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ゼロからはじめたO-KA-NEの勉強④

それなりにがんばった、がんばったよ、と自分をほめたい。そんな気持ちでいっぱいながら、知れば知るほど「なぜもっと早く……」という気持ちに苛まれそうになり、いやいや気づいたときが出発地点です、と己を励ましながら年を越し、はや2月も半ば。いまだちまちまとではありますが、なんとか運用のまねごとを始めています。いったん記録させてください。

準備編

「ゼロからはじめたO-KA-NEの勉強」で書いたように、中田敦彦のお金の授業でお金の流れを学びながら、つみたてシータさんの動画で楽天経済圏の詳細と投資について学びました。

で、開始したのが、こちら

楽天証券口座と、楽天pay

LINE証券口座と、LINE pay

そして禁断の(!?)、FX口座

実践編

楽天証券から「積み立てNISA」と「 iDeCo」の運用

LINE証券で「いちかぶ」購入と、スマート投資でワンコイン積み立て

LIGHT FXで、FXトレード

中身

ご存じ積み立てNISAの非課税枠は年間40万円。枠いっぱいの月額33,333円の積み立てが推奨されるところですが、ひとまず4銘柄×5,000円=20,000円でやっています。昨年中は「投資」というワードにまだまだビビッていたので、2銘柄×5,000円=10,000円から始めたのですが、いやあ、インデックスファンドって、話に聞いた通り強いですね。日々チェックし、当初闇雲だったあたりの雲にも隙間が出て、ずいぶん景色も見えるようになったので、闇雲時代にやらかしていた件(同じ種類のファンドに投資していたため分散投資になっていなかった💦)を補管する形で4銘柄に増やしました。

iDeCoはそこそこ(気)苦労がありました。聞いてはいたけど本当に何か月もかかるんですね。9月から準備して、10月1日に申込書を投函。まだかまだかと待ちくたびれて電話で問い合わせもしてしまったけど、手続き自体は順調だったようでした。で結局、11月の終わりに第一回目の引き落としがあり、運用開始は12月からでした。「半年かかった」というネットの記事も読んだので、3ヶ月は早いほうかも。

さて、ここまではまあまあ堅実なのではないかと思うのですが、我ながらどうかと思うのはここから。

スマホ一つのお手軽簡単決済のLINE証券関連は、お手軽ゆえに避けとく方がいいよ、というキケン信号を感じていました。若ければいいんですよ、若ければ。されどこちとらスマホの操作ですらパニくる恐れのあるお年頃。スマホの中で資金を迷子にさせたら二度と取り出せなくなってしまう。そんな危機感に打ち震えました。はい。打ち震えた、はずなのですが。気がつけばガッツリ全部(いちかぶ購入・ワンコイン投資・FXトレード)に手を出していましたねえ~~。びっくりです。こわいです。お手軽の勝利。わたしの敗北。

楽天経済圏

始めてよかった最たるものは、やはり楽天経済圏を見直しきちんと利用することにした点です。

楽天ポイントは、楽天カードの利用や、楽天市場でのショッピング、広告をクリックしたりレシートを撮影して送って貯めるSuper Point Screenなど、貯められるものは全部ためておきます。

これまでは、ポイントがつくたび楽天市場のショッピングですぐに使用していたりしました。ポイント分が値引きになって、その分のポイント加算が目減りすることはわかっていたけど、それをどうこうするよりは、目先の支払い額を一円でも安くすることにこだわっていました。でもそうすると、期間限定ポイントを使い損ねてそのまま失効、ということもありました。

現在、貯めたポイントはすべて楽天payで使います。期間限定ポイントから優先して減っていくので、使い損ねる心配もなく、気が楽です。少し前、一年間無料!の間にと楽天モバイルも購入したのですが、キャンペーンポイントと合わせてなんと20,000を超えるポイント(期間限定ポイントですが)が付与され、驚愕。何かとんでもない罠が潜んでいやしないかと動画で検証しましたが、どうやら大丈夫なようです。というか、お得!ってことでよさそうです。期間限定なので躊躇なく、スーパーでのお買い物に楽天payでどしどし使っています。助かります!

楽天証券と楽天銀行とのマネーブリッジを選択し、楽天銀行の金利は0,1%(大手銀行は0.001%)。とはいえ恩恵を受けるほどの預金額はないけれど、なるべく入金しては楽天カードも率先して使うようにしています。利用の都度、ポイントも加算。ありがたや。

株とFX

今朝(2/15)、日経平均が3万円を超えたとニュースになっていました。ちょうど週末、ビジネス雑誌で「4万円いくかもよ」みたいな記事を読んだところだったので、そうですか、という感覚でした。直前まで、コロナはおさまらないし、オリンピックの開催もあやういし、この高騰からいつ暴落してもおかしくないのでは?というシロート考えでビビッていました。まだまだ見通せないシロートのわたしです。

そんなわたしがおそるおそる手を出している、お手軽な株取引がLINE証券の「いちかぶ」取引。罠ちゃうか、とシロートとしては当然危惧しますが、それでも一株ずつ手が出せるって、楽しいんですよねえ。人さまにはけしてススめませんけども。

おなじくLINE証券から、スマート投資(ワンコイン投資)というのも始めました。昨年10月初めから1000円ずつ(週単位)積み立てましたが、当初はちっとも増えないばかりか目減りしていたためやる気をなくし、しばらくお休みしました。12月頃からはそこそこ配当金がつくようになったので、最近5,000円ずつに増やしてみました。積み立て額の増加も減額も、開始も停止も入出金もスマホのタッチひとつ。簡単です。お金って数字なんだなあと感じます。マネーゲームを体感する感覚とでもいいますか。軽く罪悪感に苛まれるわたしは昭和な女です。

そして禁断の(!?) FX 。やっちゃだめ! ギャンブルだから !と悪名高いFX。

当然手を出してはいけないと思っていました。でも出しました。そして後悔もしました。もうやるもんか、とも思いました。なにか二日酔いのときの後悔に似てるなあと、遠くをみやりました。

FXトレーダーと名乗る方々の動画もたくさん見ましたが、最初は理解できる部分が少なすぎました。面倒になって遠くを見たまま自己流でスキャルビングするという自殺行為もしっかりかましたし、「コツコツ勝ってドカンと負ける」の初心者にありがちなヤツも体験しました。

一番よかったときで、+6.4%、悪かったときは、-27%。

ほぼ負けっぱなし。難しいです。ただ、慣れるまでの習得期間のつもりで、最小限度額(証拠金4万円からの0.1~0.3Lot掛け)でのトレードを守っているので、メンタル面はともかく、家計におけるダメージはあまりありません。

最近はそこそこきちんとデータを気にしたり、チャートを俯瞰できたりするようになったのと、メンタルが鍛えられたらしいのとで、二日酔いの後悔には至らなくなりました。

なにより痛感するのは、「人の意見に左右されちゃダメ」ってことですね。「チャートがあがってますよ」「あがりそうですね」「そろそろ下げますかね」的なささやきに耳を貸してはいけないということです。たぶん株とか、金融関係はすべてそうなのだと思いますが、情報は集めても、決断と実行はあくまで「自己責任」でおこなう。そうしないとまず失敗するし、後悔するし、人のせいにする。

こうしたあたり、新規・人生訓として学ぶことができました。

マネーゲームとの付き合い方

こうしてスマホ相手に資金の増減を日々追いかけていると、お金って単なる数字なんだなと、重ねて言いますが、本当に感じます。資産家でも倹約家でもない上にビビりなわたしごときが手を出す範囲はごく限られているので、ダメージも少なく、課金するゲームよりましかな、程度の気持ちでいます。

「放っておくだけの投資」が推奨される昨今、資金運用はインデックスファンドに任せて放置です。他、贔屓の銘柄を一株~少しだけ購入して応援し、すき間時間にFX。そんな感じでしょうか。

経済指標もなんのその、自分がこれと信じた方へ、自分なりのやり方で資金管理と付き合っています。老後の生活を守るため、座右の銘は「よそはよそ、うちはうち」(by『おカネの切れ目が恋のはじまり』なんです。


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