「前向きな頑張り屋」が新しい仕事が不安なワケ

私は、過程よりも結果を重視するタイプだし、成長欲が強いし、ちょっと見栄っ張り。

できることを増やしたい、成果を出したい、期待に応えたい、評価されたい、という気持ちから、仕事を与えられれば意欲的に取り組む方だ。周囲からは「前向きな頑張り屋さん」だと言われる。


仕事で大事にしているのは、慣れた仕事であっても前回よりもできることを増やすこと。
知識を増やしたり、判断軸を明確にしたり、生産性をあげたり…少しずつできることを増やしていくのが楽しい。

特に新しい業務は増える知識量も経験も多く魅力的で、数ヶ月先を考えれば「どんなにできることが増えるだろう」とワクワクする。

ただその一方で、1週間先や1ヶ月先を考えればソワソワする。


当たり前のことだけれど、与えられた仕事には手放す可能性がついてまわる。
周りに比べ成果が著しく低ければ、その仕事は他の人のところに移る。社内の誰かか、競合のどこかに。

評価は下がったとしても挽回の余地がある。しかし仕事には次の機会がいつかわからないものもあるのに、自分の力不足で仕事を手放すことになれば、それはちょっとした悔いになる。

どうやらそれが不安のタネらしい。


(あとがき)
冷静に考えれば、私にはやりたい仕事がたくさんあり、全部をやることはできない。
だから、願わくばよりキャリアアップにつながるものという軸で選択したいし、それを上司にも相談している。

そうであるならば、仕事の割り振りが上司(私よりも経験豊富な人)の評価と判断で行われるのは心強いことだと思えてきた。そう不安がることではなさそうである。

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