その音楽が生まれた場所その食材が採れた場所

音楽と食って似ているところがあって、音楽も食べものも生まれたところへ行って味わうと、印象が大きく変わります。

初めての海外旅行でニューヨークに行った時に、当時はジャズってビッグバンドしか聴いたことがなくて、あまり縁がないジャンルだったのですが、街を歩きながらラジオから流れるジャズを聴いていたら、めっちゃ街並みとマッチングして、すごく楽しかったんですよ。
やっぱり本場で聴くといいんだなって感動した覚えがあります。

演歌もね、冬の北海道や東北の港町で聴くと沁みますよ〜。
なんというか、やっぱり波動なんですよね。
そこで生まれたのには意味があって、風景や人々の暮らしなどを反映しているわけじゃないですか。
阿波踊りも全国に団体はありますが、徳島で観た時に初めて女性の踊りに色気を感じましたもん。
なんか目が離せなくなってしまったんですよね。

食も同じで、採れたところから短時間で都会に運んだとしても、移動するだけで何か波動が変わるんですよね。
採れた場所で食べるのが一番美味しい。
今年はふきのとう、うど、たらの芽など、採れたてのものを口にする機会に恵まれましたが、春野菜の苦味がたまらなく美味しく感じました。
もちろん新鮮だからというのもありますが、その土地で味わうことが一番美味しいし贅沢なことですね。

旅をするのがリセットになるのは、環境が変わるからというのもありますが、移動することによって脳や体に影響する何かがあるような気がします。
移動中にいいインスピレーションが降りてきたという経験は、誰もがあるのではないでしょうか?

だから実際に行ってみるというのがとても大事ですね。
ここのところ長期間にわたって出かけることが制限されていたので、解除になったら遠出するのもいいですね。
行ったことがある場所でも、きっと今までと違う印象があるでしょう。
自分も変化してるし、行く先の土地の波動も変わっているでしょうから、新たな発見があるといいですね。


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