何をやるにも自分流でやればいい

何かを始めるときに、最初はモノマネというか、先人が残してきたものをコピーすることが近道です。
音楽で言うなら、歌や楽器を始めるには誰かのマネをすることで技術が身につきますから、やり方を学ぶと言うことにおいては、やっぱりモノマネは大事なんです。

で、そこから自分流に切り替えていくことは、実はコピーすることよりも難しいんです。
やっぱりコピーはコピーの域を出ることはなくて、自分流に切り替わっていったときに初めて個性が光り始めるので、土台というか基礎的な部分はマネることで学んで、繰り返すことによって結果的に自分流に到達するということなんです。

もちろん必ずこのプロセスを経なければならないということではないので、最初から自分流でやるというのもいいでしょう。
そこからまた新しいものが生まれる可能性もありますからね。

「道」も極めていくと流派に別れてくことがありますが、それは個性の発現であって、自然なことなんです。
個性を打ち出すためにも自分流にこだわり、自分自身が納得できるものを生み出すことが自己表現であり、それが自己実現に繋がるのです。

教えてもらうという姿勢だと、なかなか先生を超えることが難しいし、もしかしたらその先生の価値観の中でしか考えられなくなる可能性もある。
なので「我流」とか「オレ流」とか「自分流」とか、言い方はなんでもいいので、自分なりのやり方で極めていくことですね。

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