カフェインレス生活に目覚めたワケ

私は週に何度もスターバックスラテを飲む。職場の近くにスタバがあって、ちょっとした息抜きやランチに使い勝手がよく、もう3年くらい通っている。加えて、コンビニのカフェラテも毎日1〜2杯飲んでいた。

「カフェインのとりすぎは身体によくない」
「睡眠の質が下がる」
「ひいてはQOLが下がる」
と耳にしたのはもう5〜10年以上前。

しかし、朝の寝ぼけ頭を覚ますこと、夕方の眠気を振り払うことには、カフェラテの力が必要だった。
眠気覚ましにはカフェインより歩くほうが効くと聞いても、会社務めの身、社内外のmtgはじめ勝手に席を立てない時間が多く、現実的ではなかった。かんたんに言ってくれるなよと心のなかでひとりごちていた。


そんな私が最近、カフェインレス生活に目覚めた。スターバックスラテはディカフェにするし、コンビニのカフェラテは買わなくなったし、お茶はカフェインゼロを選ぶ。
この前ファミレスのドリンクバーを前にしたときは少し困った。もともとジュースは控えるようにしているので、カフェラテかココアか紅茶を飲んでいた。しかしカフェインが入っている。そこで白湯を飲んだ。(友達には紅茶のティーバッグを入れ忘れたと思われた。それはそうだろう。私だってそう思う)


カフェインレス生活に目覚めたきっかけは、睡眠時間が伸びたこと。少し前まで毎日4〜6時間だったのが、最近は6〜8時間取れるようになった。すると体調がすこぶるいい。日中眠気を感じないし、1日を通してのパフォーマンスも上がった。眠気覚ましのカフェラテは必要なくなった。

一方で、もともと良いいとはいえない寝付きが、さらに悪くなった。思えば今までは睡眠不足が手伝って気絶するように眠っていたのかもしれない。しかし今は、寝付くまで布団で1時間以上ごろごろする日々。どうしたら改善できるだろうと考えていて思い出したのが「カフェインのとりすぎで睡眠の質が下がる」ということだった。

翌日から、ランチのスターバックスラテをディカフェにした。初めて「ディカフェで」と頼むのは少しソワソワした。そんなソワソワが落ち着いてきた頃、寝付きがよくなってきたのを実感した。少し前まで布団に入ってから考え事が捗ってしまうようだったのが、布団に入ると頭がぼうっとしてくるようになった。驚くべきことである。

きっと睡眠時間が保てている限り、私はカフェインレス生活になることだろう。一度メリデメの味をしめれば、自分の得する選択をするのが人間だもの。

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