とにかく会社の金を使って遊びまくれと言われた会社員時代

レコード会社にいた頃、上司に「会社の金を使って遊びまくれ」とよく言われてました。それがサラリーマンの最大のメリットだから、かまわず飛びまわれと。それは時代的にバブルだったからとか思うかもですが、本来は会社ってそういうものじゃないですかね?
当時は親からも、「お前は仕事をしてるのか?遊んでいるようにしか見えないけど」と言われてましたが、え?それくらい仕事が楽しいってことだからいいんじゃないの?って本気で思ってました。

だって会社の業務の一部を担っていて、実績を作ったとしてもそれは会社の実績であって、個人的にめっちゃ評価されるわけでもない。
音楽でいうと、担当アーティストが鬼のように売れたとしても、サラリーマンだから収入が倍になったりはしないですから。
当時のその上司は、そんなことを100も承知で、だから遊べ遊べとハッパをかける人でした。

結局ね、遊びというのは仕事と完全に分離するものではなくて、遊びまわることで情報を得たり人脈を広げたりできて、それが仕事にも役立つんです。
ちょうどその頃知り合ったテレビ局の人は、僕に興味を持ってくれていろんな話を聞きたがるわけです。
テレビ局のスタッフも遊び回ってるのかと思いきや、意外と飲みに行くのはほとんど同じ会社の人間ばかりで、結局仕事の話か会社の愚痴になってしまうと。

定年まで会社にいるつもりの人と、やりたいことが明確になったら出ていこうと考える人では、仕事のやり方や捉え方が全く違います。
僕自身は後者だったので、自分のために好き勝手なことやってたわけですが、会社人間からは、それが会社にとってなんの利益になるのか?みたいなことを言うわけです。
まぁそれもわからないわけではないですが、当時から会社に染まりたくなかったし、社員研修すら参加することがなかったのですから、きっと変わった奴だと思われてたんでしょうね。

これから先は、この「遊び」の部分、「何か創造したり表現するすること」が他の人の役に立って、結果的に収入になるというような流れになり、それが仕事だという認識になるでしょう。
そのために会社に入って知識や技術を習得するということもあるだろうし、最初から自分で自立してやっていくということもあるでしょう。
アルバイトだとか社員だとか契約形態は関係なくて、自分のためにその仕事をするということ。
学生のアルバイトだって、社会人としての経験を積めるわけだし。

何かの資金が必要になり、とにかく今すぐに収入を得たいということもあるだろうけど、メインは将来につなげたいという目的があって、一時的にその仕事をやるというようなことでしょうね。
そしてやっぱり大事にしたいのは遊び感覚です。
この遊び感覚って、適当にやるとか冗談半分でやるということではなくて、一生懸命取り組んでいるけれども、ゲーム感覚でやるというようなことですね。

自分がやりたいこと好きなことを、遊んでいるような感覚でとことんやりましょう。そしてそれが何につながるのか、どういう展開になるのかを見ましょう。本当にやりたいこと、好きなことをやっているのなら、必ず宇宙のサポートが入ると思います。
それを最初から期待するのではなく、自分がやりたいからやるというのが大事なんですけどね。

好きなことなら継続するのにも努力とかいらないし、夢中になれるじゃないですか。そのエネルギーや波動が宇宙に伝わり、増幅されてテレビ局の電波のように世界中に届けられるというようなイメージです。
そしてそれをキャッチする人が必ずいますから、ワクワクしながら遊びましょう。なるほど!こういうことか〜ってわかる時が来ますから。


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