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12サインの最後はうお座です。2月下旬からの一か月、ちょうど今の時期がうお座の季節ですね。冬から春への変わり目です。
上の画像がうお座のマークです。怪物から逃れようと2匹の魚に姿を変えたアフロディーテとその子どもエロスがはぐれないよう尾をリボンで結んだ姿といわれています。

うお座は女性宮・柔軟宮・水のエレメントです。支配星は木星と海王星。
古典占星術では木星がうお座の支配星です。
おひつじ座から始まった人生の旅もいよいよ最終章。みずがめ座の宇宙的な感覚から更に進んだ、魂や目に見えない世界の段階です。また次の始まりのおひつじ座に備える、準備・浄化のサインでもあります。

『I believe(私は信じる)』という世界観です。
身体の部位では足・内分泌系・免疫系を司ります。
おひつじ座の頭部から始まったサインと身体の部位の対応はうお座で足まで辿り着きました。うお座や支配星の海王星には広げる・感染させるといった精神があり、ホルモンや免疫と関連があります。

うお座はとってもロマンチスト。大人になってからもメルヘンやファンタジーの世界を心に持っていて、うお座にとっては空想の世界ももう一つの現実世界なのです。人の喜びや悲しみを我が事のように感じる共感力の高さで人の心を救い深い癒しをもたらします。

サービス精神も旺盛で物質的にも精神的にも人に尽くすことができる、とても優しい人ですが、頼まれると断れなかったり他人の心に入り込み過ぎて自分自身が不安定になってしまうこともあります。
支配星の木星の拡大するエネルギー、海王星のあらゆるものを混ぜ合わせ境界をなくすエネルギーの影響を受けて現実的な物質世界も混ぜ合わせ拡大してしまうため身の回りの片付け整理整頓は苦手な一面も。

お人好しで騙されやすい一面もありますが、それでもうお座は人を信じて尽くします。自分も他人も信じること、無償の愛を広げることの尊さを教えてくれるのがうお座です。

素の自分を表す月がうお座の人はちょっと夢見がちでいつも美しいものに心を奪われているかもしれません。自分が心惹かれるものや人を愛し尽くし、愛され必要とされることで月が癒されます。

太陽がうお座に入るこの時期は毎年うお座的なエネルギーが強まりますが、今年は太陽に加え水星・木星・海王星がうお座に集まり、うお座の影響を非常に強く感じられるでしょう。私も精神的にも肉体的にも不安定になりがちで、周囲の影響を受けやすくなっていると感じます。うっかりミスや忘れ物も多く、落ち込んでしまうことも。特に春分直前の今の時期は浄化のパワーがとても強く感じられるかもしれません。

なんだか調子が狂う、思うとおりに行かないように感じられるこの時期ですが浄化の流れに身を任せ、自分を許し癒すことでリセットされて春分からは始まりのエネルギーに包まれますよ。