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「分離意識」から「統合意識」へ

ここ最近よく耳にした二極化とは違う観点の話なのですが、今は地球全体で意識改革がなされている真っ最中で、「分離意識」から「統合意識」へと変換されつつあって、これが腑に落ちると頭の中が整理されます。

「ワンネス」と表現するとスピリチュアル寄りなイメージがありますが、意味合いとしては同じで、今までは他と自分を分ける、もしくは別の存在だという認識でしたが、実のところは原子レベルでも同じであって、存在する場所や形は違っても、物理的にも元を正せば皆同じなんですよね。

「いやいや、他人と自分は違う存在でしょ」って言いたくなる気持ちもわかりますが、個性として発現した形が違うだけで、根っこは同じなんです。
例えば左手の親指と薬指では姿形が違いますが、手首という単位で見れば同じ「手」ですよね。
指としては違う存在ですが、同じ手の中の親指と薬指というのは、個性の発現が違うだけです。
つまり役割が違うってことだけで、視点を変えると「同じ手」なんです。

そうやってたどっていくと、全てのものは自分の外にあるのではなく、自分が創り出したもの=自分と同じものだというところにたどり着きます。
長い間さんざん分離を経験してきたけれども、それは統合にたどり着くプロセスだったのだということがわかります。
敵も味方も加害者も被害者も、立場を変えて分離を経験しただけで、芝居でいえば演じてる役が違うだけで、同じ劇団員で仲間だということ。

今はまだピンとこないかもしれませんが、時が経てば「なるほどそういうことね!」みたいにストンと落ちる時がきます。
全て元を正せば同じ存在であって、様々な経験をしたかったから、一旦バラバラに別れてみたのだけど、このタイミングでその芝居の演目が終わったので、さ〜て次は何やりますか?って感じですよ。

S極とN極があるから、昼と夜があるから、引き潮と満ち潮があるからバランスが取れてますが、それを今までは二つの違うもの、つまり分離と捉えていたのだけど、俯瞰で見たら一緒じゃないですか。

分離というゲームを楽しんできたけれど、次は統合という捉え方で遊んでみることを考えてみましょう。
それはもう始まっているので、まずはルールを把握しなきゃですね。
きっと新鮮に感じるし、分離ゲームよりもっと楽しいと思いますよ。

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