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クリエイティブの力で事業を飛躍させるデザイナーの魅力:部門紹介vol.5

こんにちは。株式会社スタメンの広報担当の上田です。
スタメンは「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」を経営理念に掲げ、複数の事業を展開するTech-カンパニーです。

HRTech領域のSaaS「TUNAG」では理想の組織を作り上げるために各社独自のコンテンツの企画・運用・改善を行い、エンゲージメント向上を支援しています。

TUNAGのプロダクト作りにおいてデザインはとても重要な役割を持っています。またプロダクト以外にも、社内のあらゆるクリエイティブに責任を持ち、社内のパフォーマンスに寄与しています。

今回はそんなデザイナーをまとめている企画部について部長の二階堂さんに詳しくお話をお伺いしました。

二階堂 賢
Web、スマホアプリ制作会社のキャリアで様々なプロジェクトでのディレクション、企画を経験。2019年にHCD-Net認定 人間中心設計スペシャリストを取得。2020年1月にスタメンへ入社。TUNAGのプロダクトマネージャー、プロダクトオーナーとして主要機能の企画、プロジェクトマネジメントを担当。2022年9月よりプロダクト企画部の部長に就任。


まず、企画部にはデザイナーとPdMの大きく二つのポジションが存在しています。今回の記事では、デザインチームについて詳しく取り上げていきます。

1ピクセル、1文字、1色にどれだけの意図がのせられるか

ー デザイナーのミッションについて教えてください。

まず、スタメンのデザイナーはプロダクトデザイナーとコミュニケーションデザイナーの2パターンに分かれています。

プロダクトデザイナーは開発する機能が持つ価値を確実にユーザーに届けることをミッションとし、かつそれに伴う使いやすさであったりコミットしていきます。

コミュニケーションデザイナーは主にTUNAGのマーケティングやコーポレートと連携して様々なクリエイティブを作っていきます。会社として、事業としてのメッセージを見る人や読む人に確実に伝えるということをミッションとしており、それらをグラフィックやライティングで実現しています。

どちらもユーザーに価値を届けるためには自分のデザインしたものの一ピクセルや一文字、一色にどれくらい意図を乗せれるかが大事。本当に少しの差でも理由を持ってデザインすることで確実に価値が届けられるデザインを作り上げることができると思っています。

ー 具体的にどのような業務を行っていますか?

プロダクトデザイナーは主にTUNAGのプロダクトのUIをデザインしてます。具体的な進め方としては、PdMが作成したユーザーストーリーに合わせてデザインを作成し、開発チームと実装を進めていきます。

その中で、UIの操作性や体験などのブラッシュアップを目的として、デザイナー同士で批評を行なったり、必要に応じて社内メンバーにプロトタイプを触ってもらうなどをしながら精度を上げていきます。

また、プロジェクトによっては企画段階でのコンセプトデザイン作成やアイデア出しの部分にもデザイナーが参加することもあります。

TUNAGはいわゆるBtoB領域のプロダクトですが、賞賛、理念浸透といったエンゲージメントにつながるコミュニケーションの促進や、企業の思いをより多くの従業員の皆様に伝えられるといった、少しtoC領域のプロダクトのような体験を提供する面もあります。

それに加えて、よりTUNAGにアクセスする機会を増やすための業務チャットやカレンダーなど業務効率化の機能や管理画面も存在するため、幅広くいろんな分野のUI、体験デザインを行える環境になっています。

コミュニケーションデザイナーは、広告バナーやブランドサイト、お客様との商談用資料、ノベルティーの作成などのお客様へのメッセージングやブランディングをメインにデザインを行なっています。

また、デザイナー以外のメンバーがクリエイティブを作成する際のデザインやライティングルールを定めて事業部全体の制作物のクオリティ統一を図る動きなども併せて行なっています。

事業にとどまらず、スタメンのオフィスに掲示する行動指針ポスターをはじめとした社内向けのデザインもコミュニケーションデザイナーが担当しています。

デザイナーがデザインノウハウやチームのカルチャー発信のために運用しているnoteをご覧ください。

会社一体となってクリエイティブを作り上げ、事業を成長させる

ー スタメンのデザイナーとして働くことの価値や楽しさについて教えてください。

これはスタメン全体に言えることですが、各部門のあらゆる情報がオープンになっていることでデザインにも良い影響が起きていると思っています。

スタメンでは自社のエンゲージメント向上のためにTUNAGを運用しています。そこで日報をはじめとした各部門のメンバーの毎日の活動の記録や、事業部長や各部門長から今後の事業戦略について「マガジン」という形で毎週発信されています。

各部門がどこに向かってどのようなアクションを取っているかをTUNAGの中で日々得ることができるので、業務の意図が明確になり、やりがいや納得感を持ってデザインを行うことができます。

実際メンバーとの1on1の中で「こういう戦略ならもっとこうした方がいいんじゃないか、デザイナーとしてこういう形で貢献できるんじゃないか」という会話をすることも多いですね。

逆にデザイナーも日報の中で今作成しているデザインについての解説を載せたりしていて他部門のメンバーからの質問や感想などのコメントがたくさんついて盛り上がっています。

また、プロダクトを会社全体で作るという意識もすごくあります。
象徴的なのが「プロダクトバザール」という取り組みで、スタメン全社員に対して開発中の機能を触ってもらい、カスタマーサクセスや営業に細かい仕様について理解してもらうことに加えUIや提供価値の検証の場として実施しています。

他事業部やコーポレート部門など事業部を超えて毎回たくさんのメンバーが参加し、すごく良い雰囲気の場となっています。

また、お客様と接しているカスタマーサクセスや営業がオフィスの近い場所で働いており、お客さんとのやりとりが聞こえてきたり、気軽にコミュニケーションを取ることができるのでユーザーの解像度高くデザインできる環境だと思いますね。

2つのデザイン分野を経験できるからこそ、キャリアの選択肢を広げられる

ー デザインチームとしてはプロダクト、コミュニケーションと二つのポジションがありますが、それぞれどのようなキャリアがありますか?

スタメンのデザイナーはプロダクトとコミュニケーションの2つの分野を、その人のキャリアや性質、意向などを考えて選択できるようにしています。実際に今いるメンバーもどちらも経験しているメンバーが多いです。

両方の分野にチャレンジすることで、片方の分野のクオリティを上げることができたり、キャリアの選択肢を増やすことができたりと相乗効果が起きると考えています。

そういった面からプロダクトとコミュニケーションのデザイナーは同じ組織の所属としていて、お互いに成果物をレビューし合うような試みを行なったりもしています。

プロダクト・コミュニケーションデザインをリードするプロフェッショナルやチームのマネジメントといったキャリアだけではなく、より事業やプロダクトの企画方面への意向があればPdMへのキャリアもあります。

実際に新卒入社後、デザイナーを経験してからPdMに転身したメンバーもおり、ユーザー理解やコンセプト作成でそのスキルを活かしながら活躍してくれています。

「意思」を持ってデザインする喜びを一緒に感じてほしい

ー 現在のデザイナー組織の状況について教えてください。

前述の通り、少数精鋭で分野を選ばず広くデザインを行なってきた組織から、より専門性の高い組織への変化のフェーズに来ています。

プロダクトデザインに関しては、ユーザーに対しての価値を早く届ける様々な取り組みを行なっています。例えば、デザインシステムのような、一貫性があり、操作性の高いUIデザインを効率的にデザインできる環境作りを進めています。

また、ミッションの話とも重なりますが、より提供価値に貢献するUIを実現ために戦略的にUIを作ることに注力していて、UIを作成する際に戦略とそれを図る指標を定めた上で、正しく取捨選択できる仕組みを進めていっています。

コミュニケーションデザインについては、マーケティング、営業活動においてデザインが貢献できる部分をどんどん作っていけるように体制を構築しているところです。

まだまだ組織としては小さいですが、メンバー全員が自走しながら日々成長を続けています。

ー どんな人がスタメンのデザイナーに向いていると思いますか?

チームで成果を追い求めたいという人がスタメンのデザイナーに向いているんじゃないかなと思います。

実際、いい組織の中で活動することによって一番成果が出ると思っています。

1人で考えて完璧なものを作り上げるには限界があるので、チームで開発していく中で、多くの人からの意見を吸い上げ、自分の考えをブラッシュアップすることでより良いものを作っていけると思います。なのでチームで一緒に乗り越えていける人がいいなと思います。

あとは、「強い意思を持ってデザインができる」ことだと思います。僕自身、意思を持たないと仕事って面白くないなと思っているので。言われたものを言われたままに作るのってつまらないじゃないですか。

本当に細かい部分まで意思を乗せたデザインをして、自分の意思が乗ったものがユーザーに届く体験がプロダクト作りの醍醐味だと思っているので、そこに共感してくれる人と一緒に働きたいと思いますし、そんな組織を作っていきたいと思っています。

ー 二階堂さんインタビューに協力いただきありがとうございました!

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