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本気で本音で話すときがやってきた

本当はこう思ってるんだけど、それを言ったら角が立つから言わないでおこうとか、本当は嫌なんだけど、嫌われるのが怖いから言うことを聞いてるとか、本当はやりたくないんだけど、先輩から紹介された仕事だからやってるとか、この「本当は」のところを濁したり蓋をしちゃダメな時がきたんだな〜って感じています。

SNSでフォローしている人たちの発言にも、それは如実に現れていて、心の底の本音を言うことで、ものすごく評価をされていたり、多くの人の共感を呼んだりしています。
いよいよ押さえ込んでおくことができなくなったんでしょうね。
それを公にするには本当に勇気がいるけれども、それ以上に「本当のことを伝えたい」というエネルギーが優ってしまったのが伝わってきます。

小さいことではありますが、僕自身も仕事を受ける時に、先に報酬の金額を明確にしてもらうようにしています。
特に日本の場合は、報酬額を決めないまま話が進んでいってしまうケースが多く見られ、これはよくないことだと以前から感じていたことです。
お金のことばかり気にしていると思われるのが嫌だという気持ちがあったのも事実ですが、お互い仕事として結果に結びつけたいなら、その内容と金額は最初に設定をしておくべきだと、ある時期から意識が変わりました。

特に個人で仕事をしている人にとっては、打ち合わせに行くだけでも交通費などの経費が発生します。
ところが会社勤めの人は、経費は会社が負担するものだという意識が強くて、何度も打ち合わせに呼ばれたり、時には結果的に仕事にならない時があっても、本人の負担はないので痛みなどないし、それは自分が個人事業主になってみないとわからないんですよね。

あいまいにしておくことで、相手に嫌な思いをさせないというのは、本当の優しさや愛ではないですよね。
「本当はこう思っている」というのって、実は意思を曲げていることになりますから、自分に嘘をついてることと同じです。
それは相手を思いやっての小さい嘘だと思ったら大間違いで、本当の自分を見せていないということは、相手は偽りの自分を見ているということです。

つまり嘘をついてる自分を、相手は本当にその人だと見ているってことは、そこにズレが生じていて、ある瞬間に「え!?こんな人だったっけ?」ということも起こり得るわけです。
それをずっと演じ続けられるならそれもいいかもですが、やっぱり本当の自分で接していて、その波動に合った人間関係を作るのが自然だし、人間関係で疲れることのほとんどは、言いたいこと言ってないからじゃないですか。

本気で本音で語り始めたら、離れていく人もいるかもしれません。
でもその空いたスペースに、本当の自分を理解してくれる人が入ってきてくれるなら、大歓迎じゃないですか。
だから本音で語ることを怖れちゃダメなんですよ。

本音と建前って言葉がありますが、建前でやれる時代は終わりました。
これからは本音じゃないと、ずっと嘘をつき続けることになりますから、苦しむのは他でもない自分です。
今までは防具で身を固めていたかもですが、それは自分が勝手に敵がいると思い込んでいただけなので、さっさとそんな重いものは脱ぎ捨てて、身軽な自分でいきましょう。

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