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仕事に夢を持つ大切さ

いーさんです。

今回はこれから社会人になる就活生の方々に向けて「仕事に夢を持つ大切さ」というタイトルで書いてみます。
短い内容なので目を通していただけると嬉しいです。

ニューヨークは世界経済の中心。
しかし、ここ数年テック企業が台頭したことでシリコンバレーや深圳が世界経済における地位を大きく上げている。
シリコンバレーや深圳は今やテクノロジーと起業家の集合体である。
日本では見ることもなければ分かりもしない、大きなスケールの成功を経験している起業家が沢山存在する。そして現地ではこの経験が共有されている。
このような環境で育ったシリコンバレーや深圳の起業家やスタートアップは皆、アメリカや中国に留まらず世界を変えられると信じているし、それが常識とすら思っている。

私は約1年の海外赴任時に夢を追いかけ、シリコンバレーに足を運んだ。サンフランシスコのダウンタウンからはメトロとUberを活用して2時間半位かかっただろうか。Apple、Google、Tesla、Facebook、NVIDIAなどを順に訪れたときに受けた衝撃を思い出す。まるでテーマパークに足を踏み入れたかのような、屋外ミーティングスペース、無料食べ放題のカフェスペース、さらには美容室、クリーニング屋、など。ここで全ての生活が完結するような社屋にいる従業員は皆生き生きと輝いているように見えた。

Google本社

日本の環境では非常に考え難い、わずか20年ほど前に創業された企業の帝国を目撃し、驚かされた。あらゆる次元(職場環境、働き方、ライフスタイル、売上成長率、時価総額、一人当たり生産性)でこれまで見てきた日本の企業との違いに呆れさえした。

「If you can’t see it, you can’t be it」という言葉があるが、正に毎日「でっかく成功することとは何なのか」をまざまざと見せつけられることで感化されるところは多い。そんな場に行ってみると、成功とは意外と身近なもんなんだと感じれるようにもなったのと、成功の形は本当に様々なんだなということも刻みこまれたように思った。

「大きな夢」を持つことは心身の健康への効用も実は大きい。目標を達成して得られる瞬発的な幸福や興奮よりも、達成の有無に関わらず大きな目標や夢に向かって取り組むことで得られる持続的な幸福感こそが幸せな人生をもたらすとされている。幸せな人生を送るためには、幸せを追い求めるのではなく、達成できないぐらい大きな夢を抱き、それに向かって日々取り組むことこそが大切だということがわかった。

就活生の皆様に伝えたいが、企業に勤めているといろんなインセンティブが存在する。多くの場合、昇給だったり、高額なボーナスだったり、あるいはタイトル・肩書で報いることが多い。場合によっては解雇されたくない、今の社会的地位を失いたくないといった後ろ向きな動機付けが利用されることもある。組織としての信頼関係が欠如していればいるほど、恐怖だったり金銭的な報酬に頼らざるを得ないことになる。
日本語で言う「金の切れ目は縁の切れ目」というと、非常に脆弱な組織ということになる。逆に信頼関係が高い組織ではそういった単純なインセンティブに必要以上に頼らずとも組織を束ねることができるし、働いていて楽しい職場環境とも言える。

お金がもっと欲しいから働く、社会的地位を得たいから働く、みんなに注目して欲しいから働くという職業人生ではなく、信頼でき、信頼される仲間と大きな夢に向かって楽しく働きたいから働くという職業人生こそが幸せなのかなと思う。

この記事を読んでいただいている皆様には、自分にとって何が一番大切なのか、大きな夢を持つことの重要性を理解していただけると非常に嬉しい。

このようなタイミングで就職活動をしている事をマイナスと捉えず、全ては自分の為であり、巡り合わせである。
自分の考え方を変える事は簡単で、それにより自分にもたらされる影響は沢山ある。

是非とも前向きに、大きな夢と希望を持って、社会に臨んでほしいし、日本を一緒に変えていきたいと思っている。

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