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突然、難病に罹ったけど組織のアジリティの高さに助けられて、そのまま働き続けて成果を出せている話

こんにちは。
ストックマーク Co-VPoE の岩瀬です。

スタートアップは、歴史を積み重ねてきた企業と異なるため、個々の社員の出来事に対して、未経験なケースが多くあります。
たとえば、メンバーがやむを得ず休職してしまう場合などがあります。社員数が多ければ、すでに判断済みの事例が多いことから、その類型に従って対応すれば良いでしょう。
しかし、スタートアップは、未経験の事象が発生した都度、その事象にとって良い判断を新規に下す必要があります。

このような経験のない・例外的な事象が起きた場合というのは、組織としてのアジリティが試される機会になります。
今回、ストックマークのアジリティの高さが発揮されている例を、データアナリストの松田さんへのインタビューを通じてご紹介します。
また、メンバー個人個人のパフォーマンスを最大限発揮できる環境・ポジションを用意できる会社である、という点も併せてお伝えします。


今回は、データアナリストとして活躍いただいている松田さんに色々とお話を聞いていきます。まず簡単に自己紹介をお願いします!

松田)  2020/3 からストックマークで働いている松田です。ストックマークには、もともとエンジニアとして入社したのですが、現在はデータアナリストとして働いています。お客様の利用状況などを分析して、プロダクトの改善を行ったり、また分析のためのデータ基盤の整備を行ったりしています。よろしくお願いします。

オンライン上で話す松田さん

入社時から職種を変えているようですが、きっかけはどのようなものですか?

松田) 入社してしばらくは、Asalesというプロダクトを開発していました。ストックマークは、カスタマーセントリックな文化があり、その中で働くうちに、エンジニアリングそのものへのこだわりが薄れ、プロダクトの成長そのもに貢献したいという気持ちが強くなりました。この時点で、エンジニアという職種で居続けなくても良いと思いはじめました。

なるほど、だんだんこだわりが薄れたんですね。 追加で、なにかきっかけがあったでのしょうか?

松田) 2つほどきっかけがありました。1つは、自身が携わるプロダクトがAsalesからAnewsという別のプロダクトに変わったこと。もう1つは、精神不調ではないのですが、病気で体調を崩してしまったことです。入院が2ヶ月あり、一時的に働けない状態になりました。実は、その裏で難病告知を受けており、茫然自失期間も1ヶ月ほどありましたね。(笑)

退院後も、もともと持っていたスキルが発揮しにくくなり、かつ、体調も芳しくないことからモチベーションも下がり、パフォーマンスが落ちている、と自身で認識しはじめました。午前中に体調が悪くなることも多く、チームで働く時間にあわせにくくなった、という事象も重なりました。

モチベーションの低下などについて、どう対応していったんですか?

松田)  ストックマークでは、1on1を通じてマネージャとプライベートの深いトピックについても話しています。実際に、当時のマネージャと個別に話をして、「今のエンジニアというポジションよりも、プロダクト全体をみて必要なデータアナリストのほうが、Will / Must / Can それぞれにあっているのではないか?」という打診を受けました。

もちろん、すぐに意思決定したわけではないのですが、データアナリストの必要性、データアナリストの業務の解像度を、マネージャとの複数回の1on1を通じて高めていった結果、納得してロールを変えることにしました。前職が研究職だったので、仮説検証や論理的思考などの素養はもともとあって、それが今のロールとマッチして力を発揮できています。

このポジションを用意してくれたのは、とてもありがたくて、体調にあった働き方ができています。

ポジション変更提案などの期間は、だいたいどの程度の期間だったんですか?

松田)  だいたい1ヶ月以内にすべての対応が決まりました。

1ヶ月!これはかなり早いですね。

松田)  ストックマークの企業文化には、「革新」という言葉が多く使われています。私のケースは、会社として経験がないイレギュラーだったケースだと思いますが、「革新」へのアジリティが発揮された形かな、と思います。

現在は、どのように働かれているんですか?

松田)  リモートワークを上手く活用して働いています。出社は月1回ほどです。
ストックマークは、「場所と時間にとらわれない」働き方を認めています。価値を創造するために、もっとも適した働き方を個人で選択しており、かつ高いパフォーマンスを出せていると思います。リモートワークレベルの高いメンバーが多い点も効いていると思います。

ありがとうございます! 最後にこの記事を読んでいただいた方に、一言お願いします!

松田)  「スタートアップで働いている」と言うと、「パフォーマンス落ちたらクビになるの?」とか言われますが、全然そんなことないです!笑
今回の例で、パフォーマンスの問題も、コミュニケーションと組織のアジリティで解決できるんだ! と実感しました。ストックマークはその文化がしっかり醸成されていると思います。

「こんな背景もあるよ~」と、温泉の背景にしてくださった松田さん



松田さんへの対応は、ストックマークの組織としての柔軟性・アジリティが実際に発揮されたケースかと思います。

ストックマークでは、お客様に "革新" を起こすだけではなく、自社も継続的に "革新" していきます!

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