流れに任せることが最適化への道

2020年の1月に北海道に移住したことで、生活が大きく変わりました。
引越すために大断捨離をしたことで、持ち物がほとんどなくなったことと、人間関係も一旦リセットされました。
移住した当時は知り合いもなく、「さて、これからど〜すっかな〜。」みたいなスタートでしたから、ある意味面白かったですけどね😅

生活環境が大きく変わった中でも、最も変わったことは家賃や生活費のために働くことをやめたことです。

東京でずっと音楽の仕事をしてきましたが、CDが売れなくなったことで音楽業界全体が露頭に迷い始め、個人的にも仕事上の強制終了が起き、家賃と生活のためだけに働く日々がしばらく続きました。
ちょうどそのタイミングでに、先に移住していた友人が誘ってくれたことがきっかけで移住を決めました。

そして今はミニマリストな暮らしになり、月々の固定費はマンションの管理費や修繕積立金、光熱費やネット＆スマホ代を合計して4万円程度です。
マンションはワンルームなので、家族がいると厳しい間取りですが、購入金額は50万円（桁は間違ってませんからね）だったので、一括で支払いローン返済もありません。

もちろん贅沢な暮らしができるほどの余裕はないですけど、何も困ってないしとても快適な暮らしと言えます。
今では家賃を支払うために仕事に追われてた日々が懐かしいです。

それもこれも全て流れに逆らわずにやってきた結果ですが、最も美しいルートを選択してきたように思います。
結果的にその時その時の判断は間違ってなかったということですね。

都会は田舎に比べると賃金も高いですけど、何をするにもお金がかかります。例えばキャンプに行くなら高速道路と燃料を使って何時間もかけていかなければなりませんが、ここなら自宅から１時間以内で行ける無料キャンプ場がいくつかあります。
関東圏ではテントを張る場所代だけで5〜6千円かかるので、交通費と合算すると２万円くらいはかかってましたね。

北海道は食材も新鮮で安く、友人やご近所からの差し入れもいただくことが多いので、食費も本当にかかりません。
そして大自然に囲まれ水も空気も大変美味しいし、おまけに年パス買って毎日温泉だしね😘
もう都会には戻れないし、たまに行っても早く帰りたいと思うんすよね。

今後は起業して個人事業主として仕事をする人も増えるだろうし、ネットさえあればどこに住んでも仕事ができるので、各人の選択によって仕事のやり方や生き方も大きく変わっていくでしょう。
まぁ都会と田舎の二拠点という選択肢もありますけどね。

どちらにしても今後は人生の最適化が大きな課題となりますので、自分にとってどんな環境を手に入れたいのか、どんな仕事をしてどんな生き方をしていきたいのかを明確にしないとですね。
もう自分に対して嘘つくことはできませんから、しっかり自分と向き合い、内なる声をしっかり聞きましょうね。