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ボクにとっての「カメラ」になったX100V


これまでたくさんのカメラを買っては売ってを繰り返してきたボク。
常に機能に満足できずに、少しずつ高いもの、新しいものを求めて、マップカメラと価格.comのHPと睨めっこしてた。新しいカメラの噂を追いかけてブログ記事にもしていたし、その記事を楽しみに読んでくれている人もいた。本当にありがとう。

ボクのカメラ遍歴は中学時代の写ルンですからスタートして、学生自体の一眼レフ、社会人になってからのトイカメラ、そして2011年からはデジタルカメラを手にして、ボクのカメラ遍歴は一気にスピードアップした。

備忘録も兼ねて今ボクが持っているカメラを一旦まとめてみると…
  ・Hasselblad 907x50c
  ・Sony a7s
  ・Fujifilm X-E2
  ・Fujifilm X100V
  ・Ricoh GR3x
  ・Sigma DP2x
  ・SONY RX100m3
  ・Dji Pocket2
  ・Hasselblad 500C/M
  ・CONTAX aria
  ・Olympus OM10
  ・Olympus Trip35
  ・Olympus PEN-EE
  ・Lomo LC-A
  ・Lomo SMENA8M
これくらいかな?自分の手は2本しかないのにカメラは15台もあるらしい。

もちろん15台全て均等に使っているわけじゃなくて、この中でもボクにとってメインカメラと呼べる4台がある。それがHasselblad 907x、Sony a7s、Fujifilm X100V、Ricoh GR3x。

これはボク自身の不器用さに起因しているんだけど、メインカメラとかサブカメラってカメラを自分の中でランク付けするのが苦手だったから。そして15台ものカメラを抱えながら言うけど、今でも全てをメインカメラとして使いたいと思っている。

それでも最近X100Vが頭ひとつ抜けてきた気がしてる。

X100Vはレンズ交換ができないいわゆるコンデジなんだけど、レンズ交換d形ないことがある意味諦めになって、カメラを持ち出すときの覚悟を作ってくれてる気がする。さらに単焦点レンズだからズームができないのも大きいかもしれない。ズームができないから撮れる写真は単調になりがち。だからこそ自分の足でいろんな構図を探す楽しみが増えるし、自分の荷物を減らすこともできる。

あとこれはちょっとベタだけど、富士フィルムのフィルムシミュレーションがやっぱり気持ちいい。ボクはRawで撮ってLRで現像する派だけど。それでもファインダーをのぞいた時に見える写真は、つい何度もシャッターボタンを押したくなる気持ちにさせてくれる。

そしてX100Vにできないことはたくさんあるけど、大概のことはできてしまう。そう、ボクが必要としていることはX100Vでできてしまうんだ。できないことと言えば野鳥撮影くらい?笑

でもやっぱり1番のお気に入りは外観だと思う。見た目だけじゃなくて手に持った時の質感とか、なんとも言えない良さがある。もしかするとプロダクツとしてはライカとかの方が上なのかもしれないけど、あれは値段がヤバすぎてとても手が出ないし、コスト対かっこよさで言ったら絶対にX100Vはコスパがいいよね。

何かの目的を達成するために使うカメラを道具的カメラと呼ぶなら、X100Vはその対極にある生活的カメラだろう。大体のことはできるから「何か」のために持ち出すんじゃなくて、日常生活と共に過ごすカメラ。それがボクのいう生活的カメラ。

気がついたら隣にいる。幼馴染の女の子的なカメラがボクにとってのX100Vだけどね。このカメラに出会うまでボクも紆余曲折があってようやく辿り着けたんだけど、みんなもボクにとってのX100Vみたいな唯一無二のカメラに出会えたらいいなぁってふと思った初春のある日。

前はブラック一択だって思っていたけど、最近はシルバーのX100Vもいいなぁと思ってる。でも「色違いだから違うカメラ」とは言わないよ。


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