精神的な豊かさが経済的な豊かさへ導く

豊かさという言葉には物質的なものも含まれていて、世の中的にも以前はそっちが優先されていましたが、今は完全に逆転しましたね。
それは自分自身の身にも起きたことですが、価値観が大きく変わったことで、仕事に対する考え方や生活も変わり、本当はこれが一番手にしたかった環境じゃないかとさえ思うようになり、これって精神的にめっちゃ豊かなことだよなと実感しています。

ここ数年様々な形で強制終了が起こり、生き方を変えなければならない状況になったタイミングで、友人からの誘いもあって北海道に移住を決めたのですが、湘南の藤沢から道南の大沼って、距離的にも離れているので人間関係も仕事もリセットされました。
おかげで毎日がとても充実していて、都会に住んでた頃のようなツメッツメのスケジュールじゃないし、生活自体を楽しめるようになってきたのです。

今現在はまだ経済的に豊かだとは言えませんが、自分がやりたいことをやり、会いたい人に会い、充実している毎日を過ごせば、自然と人も情報も集まり、仕事が生まれるということがわかってきたし、それが精神的に充実して豊かになると、経済的にも豊かになるってことだと理解し始めました。

目標を設定して自分を駆り立てる昭和的な価値観ではなく、自分が精神的に充実して過ごしていれば、自動的に自分に合った環境が生まれ、何もコントロールする必要がなくなるってこと。
これが「足ることを知る」という言葉の本質でもあるんです。

自分にとっての心地よさって何なのか、何をして過ごせば楽しいのか、そういうのって自分が一番知ってるじゃないですか。
もしわからないとしても、それは自分じゃない人を追いかけていたから見失っているだけです。
他人の価値観やいらない情報を受け取ることをやめて、「自分になる」ことを徹底的にやってみたらいいですよ。
それが豊かさを手に入れる重要な鍵ですからね。