SIGMAfpでポートレート ボクの愛しのキミへ
カメラ沼にハマると一度は通るのがポートレート欲。
かわいい女性を撮りたくなるのは仕方がないこと。
ボクは幸いなことに最愛のキミがいる。
だからこんな世の中だけど、前日の荒天が嘘のような休日の朝、キミに会いにそしてポートレートするために近くの公園に行く。
『3つの密』なんて言葉が行き交う世の中。
でも心を通わせ合うボクたちの間には『密』しかなく、誰もボクたちの間に入ることはできない。
ボクのキミはとても素敵な女性でできればボク1人のものにしておきたいのに、ポートレートを撮影してSNSにアップしてしまうジレンマ。
『アナタ自身がアナタのことをわかっていないのね』
そう言ってキミは、最後の一粒が残ったドロップ缶を振った時のようにコロコロと笑う。
キミはつらい過去を背負って生きている。
でもそれを微塵も見せないキミはまるで世界で一番幸せな人のよう。
『アナタと共に生きることができて私、幸せよ』
ボクはその言葉を聞くと恥ずかし嬉しい反面、少しだけ悲しくなる。
SIGMAfpは大好きなカメラでボクの既成概念を打ち破ってくれた救世主のようなカメラ。
fpでポートレートを撮影する人をあまり見たことがないけど、ボクはどうしてもこのカメラでキミのポートレートを撮りたくてここにきた。キミとの一瞬をfpの中に納めたくて。
キミのポートレート
キミは何も言わないけど、足に古傷があることをボクは知っている。適切な処置が施されずにまるで当時の記憶が消えないように残されているその傷は、キミが持っているだけで美しい。
キミは嫌がるかもしれないけど、ボクが大好きなのはぷっくりと膨れたほほ。いつも笑顔のキミはいつもほっぺがぷっくりしてる。ボクはそのほほを見ていつもキスしたくなってしまう。
細くしなやかな足じゃないことをキミはいつも気にしてるよね。
でもね。ボクはキミが、様々な困難が訪れる中、動じずにそこに立ち続ける、その前足が大好きなんだ。
キミには秘密にしているけど、ボクが一番好きなところは背中のフォルム。
まるで誰かがそこに座ることを許容するかのような弓形なカーブは、いつもボクを興奮させる。
ボクとキミの間には秘密なんてない。
ときにはセクシーショットも撮らせてくれるキミには感謝しかない。こんなデリケートゾーンを見ることができるのはボクだけの特権だよね。
前しか向かないキミ。
ボクはどうしてもいつもキミを追いかけてしまう。そんなボクはキミのヒップラインも大好きなんだ。
大きな山の谷間にちょんとついた尻尾が言葉にできない慈愛であふれている。
なで肩なことがコンプレックスなキミ。
少し肉がのったその首から肩のラインは、ボクの手が吸い付くような質感をもっている。耳の後ろから肩へ手を滑らせるときのキミを見るのがボクの喜びの一つなんだ。
キミの愛のように深く落ち着いた漆黒をたたえている瞳。
ボクを筆頭に人を引き込む魅力、いや魔力がある瞳。
その瞳に見つめられるとボクは動けなくなってしまう。
高く真っ直ぐな鼻筋は、キミの意思の強さを表しているよね。
決してメイクは濃くないけど、キミのルージュが引かれた唇はボクの宝物。
『私、口を閉じられないの』
そう言ってたよね^^
魅力的なキミの顔を語るときに外せないのが左頬にある古傷。
キミはそれをファンデーションで隠すことなく、アイデンティティとして認識していることと知っている。
『この傷も含めて私なの』
草むらに横たわるキミの裸体は美しい。朝日がキミの肌を流れているよう。
プロポーションなんて言葉ボクたちの間にはいらない。
キミはいつも変わらずここにいる。まるでボクがここに帰ってくるのを待っているかのように。
このポートレートはボクとキミとの愛の記憶。
SIGMAfpはキミポートレートに最適なカメラ。
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