練習試合デモトレード20→4182三菱瓦斯化学20091016振り返り記録〜成功するかは振り返りができるかどうかにかかっている〜
試してみたこと
エントリーその①
それまでの流れ 上昇→横ばいの後、下落してきた
その後の動き仮説 上昇前の安値付近で一旦反発する確率が高い?
入口(売買のタイミング) 短期線折り返し かつ 陽線 かつ Wボトムになりそうな形
出口(損切り) 短期線割れ 安値割れ
エントリーその②
それまでの流れ 下落が一旦終わると思われたポイントをさらに割った
その後の動き仮説 次の短期線折り返しで反発する確率はさらに上がる?
入口(売買のタイミング) 短期線折り返し かつ コマが多い横並び
出口(損切り) 短期線割れ 安値割れ
エントリーその③
それまでの流れ 下落中の下げ止まりに2回失敗した直後に反発
その後の動き仮説 下げ止まりの2回失敗かつ節目も割った後は反発する確率が非常に高い?
入口(売買のタイミング) 安値節目割れの後、下ひげからの陽線
出口(損切り) 安値割れ
エントリーその④
それまでの流れ 下落中の下げ止まりに3回失敗したと思われたが、大きな陽線で折り返し
その後の動き仮説 エントリーその③と同じ
入口(売買のタイミング) 安値割れ直後、大きな陽線
出口(損切り) 安値割れ
エントリーその⑤
それまでの流れ 下落から長期線を越えて上がり続け、下落前の安値帯付近到達
その後の動き仮説 下落の後長期線を越えてくる場合、前の高値安値帯で一旦折り返す確率が高い?
入口(売買のタイミング) 前日を越えられない かつ 陰線 かつ RSI高い
出口(損切り) 前回高値越え
今回のデモトレードで学べること(=手が止まって考えた場面で何をしたか、あるいはすべきだったか)
①上昇→横ばいから下落してきて下げ止まりそうな時、どう判断し行動するか
②下落から一旦反発すると思われたがさらに割った時、どう判断し行動するか
③下落の下げ止まりに2回失敗した後反発の動きを見せた時、どう判断し行動するか
④下落の下げまりに3回失敗したと思われたが再反発した時、どう判断し行動するか
⑤下落の後長期線を越える動きを見せて下落前の安値高値帯まできた後、どう判断し行動するか
今回はどんなことが学べたか、自問自答していこう
仮説の振り返りと改善ポイント
このデモトレードを言葉でまとめるのはいつもに増して大変だった。
何度も仕掛け直しがあり、
その度に考え直す必要があるからだ
ずっと下落、ずっと上昇の状態は、
逆張り狙いにとっては最大の難所となる。
これは何度も失敗してきた中で思い知らされてきた教訓だ。
この難所をどう乗り越えていくかを考えてみたい。
エントリー①の振り返り
振り返ってみても入り口としては悪くないと思う。
むしろいいと思う。
ただ、どんなに良くても100%はありえない。
だとすると、ここで振り返るべきは「いかにうまく損切りするか」
考えたことは2つ
1、損切りした日が最善だった。
完全に短期線をわったと判断するには、
短期線から明らかに離れるか2日割り続けるかどちらかが欲しい。
2、前日のコマで一旦抜けた方がよかった。
コマで短期線を跨いではいるが、
終値基準で考えると短期線は越えられなかったとみることもできる。
一旦抜けた後やっぱり短期線を越えてくるなら、
そこから入り直せばいいという考え方。
どっちでも良さそうだが、損切りの場合どちらが損失をより減らせるか。
おそらく2の方だろう。
こまめな損切りは長期的には損はしない。
ここをもっと突き詰めていけばもっとうまくなれると思う。
エントリー②の振り返り
下げ止まり2度目のチャレンジ。
気になっていたのは800円ちょい上だったこと。
一度800円も割ってから返ってくるパターンも頭の中にはあった。
ここで仕掛けた場合、800円までは耐えたほうがいいと思ったので、
仕掛けても小さなポジションでお試しという程度になった。
損切りまでの距離が遠いので、あまりいい入り口ではないと判断した
結局800円を割ってから損切り。
出口も良くなかった。
ここで入った場合、短期線を割った時点で損切りした方が良かったと思う。
その後また短期線を越えてきたら入り直す。
エントリー①と同じ考え方で良かったんじゃないかな。
様子見もありかもしれないが、
下落の下げ止まりを捉え損なう可能性がある。
ずっと下落を逆張りで攻略するには、
下げ止まりに失敗する度にポジションを増やしながら仕掛け続ける
だと思っている
この攻略法で行くなら様子見はなしだが、
いい入り口ではないところで反発の可能性が出てきたので
難しいところだった
エントリー③の振り返り
下げ止まりに2回失敗して、800円も割ったので
ここはもう絶対行けると確信めいたものまであったのに失敗した。
こんなこともあるということを学べたので、ある意味とても良かった。
失敗はしたが、このまま4度目5度目になるほど
下げ続けるがあり得なくなるので、
次こそガッツリ仕掛けてやるという気になったのもとてもよかった。
エントリー④の振り返り
結果だけ見ると損切りしなければ良かったとも思ったが、
損切りルールを確実に守るという点で見ると、
「損切りしてからもっと大きなポジションで仕掛け直す」
というのは最善の選択ができていた。
大きく反発してくれたこともあったが、
結果としてはずっと下落との戦いでもプラスになった。
この戦略なら
少なくとも大負けすることはない。
逆張りの最大の難所でも軽傷ですむのなら
全体で考えると全然悪くない。
一度勝負を挑んだら反発を取るまでは引き返さない
これが最善
じゃないとジリ貧をくらうことになるから要注意
とすると2段下げか3段下げの後から狙い始める方が効率的かもしれない
実戦で損切りしたけど仕掛け直すはけっこうきついと思うから。
できるならあんまりヒヤヒヤせずに済むところで
勝負する方法を考えたい
エントリー④の振り返り
狙いとしては悪くないと思うが、入り口が早かった。
損切りポイントまでが遠いことがその証拠。
確かにそのまま下がる可能性もあったが、
それなら見逃し。
損切りポイント近くまできたところで、
陰線陽線関係なくとりあえず仕掛けておくのが良さそう。
損失のリスクを下げれば下げるほど見逃しの数が増えてくる
つまり悔しい思いを多くする。
これをいいことだとするのが
「穏やかに生きていく目的を達成するための手段としての株式投資」
を目指す時の方向性だ。
長々と書き連ねることになったが、
書いているうちに大事なことに気がつくのも
記録のいいところだ。
これからも少しずつ積み重ねていこう。
今回のデモトレードで学べたこと(=手が止まって考えた場面で何をしたか、あるいはすべきだったか)の現段階での考え
①上昇→横ばいから下落してきて下げ止まりそうな時、どう判断し行動するか
→さらに下落する可能性も念頭に置いた上で、ちゃんと仕掛けてちゃんと損切りする。
増やしながら3回仕掛け直せるくらいの小さなポジションから始める
②下落から一旦反発すると思われたがさらに割った時、どう判断し行動するか
→①の考え方と同じ。反発するまで繰り返す
③下落中の下げ止まりに2回失敗した直後に反発した時、どう判断し行動するか
→ここも①と同じ。ポジションを増やしながら仕掛け続ける
④下落中の下げ止まりに3回失敗したと思われたが、大きな陽線で折り返した時、どう判断し行動するか
→ここまできたらもう確信を持って勝負すべし
④下落から長期線を越えて上がり続け、下落前の安値帯付近到達した時、どう判断し行動するか
→横ばい帯がほとんどのはずなので、高値付近まで待つ。
高値まで来なかったら見逃し。
大きなリスクはあえて見逃すことをよしとする