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過去の写真がボクを奮い立たせてくれる

どんなに好きなことでも「壁」みたいなものにぶち当たることでちょっと距離を取りたくなることがある。それは多分好きであればあるほどその反動が大きくて、ちょっと前までのボクはまさにカメラのシャッターを押すことが憂鬱で昔ほど写真を撮ることに興味を持つことができなくなってた。

Amazonフォトのスライドショー

こんなご時世だからどうしても仕事は在宅中心になってしまうけど、そんな仕事時間くらいは快適に過ごしたくてちょっとだけ部屋の模様替をしてみた。昔使ってたエルゴトロンのアームとPC用ディスプレイを持ち出して、仕事している時に見える位置に取り付けた。

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仕事中はさった岬から見える富士山のライブ映像を流しながらひとりワーケーションを楽しんでる。天気がいい日はいいけど雨や雪の日は富士山自体が見えないからいまいち楽しめない。だからボクはAmazonPhotoで過去に自分が撮った写真たちをスライドショーで流すことにした。

どんどん流れてくるボクがシャッターを押した写真達

もちろんボクが撮った写真がクラウドストレージにアップされてるんだから、スライドショーで流れてくるのはボクがシャッターを押した写真なのは当たり前なんだけど、その時々でいろんなことを考え悩んで感動し、今の喜びを閉じ込めたくてシャッターボタンを押した当時のボクの心が画面を通して溢れてくる。

今見ると下手くそな写真を見ると、わからないなりにいい写真を撮りたいなぁって熱い思いを感じるし、大切な人が写るとあの時の楽しい気持ちが甦る。夕日の写真が出てくると、日が沈むまで何も喋らずに水平線を眺めていたあの時の気持ちが甦る。

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意外とがんばってるじゃん過去のボク

「壁」にぶち当たった原因は完全にボクの実力不足。自分の理想と現実のギャップを目の前に詳らかに見せられた時に、情けないけどボクのモチベーションは空気の抜けた風船のように萎んでしまう。
でもスライドショーの写真から浮かび上がってくる過去のボクは一生懸命頑張っていて、一生懸命楽しんでる。

「ボクもまんざらじゃないな」

そう思わせることができたらそれで成功。

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ここまできた過去のボクは偉大なボク

悩みながら、苦しみながら、時にはズルして楽して、時には心から楽しんでここまできた過去のボク。ボクはそんな過去のボクに敬意を評したい。

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そして劇的な瞬間や絶景じゃないけど、何気ない日常を、なんでもない風景を一つ一つ大切にシャッターを切って納めて来てくれたキミに感謝するしかない。
だから今のボクも心に決めてシャッターを切ろう。

未来のボクが「壁」にぶち当たって苦しい時に、ふと振り返ると元気を与えられるような、そんな「何でもない」写真を一枚でもたくさん残していきたい。
誰かに認められなくてもいい。誇られるようなものでなくてもいい。未来のボクに向けて静かに積み重ねていくタイムカプセルだと思って、今日もボクはシャッターを切っていく。

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