テレビが終わり本格的にネットの時代になる

前編と後編と2本続けて、90分に渡る番組を休憩もせずに観たのですが、
YouTubeに番組制作のプロが参入し始めて、まるでテレビのセットのようなスタジオでYouTubeの撮影をし、しかも内容が濃くて衝撃を受けました。
もしまだ手越さんがジャニーズを退所していなければ、事務所の管理下にあるのでここまでの話はできなかったし、中田さんと宮迫さんのトークも、事務所や業界に忖度なしなので、めっちゃいい番組でした。

タレントも制作サイドもプロだし、企画演出は中田敦彦さんで、スポンサーや制作会社や事務所からの制約など一切ないし、ある意味やりたい放題なので見応えがありましたね。
「あ〜〜本当にテレビが終わるな〜」と感じた歴史に残る番組ではないでしょうか。

いつの時代も新しいものに入れ替わっていく流れというのはあって、例えば
昔は流通の要が海路だったのが、鉄道や自動車の普及で船での運搬が大幅に減少したり、音楽でいえばレコードからCDになり、サブスクリプションなどのサービスに変わったことで、音楽の楽しみ方が大きく変わったこととか。

そして映画全盛の頃はテレビが下に見られていたこともありましたが、その後は立場が逆転してテレビが全盛を迎え、今は映画を映画館で観ることはほとんどなくなりました。
それと同じようにテレビの時代が終わり、YouTubeが思いもしなかった勢いで浸透し、素人でも番組を作ることができ、それが大人気になることもあって、まだまだこれから予想もつかない進化発展を遂げるでしょうね。

芸能事務所がタレントを抱え、テレビ局に売り込むという図式は完全に過去のもので、タレントさんの独立は止まらない勢いです。
昔はタレントが芸能界に干されるとか、テレビ局から出入り禁止を食らうというようなこともありましたが、自分がメディアを持てる時代ですから、もう何も怖くないのです。

メディアも芸能界も崩壊していくしかないのは、未だに古い仕組みであることと、その古いやり方を変えていく手段を持たないからです。
もちろん全てがなくなるわけではないですが、この業界も一旦リセットして次世代が新しい仕組みを構築していくことになるでしょう。

時間がある時にこの2本の動画を観てください。
芸能界が一切絡まないでこのクオリティーの番組が作れるのは驚愕だし、来年はこの流れがさらに加速するでしょうね。




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