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「短歌集 だけれど恋をしたくなかった」

寂しくて痛くてとても寂しくてだけれど恋をしたくなかった

さようなら私のことを否定する私を含んだ人類全て

逃げた先にも緩やかに人間がつながっていて逃れられない

幸せの単位が全然分からない 一個一回一生一人?

心まで帰っておいで長いこと待っててくれたのねありがとう

矛盾した心の中で矛盾した自分が金切り声を上げて燃えてる

知らぬ間に猫撫で声になっていた僕はまだまだ庇護されたかった

ぁーこわい信じることがこんなにも怖いことだと思わなかった

ねえ私いい子しなくてよかったの それでも母さん笑ってくれた?

誰のせいなんてホントはどうでもいい

幸せはもうすぐそこまで来ているよ ドアを開いて待ってるといい

夜が来る僕に時間ができるまで君は恋していて構わない

ヒーローは世界に一人だけでいい私の小さな世界に一人

手の届く範囲に自分の幸せが必ず一個は転がっている

この意味をあなたは分からないだろう 死んでないだけマシだと思え

夕暮れに決して多くは望まないどうか誰よりやさしくあって

朝方にあなたのことを思い出す買ってあるっけコーンポタージュ

待っている時間は長い 生きていく覚悟をすると少し足りない

蝉の中生きていたいと大声で泣いた私は大嘘つきだ

ダメだとか思わないでよ いつだって僕はあなたのそばにいるのに

これ以上自分に口出しするんじゃない 自分を信じてくれないくせに

不安だよ だからねたぶんこの道できっと合ってると思うんだ

明日へと流れる雲の隙間から反骨心が顔を出してる

生きるのをもし今止めてしまったら とろけるプリンが二度と食べれぬ

母親の呪いを解くのに永遠に近い時間がかかりそうです

夢が僕をどこかへ連れて行くだろう 幼さすべての手を引き連れて

父親の縄張り内で全員が傷つけ合っている生活だ

悲しみは私の熱いところから出でて涙を焼き尽くしたの

簡単に自分のことを罵倒する言葉無限に止められないよ

将来を信じることができなくてもなんとか生きていけるもんだよ

人間と心の底から繋がりたい僕はいっぴきの竜だった

私から人が生まれてきたときにどれほど暖かに見つめよう

健全と呼ばれる人が本当に世界に存在しているのかな

新しい命が生まれてくることを喜ぶ人に私はなりたい

ばあちゃんに元気な姿を見せたくて会いたいんだと伝えたい今

私より答えを知っているものが私の中で生きろと言った

目に見えぬ不安や葛藤 この先の全てが暗い訳ないだろう

そうだったこれは仕事じゃないのだし
ただただ真剣に遊ぶのだ

父親の顔色を見て母親の厳しいしつけの中で幸せ

ダメなのは自分が辛くなったとき自分を助けてあげないことだ

最初から上手くいくわけないことを知ってるだけで少し楽だな

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