米ドラマ「リベンジ」が廃人必須の面白さ
最近、アメリカのドラマ「リベンジ」にはまりすぎててヤバいです。あいている時間ずっと見ています。子どもの相手するよりリベンジ見たい、というくらい完全に「リベンジ廃人」化しています。「外出自粛中で家にいるの飽きた~!」って方は是非!いったん見始めるとテレビの前を離れるのが嫌になるくらいはまりますから。
リベンジってどんなドラマ?
タイトルの通り、「復讐」しまくるドラマです。主人公のエミリー(本名アマンダ)は、大好きな父親が飛行機テロの罪を被せられて死んでしまったことについて、罪を被せたグレイソン家に復讐をします。物語が進むに従ってグレイソン家に関する様々な罪が明らかになっていくミステリ的側面と、エミリーとグレイソン家のスリリングな駆け引きを描くサスペンス的側面があります。「デスパレートな妻たち」や「ゴシップガール」が好きな人にオススメです!製作したアメリカのABCでは、あの伝説的な大人気ドラマ「LOST」に次ぐ人気作品らしいですね。すごい!!
海外ドラマ好きとして見てて楽しいのは、そのキャストの面々。他の海外ドラマで見たことのある役者さんがたくさん出てきます!
(画像引用元:Revenge ABC Wiki | Fandom powered by Wikia)
主役のエミリー役はエミリー・ヴァンキャンプ。「Brothers & Sisters」のレベッカ役で出てました!背が高くて脚が長くて超スタイルいいです。
(画像引用元:Revenge ABC Wiki | Fandom powered by Wikia)
主人公の初恋の人、ジャックの弟のデクラン。「Gossip Girl」のセリーナの弟エリック!
(画像引用元:Revenge ABC Wiki | Fandom powered by Wikia)
好きなドラマのキャストが出てくると親近感が出てなんか嬉しいのです。
みどころ① 「感情」の渦と演技派役者たち
こちらのインタビュー動画でエミリー役のエミリー・ヴァンキャンプが”there are a lot of emotional layers"と語っていますが、まさにこのドラマの見所は何層にも重なる「感情」です。怒り、恨み、嫉妬、憎悪、不安、などのネガティブな感情から、愛、ときめき、せつなさ、大切に想う気持ち、感謝などのポジティブな感情まで、様々な「感情」が溢れ出てきます。そして、それを演じる役者さんたちが本当に上手い!
何と言っても素晴らしいのが、敵側のグレイソン家の女王様、ヴィクトリア!
マデリーン・ストウが演じています。意地悪で高飛車で見栄っ張りで冷徹なヒール役も、愛情深い母親役も、妖艶な美女役も、愛に溢れた愛人役も、なんでもござれ。もう、この人の演技だけでドラマが進むくらい、超演技派です。そして、めちゃくちゃ美人!この写真よりもドラマの方がずっと綺麗です。悪巧みをしている顔も、憂いを含んだ表情も、とにかく美しくてテレビ映えがします。このドラマでの名演が評価され、2012年にはゴールデングローブ賞の最優秀主演女優にノミネートされました!主役のエミリー・ヴァンキャンプを差し置いて…
みどころ② どんどん面白くなる脚本
シーズン4までありますが、回を重ねるごとに面白くなっていきます。シーズン1はエミリーの復讐がメインですが、それがシーズン2になると、メインの登場人物全員が何らかの「復讐」に巻き込まれます。
よくこんな展開考えられるなぁ、と思って脚本家のMike Kelleyをググってみたら、なんとドラマ「The O.C.」の制作にも関わっている人でした!
「The O.C.」、好きでした!言われてみれば、「リベンジ」と「The O.C.」は雰囲気が似ています。「リベンジ」はニューヨークの高級避暑地ハンプトンズのセレブ・ライフの話だし、「The O.C.」はロサンゼルスの高級住宅街オレンジ・カウンティが舞台。そして、金髪美人ヒロインが恋するのは、セレブリティとは縁のないアウトロー的な労働者階級の男性。そういえば、製作者が同じという事実を知る前、「リベンジ」を見ながら、「リベンジ」のジャックって「The O.C.」のライアンに似てるな〜って思ってました。
こんなことを書いていますが、実は私もまだシーズン3の途中を視聴中なんです。まだまだ廃人生活から脱出できそうにない…
みどころ③ 真田広之の英語が絶妙
シーズン1に、あの真田広之さんが登場しています!しかもかなり重要な役で。全く知らずに見ていて、突然「Takeda」役で出てきたので驚きました。そして、もっと驚いたのが彼の英語!上手い、上手いとは聞いてたけど、こんなに上手かったなんて!!
とにかく、発音が良い。発音と言っても、細かい母音・子音の発音ではないですよ。音素単位の発音は日本語の影響が残る、日本人の発音です。素晴らしいのは、抑揚とリズムと間合いです。ドラマを見ていて、全く違和感がなかったんです。今こうやってYouTubeで集中して聴くとちょっとアラが目立ちますが、初見ではすごく自然に聞こえました。これって、日本人の俳優としてすごいことだと思います。字幕嫌いのアメリカ人が見ていて、あまりストレスを感じずに英語を聞きとれるレベルなのではないでしょうか。
というわけで、ドラマ「リベンジ」の紹介でした。 今ならHuluで全エピソード見れます。プライム・ビデオやNetflixでは見れないのが残念ですが、Huluの無料お試し2週間で、「ステイホーム週間」を乗り気るのも手ですね。
では私も「リベンジ廃人」に戻ります!
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