映画関係者になれます。やったでおい。

「Marvel's Avengers」は、こういったモードや作中に出てくる細かい部分に制作者の「マーベル愛」が垣間見えます。
その愛をファンがしっかり気づくように、わかりやすい形でゲーム内に落とし込んでいるのもありがたい。

ファンの気持ちをしっかり汲み取ってくれた、素晴らしい作品になっています。

ムチも振ります

ここまで推しに推してきましたが、実は唯一不満なことが1つ。
それはバグが多いこと。
これはコロナの影響で一度発売が延期していますから、仕方ないといえば仕方ないと思います。

バグの種類はいくつかあるのですが、今回は一番笑えたバグを紹介。
それは店に入ったら「戻るボタン」が無くなって何か買うまで外に出れなくなったバグです。

『買わないと出さない』

まぁ、バグ関係は昨今のゲームではよくあること。
ゲームのプレイに支障があるようなバグは今のところ起きていませんので、特に気にせずプレイできます

それにしばらくすれば、改善パッチが配信されて治る良い時代ですから。

なんならお詫びに「詫びアイアンマンスーツ」とか配布されますよ。

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以上が私が「Marvel's Avengers」を推す理由になります。

早い話、ファンだからめっちゃくちゃ刺さった!ということです。
長ったらしくてすみません。

ここまでファンの気持ちを考えて作られたキャラゲーというのは、中々無いのでマーベルに少しでも興味ある方はぜひ。
マーベル沼にすでに入っている人は、さらに下へ落ちていくので早めにアッセンブルすることをオススメします。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
少しでも暇つぶしになっていれば幸いです。

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また、次回お会いしましょう!

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