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ふるうべき場所

みな才能を使いたがる。
「自分の居場所はここじゃない」と言う。

でもどこでも一緒だと思う。
本当に才能があるなら、使う場所を惜しむことはできない。使わざるを得ない。

自分の才能を信じるのなら、
「いるべき場所にいる」というふうにも信じるほうが、
腕をふるううえでの迷いは少なくていい。

と、言うんだけど、誰も納得しない。

みな無条件に居場所を妄信できるほどバカでもないわけだ。
「軸さえブレなければ勝手にたどり着くとこにたどり着くものだ」と、楽観的に人生を考えない人の方が多い。

そういう後輩たちに、自分は言ってやれる言葉を持っていない…
「じゃあ好きにしたらいいじゃない…」と言うのもなんだかなって感じで、「そうか…困ったね…」とわけのわからないことを言ってしまうのだった。

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