ひたすら消費することから大事に育てる方へシフトする
大量生産&大量消費の時代は終わったじゃないですか。
クルマも家電も次から次へと新商品を出すことが限界にきてるし。
音楽も同様で、そんなに新曲いる?って思うことないですか?
昔のアーティスト契約はね、2年契約でアルバム3枚とかよくあったんだけど、それ以外にシングルとカップリングなんか含めると、2年間に30曲以上はリリースしなきゃならない。
とにかくものすごいペースで曲を書かなきゃならなかったんですよ。
売り物が録音物、つまり音源だったからしょうがない面もあるんだけど、アルバム発売してツアーに出ている間に、ホテルで作曲みたいなことが当たりまえでした。
まぁ今はそんなことも過去の話となりましたが、レコード会社ベースの考え方だった時代から比べたら、自由になりましたよね。
これからの活動はインディーズ寄りな考え方が主流になると思うので、それぞれの考え方や環境に合った形で発売すればいいし、バージョン違いを作ったり、焼き直しも何度でもできますよね。
公開した時から作品を大事に育てていくという考え方もあると思っていて、次から次へと消費するよりは、作品に対して愛情を持って広めていくことが大事なんじゃないかなと。
こうじゃなきゃいけないというのはないので、あくまでも僕の個人的な意見に過ぎないのですが。
プロモーションの方法も選択肢が増えたし、全てにおいて自分がイニシアティブを握ることができるのですから、自由な発想で自分だけのやり方を編み出していけるといいですね。
音楽の世界でも、歌詞が日本語のままで海外で活躍するアーティストも出てくるはずだし、まず海外で実績を作り、逆輸入する形で日本で人気が出るなんてこともあるでしょう。
そう言う意味では無限の可能性があるし、本当にいい時代がやってきたと思いますね。
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