複数の肩書きを持っていることが標準になる

自分を表現するには、肩書きが一つでは足りないという人が増えています。
それはある意味当然のことで、今までは何か一つメインの肩書きがあり、それとは別に副業としての肩書きがあるというのが一般的でしたが、今後は「副業」ではなく「複業」というのが主流になってくるでしょう。

つまりパラレルで仕事をやっていくということ。
副業を認める会社も増えましたしね。

あえてわかりやすいように肩書きとしましたが、肩書きでは示せない職種もあるでしょうし、これから生まれてくる新しい職種もあります。
もしかしたら、あなたがその新しい職種の先駆者になるかもしれない。
自分がやれることってたくさんあって、何か一つに絞る必要もないし、やりたいことは全部やればいいってこと。

ここ10年くらいはそういう流れというか変化が目に見えるようになりましたが、写真や動画を撮影すること、音楽ソフトで楽曲を制作すること、デザインやマンガなど、誰もが簡単に始めることができるようになりました。
音楽アーティストでありながらWebデザインもやるし、ライターとしても仕事をしていますなんて人が、ごくごく普通にいますよね。

一昔前なら、「あれもこれもと手を出していくと、どれもが中途半端になる」というような価値観でしたが、もうそんなこという人もいなくなりました。
会社勤めでもダブルワークやトリプルワークは珍しくないし、複数の仕事のうちのどれかが廃業することになったとしても、他のことでカバーできるというメリットがあります。

もちろんこの道一筋という生き方を否定するわけではありません。
それも選択肢の一つで、「道」を極めるのも素晴らしいことです。

ただ、選択肢が増えたことは本当に恵まれたことで、誰かに習わなくてもすぐに始められるし、やりながら修正を加えていき、ネットでアピールすればオファーが来るというようなことが現実に起こります。
そういう意味では本当に自由になったし、誰にもチャンスがあるということは素晴らしいことです。

一番大事なのは行動を起こすことですが、準備に時間をかける必要もないし、まずやってみてどうなのかって判断していくことでいいと思います。
やってみたらイメージと違ったということもあるだろうし、その時は違うと感じても、一年後にまたやってみたら、あれ?なんかいいかもってこともあるかもしれない。
タイミングってのがあることも事実です。

やったことは無駄になることはないので、結果違ったとなった時に、時間の無駄だったとは思わなくていいです。
その経験が何らかの形で、しかも想像がつかないパターンで役に立つことはあります。

ネット上にはいろんな人たちの経験談やアドバイスがあって、僕自身も大変ありがたいと思っていますが、それはあくまでも参考です。
自分がそうだなと思えることは採用し、違うなと感じることはスルーでいいです。
そしてあなたも自分が思うこと感じたことをネットにアップしていってください。
必ずその情報が役に立つんです。
受け取れてよかったという人がいますから。

しばらくトライアンドエラーは続くかもしれません。
でもそれは新しい仕組みの中で、今まで経験がなかったことに挑戦するのですから当然のことです。
ともかくやってみる。→ 違ったと感じたら修正するか方向転換もしくはそこで終了。→ 他のやり方でやるか、また違うことを始める。
そういったプロセスを踏んでいく中で、自分なりのやり方が見つかるし、これだ!というものに出会えるのだと思います。

可能性は無限にあります。
本当にあとはやるかやらないかだけ。
そしてその決定権は自分にあるんです。

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