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ストア哲学を現実に役立てる方法

どうも、ストレスの多い現実をストア哲学でなんとか乗り切ろうと日々試行錯誤しているセネカ太郎です。

2児の父でサラリーマンの私のような属性に限らず、現代日本に生きる上で完全ストレスフリーな人ってほぼいないと思います。



みんなそれぞれ自分なりのストレス対処法みたいなのがあると思うんですよね。
人によって十人十色あると思いますが、私がおすすめするのはストア哲学です。

ストア哲学と聞いても何それ?という日本人が大多数なのはわかっています。
私はたまたま学生時代に知識だけはあったのですが、その有用性に気づいたのは社会人になってからです。

ストア哲学とは〜と語り出したいのはやまやまですが、読者がこの記事から離脱する前にストア哲学のメリットから先に列挙します。

ストア哲学のとてつもないメリット3選


①不安やストレスに対する耐性が強化され、心の安定を保つことができる

②重要なことに集中し、無駄な時間やエネルギーを減らすことができる

③理性的な消費や投資の判断ができ、経済的な安定が得られる

この3つはストア哲学を実生活に活かすことで得られるメリットの中でも個人的に最も知っておいてもらいたい3つですね。
この3つを得られるだけで人間の抱える悩みの8〜9割くらい解決しそうですね。
ほかにも列挙すればキリがないくらいメリットがありますが、例えば

・対人関係のトラブルが減少する

・足るを知り、日々の生活に満足感を得られる

・困難な状況にも冷静に対応できる精神的な強さを身に付けられる

・一時的な快楽ではなく、持続的な幸福を追求する生き方が身につく

・心身の健康を大切にすることで長期的な健康と幸福を実現できる

などのメリットがあります。
ここまでのメリットを全部享受できたら悩みの99%くらいなくなりそうな勢いですね。

では、実際にストア哲学がどう実生活に役立つかを以下に概略を書き記し、今後の各記事で詳しく掘り下げていきたいと思います。

ストア哲学が実生活にどう役立つのか


ストア哲学は、古代ギリシャ・ローマ時代から受け継がれてきた哲学の一つで、現代の生活にも多くの教訓を与えてくれます。

1. 内面の平穏を得る

ストア哲学の中心には「アタラクシア(心の平穏)」があります。私たちは日々、多くのストレスや不安にさらされていますが、ストア哲学はこれらの感情を乗り越える方法を教えてくれます。

例えば、エピクテトスは「私たちがコントロールできることに集中し、コントロールできないことは受け入れる」ことを勧めています。この考え方を実践することで、無駄な心配を減らし、内面的な平穏を得ることができます。

2. 自己コントロールの重要性

ストア哲学は自己コントロールを非常に重視します。

私たちは欲望や感情に流されやすい存在ですが、ストア哲学はそれを克服するための手段を提供してくれます。

例えば、セネカは「快楽を追求するのではなく、自己制御と理性を大切にする」ことを説いています。

この教えを実生活に取り入れることで、健康的な生活習慣を維持したり、無駄な浪費を防ぐことができます。

3. 人間関係の改善

ストア哲学は他者との関係にも多くのことを教えてくれます。

例えば、マルクス・アウレリウスは「他人の行動を変えることはできないが、自分の反応を変えることはできる」という主旨のことを述べています。

この考え方を日常の人間関係に応用することで、対立や誤解を減らし、より良い人間関係を築けるようになる確率が上がります。

4. 目的意識の持ち方

ストア哲学は「目的意識を持って生きること」の重要性を教えてくれます。
人生の目的を見つけ、それに向かって努力することは、充実感を得るために不可欠です。

セネカは「どのように生きるべきかを考え、それに従って行動する」ことを強調しています。

この教えを実践することで、仕事や趣味、家庭生活においても明確な目標を持ち、達成感を得ることができます。

5. 日々の小さな実践

ストア哲学は大きな変革を求めるものではなく、日々の小さな実践を積み重ねることを推奨しています。

例えば、毎朝瞑想をする、自分の恵まれていることに感謝する、他人に親切にするなど、小さな行動、ひいては習慣が長期的な変化を生むことを教えてくれます。

ストア哲学は、現代日本においても多くの教訓を与えてくれるまさに普遍的な知恵です。

これからも、ストア哲学の教えを通じて、皆さんの日常生活がより豊かになるような情報を提供していきたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これから、どうぞよろしくお願します。


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