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自分軸と他人軸

最近よく「自分軸」とう言葉を聞くようになりましたが、世の中には自分軸で生きる人と、他人軸で生きる人がいて、今後はますますこの2パターンに大きく分かれていくでしょう。
では自分軸と他人軸とは何が違うのでしょう。

自分軸があるとは、自分の考えに主体性があって、能動的に行動していくことなのですが、今ある環境は自分が選択してきた結果と捉えていて、何が起きても他の誰の責任でもなく、自分が主役として生きているため、決して他人や環境のせいにはしない生き方です。

他人軸とはその逆で、自分に主体性がないため、誰かに言われたことに影響を受けやすく、親に言われたからとか、みんながそうだからというような価値観で行動します。
今の環境にあるのは、政治が悪いからとか、こんな家庭に生まれ育ったからとか、周りのせいにして自分が責任を取らない生き方です。

音楽イベントを開催する際に、今までステージに立ったことのない人たちを誘うことが多いのですが、「自分は人前でやれるようなレベルじゃないから」とか、「やってみたいけど恥ずかしいから」というような人たちは、他人軸で捉えていると言えます。

なぜなら他人の評価は他人のもので、あなたが受け取らなければいいだけのことなのですよ。
それよりも大事なのは、自分が楽しむことであり、その興奮と感動を味わうことで、新たなチャレンジ精神が芽生えてくるので、レベルアップを目指すようになります。

自己表現は自分の才能をどんどん引き出してくれるし、今までとは違う世界を見せてくれます。
なので自分軸で生きていくことを選択し、「恥ずかしい」とか「カッコ悪い」とか、「他人がどう見るか」ということを気にせず、思い切って自分を表現してください。

今はネットという便利なツールがあります。
情報は受け取るものから発信するものへと変わりました。
自己表現として発信できるものはたくさんあるし、発信することで相手が見つけてくれて、場合によってはつながることもできます。
自分から発信することによって、より自分軸でやることの面白さを体感できるし、同時に自分の能力を引き出し育てることができますから、積極的に取り組むことが大事ですね。

自分軸がしっかりしてくると、自分にとって必要なものといらないものが瞬時に判断できるし、行動もブレません。
ぜひ毎日の生活の中で、自分がどうしたいのか、どう感じたのか、何が好きで何が嫌いなのかなど、自分の感覚を大事にしてください。


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