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【グッドモーニング・データ】本日休刊日:グラフィックレコーディング

5分で読める、最新の経営ヒントを毎朝お届け。日経新聞の記事の中から、マーケッター視点で「今、知っておくべきデータ」をピックアップ。ビジネスマンの「やりたい」の成功確率をアップしてもらいたい!そのために、必要な視点やマーケティング戦略立案のノウハウを紹介しています。

本日は月に一度の休刊日。新聞記事ではなく、僕の関心事や気づきや習慣など、好き勝手に書くコラムです。今日のテーマは、グラフィックレコーディング。ぜひ、お付き合いください。

グラフィックレコーディングとは?

みなさんは、グラフィックレコーディングって、ご存知ですか?文字やイラストを使って議論の流れをわかりやすく記録する手法です。

博報堂時代、ワークショップのファシリテーター(効率的かつスムーズな会議を実現するための進行役)を務めさせていただくことが多く、模造紙に箇条書きしか書けない自分にイライラしていました。

そんなある時、対象者として参加した社内研修で、グラフィックレコーディングに出会いました。さまざまな立場の人が好き勝手に発言している内容を、スラスラとあたかも下書きがあるかのように。発言した言葉・文字だけではなく、イラストや枠線などを効果的に使って、議論が発散しないように、スムーズにスマートに議事を進行していく。最後に出来上がった模造紙があまりにも素晴らしく、「あ、これ、俺も描きたい!」と思ったことを覚えています。

ですが、小学校の頃から絵を描くのが超苦手。メモを取りまくる癖はありますが、文字を箇条書きにするだけのスタイルで、ここまでやってきました。

常に興味はあるんだけど、何から始めたらいいか、わからない。そう思いつつ暮らしていた僕に、新しい出会いが訪れました。

倫理法人会の講話をグラレコにまとめている「やまぐちようこ」さんです。

今年の4月に僕が講話した内容をまとめてくれました

このグラレコを書いた、やまぐちようこさんの「グラレコ入門講座」を受講する機会がありました。グラレコの関連書籍を読むだけではわからない。いろんな気づきがあったので、シェアします。

絵を描くなんて無理!?

棒人間ってご存知ですか?丸を書いて体と手と足を棒で描く、例のやつです。

https://www.amazon.co.jp/%E6%A3%92%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E5%A4%A7%E5%85%A8%E2%94%80%E2%94%80%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B-MICANO/dp/4426127092/ref=pd_bxgy_img_sccl_2/357-6435934-6798901?pd_rd_w=gTTlV&content-id=amzn1.sym.918446e7-72f4-48c7-a672-af3b6ace2b19&pf_rd_p=918446e7-72f4-48c7-a672-af3b6ace2b19&pf_rd_r=ZV1Y8R8NM7Q2B717KNZB&pd_rd_wg=SQGxy&pd_rd_r=48f3c48e-1ca9-407e-a28f-93897fa0653b&pd_rd_i=4426127092&psc=1

この棒人間。これまで何度となく書いてきましたが、自分的にしっくりくることが一度もなく、会議メモやホワイトボードに書いたことは一度もありませんでした。というか、思いもしなかった。

とにかく「絵を描くことなんて無理」と自分の心の中で思い込んでいて、iPadとApple Pencilというサイコーの道具を持っているのに、これまでその殻を破ることができませんでした。

ですが、そんな殻はいとも簡単に割ってしまうことができるんですね。やまぐちさんの講座で、その「アハ!体験」をさせていただくことができました。

3時間の講座の成果をお見せします。うまく伝わらないかもしれませんが、めちゃくちゃためになりました!生まれ変わった気分です!かなり、大袈裟ですが。

3時間の成果!

一番右下のシートは、講座の最後の実践演習。「今日の朝ごはん」をテーマにインタビューをしながら、グラレコしたものです。自分的に納得はしてないですが、書き方の作法的なものは習得できたんじゃないかなー!って、自画自賛。

あとは、「あ、この言葉、イラストにしよう!」と思える引き出しをもっと増やしたいと思っています。そのためには日々是特訓。インプットとアウトプットを高速回転して、描きまくっていこうと思います。

わかった気になる問題

一方、これまで色々なところで「グラフィックレコーディングされた一枚絵」を見るとき「わかった気になる問題」があるなーという点も、感じていました。

「本人が言った言葉だけを書く」「主観を入れない」など。やまぐち先生から座学で習ったことをもっとよく理解したいと思い、グラレコについて色々と調べたところ、良い視点に巡り合えました。

グラフィックレコーディングとは、リアルタイムで話し合いを整理して記録することで、参加者の気づきを促進する手法。近年、ビジネス会議や市民活動の場で注目を集めています。清水さんはインタビューの中で、この手法がもたらす利点を大きく2つに分けて説明してくれています。

1つ目は、リアルタイムで交わされた意見を絵にすることで、言葉だけでは見落としがちな「関係性」を残せる点。清水さんいわく、これにより参加者の考え方が柔軟になり、全員が「一緒に考える仲間である」という意識が芽生えるのだといいます。

2つ目は、単に結論だけではなく、そこに至るプロセスや試行錯誤がアーカイブとして残ること。会議によっては、参加していない人からすると「どうしてこの結論になったのか?」と思うこともありますが、経緯が明確化されることで、結論に至った過程も説明できるというわけです。

https://www.lifehacker.jp/article/mugendai-graphic-recorder/
https://www.lifehacker.jp/article/mugendai-graphic-recorder/

なんとなく「あ、こう言うことかな」というところまで辿り着きました。やまぐち先生!本当に、ありがとうございます!これからも精進します!引き続きのご指導、よろしくお願いいたします!

どんどん、描いてみよう!

やまぐち先生のホームページはこちら。ご興味がある方は、是非お問合せください!


今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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