ダイレクトに繋がれる世の中になった


ここ10数年で流通が大きく変わりましたね。
製造元から問屋に納品し、小売店に卸して消費者の手に渡るという流れから、消費者が製造元に直接発注できるようになりました。

情報もそうです。
メディアという媒体を通じて受け取っていましたが、現在では発信元と個人がインターネットのSNSなどを通じて直接情報を受け取れます。
何度も書いてきましたが、昔は不特定多数に向けて情報を発信するというやり方でしたが、受け取る側が自分から探しに行くというふうに変わったのです。
広告も代理店を通さずにネットで自由にプロモーションできるようになりました。

あとね、宗教もそうです。
今までは、自分が未熟だから神に近い人から教えを乞わなければならない、というふうに思わされてきましたが、これも個人が神という宇宙意識から、直感やインスピレーションという形で直接受け取れるようになってきました。
これは特殊な能力ではなくて、もともと人間に備わっているものですから、本来は神に近い人に対して依存しなくても、自分を中心として軸となって生きていくことができるんです。


こうして考えると、相手と自分の間に存在した人であれ組織であれ、媒体がいらなくなったということなんですね。
媒体が調整したり操作したりできた時代は終わりましたから、やはり何事も基準は「個」である自分なんです。
自分中心というのは、いわゆる自己中ということではなくて、判断や行動の基準を自分に置くということです。
他人や世間の価値観に左右されずに、自分の感性で生きていくということなんですね。

ここが一番大きく変わったとこだと思っているのですが、変わったというよりは、実は本来の姿に戻ったということでしょうね。
大衆の一部としてコントロールされてきた時代から、「個」の確率の時代への変化です。
これが理解できると、何が古い価値観で、何が間違った常識なのかがよくわかると思います。
自分を大切にして、新たな判断基準を確率していきましょう。

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