「才能がない」「センスがない」と悩んでいる全てのクリエイターへのアドバイス
一流のクリエイターの作品に魅了されて、自分も作ってみようと挑戦してみたところ、あまりにも出来が悪い。「ダサい、ひどい、才能ない、センスない」と落胆したことは誰でもあるはず。
自分にがっかりすることは、ビギナーなら誰しも避けては通れない道ですが、そんな人達の背中を何年もの間押し続けている、あるラジオの音声があります(海外のクリエイター勢の中では、割と有名らしい)。170万人以上のリスナーに愛されるラジオ番組「American Life」のパーソナリティーであるアイラ・グラスが番組内で語った一節で、
それがこの動画。↓
All of us who do creative work, we get into it because we have good taste. But it's like there is this gap. For the first couple years that you're making stuff, what you're making isn't so good. It’s not that great. It’s trying to be good, it has ambition to be good, but it’s not that good.
But your taste, the thing that got you into the game, is still killer. And your taste is good enough that you can tell that what you're making is kind of a disappointment to you. A lot of people never get past that phase. They quit.
Everybody I know who does interesting, creative work they went through years where they had really good taste and they could tell that what they were making wasn't as good as they wanted it to be. They knew it fell short. Everybody goes through that.
And if you are just starting out or if you are still in this phase, you gotta know its normal and the most important thing you can do is do a lot of work. Do a huge volume of work. Put yourself on a deadline so that every week or every month you know you're going to finish one story. It is only by going through a volume of work that you're going to catch up and close that gap. And the work you're making will be as good as your ambitions.
ざっくり内容をまとめると、
=========================
あなたにはいいセンスを持っている。センスがあるからこそ、自分が作ったものが期待していたほどに良くないと分かって、がっかりするんだ。センスがなければ、そもそもクリエイティブの世界に入ろうとも思わないし、自分の作品に落胆することもない。
あなたにはセンスがあるが、その事実とあなたの作品にはギャップがある。最初の数年は、誰しも良いものは作れない。良いものを作ろうともがいてはみるが、当初思い描いていたようなものはなかなか作れない。
そのギャップを埋めるには、どうすればいいか。
とにかくたくさん作れ。
大量のボリュームの仕事をこなす。自分で締切を設定する。毎週でも毎月でも、何か1つ形にしていく。ギャップを少しでも縮めるには、たくさん作ることしかない。
それを続けていれば、あなたが当初追い求めていた”いいもの”が作れるようになるでしょう。
=========================
センスがないと悩む人は、みんなセンスがある。
自分の中にあるセンスを磨き、形にするために、
とにかく量をこなすことしかない。
僕は、高校のとき美術の成績が2(5段階評価)で、まるっきりセンスがなかったです。美術の課題は母親に頼んでやってもらうほど。でもあるとき、自分を魅了する作品に出会って、自分でも作ってみたくなり、寝てる以外の間はひたすら夢中で作りまくり、気づけばデザインが自分の生業になっていました。
最近は、新しい分野に挑戦していますが、あまりにもクオリティが低くて嫌になる。でも、
「その分野を開拓しようと思った自分はセンスがあるに違いない」
そんなふうに、アイラ・グラスの言葉を思い出して、とにかく作ることに専念してます。
「自分はダメだ」「才能がない」と悩んでいる方に、ちょっとでもやる気が出てくれるといいなと思って、noteを書いてみました。
一緒に頑張って作っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?