【対面企画】「44歳2児の母、完全無所属で挑む―2023年東京都北区長選挙激闘記―」を開催しました!
大隈塾コミュニティ7回目の対面イベントは、2023年の東京都北区長選挙に無所属で挑戦し、惜しくも僅差で敗れたこまざき美紀さんをお招きしました。
こまざき美紀さんは福島県のご出身。埼玉県戸田市役所で15年ほど勤めたのちに、北区議会議員に立候補、トップ当選を果たしました。
4年間の区議時代には850件もの区民相談を受け、数多くの政策を実現。
しかし、区議のままでは実現できることに限界を感じ、区長選挙への出馬を決意されました。
今年の北区長選挙の構図は
の4者で1つのイスを争う大混戦でした。
その戦いに名乗りを上げたこまざき美紀さんは、政党の支援を全く受けない完全無所属候補。
それでも彼女を区長にしようとボランティアが300名集まり、数の力と勢いで政党候補を圧倒、追い詰めました。
結果は現職の区長を破ったものの自民、公明、維新の3党が推す候補に約7000票差で負けて次点。それでも区民相談が止まず、街を歩くと「よくがんばったね」と声をかけられることがいまだにあるそうです。
今は新たに介護のお仕事をして現場で学びながら、資格の取得にも向けて勉強されているそうです。
こまざき美紀さんが政治の道を志したキッカケは、自身が出産をした直後に「産後うつ」になったことでした。
そのときに区の子育てサポートサービスをお願いしたら、不十分でなく、問題点が多かったことから、有志で「北区はたらくママ★ネット」という団体を立ち上げました。
ママさん同士の対話の場をつくり、実際に役所に改善を求めて声をあげるなかで政治の役割を実感し、区議に挑戦、トップ当選を果たされました。
残念ながら今回の区長選挙は残念な結果に終わりましたが「それでも悔いはない」とこまざきさんは語ります。
この前向きさ、親しみやすさ、何より誰よりも「社会をよくしたい」という思いが強いこまざきさんだからこそ、ボランティアが300名も集まり、あと一歩まで迫ることができたのでしょう。
会場からもたくさん質問が出てきて、大いに盛り上がりました。
こまざきさん、ご参加のみなさま、ありがとうございました!
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