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招待状アートは、マナーよりも喜びを優先したいから描く

友達の結婚式の招待状が届いた。
大学で同じ専攻をとっていた子の結婚式だ。

私は毎回、招待状アートをして返信する。
絵がうまいわけでは全然ないんだけど、ただ模写ならなんとか描けるからね、必死に検索するんだよ。

その時々でどんなキャラクターを描こうか考える時間が楽しい。
相手の好きなキャラクター、被りそうだからあえてはずしたキャラクター、その時の私の気分…。

描くときはできるだけ丁寧に。
描くキャラクターが何かというよりも、色塗りの丁寧さとか線のきれいさとか、そういうものがしっかりしているだけでちょっとうまくみえるからさ。


招待状アートって、賛否両論あるよね。
だって礼儀としてはマナー違反なわけだから。

これまで私は友達の結婚式しか参加したことがないから、目上のひとの結婚式だとまた違うのかもしれない。
マナーの方が優先される場合も絶対あるだろう。

でもこれまでの私の返信は、みんなとても喜んでくれた。
私も逆の立場だったら嬉しいと思うから、すごく想像がつく。
ポストをあけて可愛い返信が来ていたらテンション上がるよね。
描く時間がかかることも容易に想像がつくからさ、頑張ってくれたんだなあって、それだけで嬉しいよね。

だからマナーや礼儀って大切な概念だと思うけど、誰も害を被らないなら、ちょっと融通をきかせて相手の喜びを一番にしてもいいんじゃないかと思うんだ。
もちろんね、相手の家族とかに「マナーがなってない奴がいるなあ」って思わせてしまって、気分を害してしまう可能性もないことはないけどさ。
その時はごめんなさい。

これっていろんなことに言えるんじゃないかと思っていて。
なんだろうな、理屈とかマニュアルとか、確かに正しいしそういうものがなかったら秩序が保たれないから必要なんだけど、もっと大事にしなきゃいけないものって、あるときはある。
感情、気持ち、ちょっとした行動…。
基準では示せないものって、やっぱりあるじゃない。

そこの塩梅が難しくてみんな悩むんだけど、ひとが不快に思わないラインはちゃんと守りつつ、そのとき関わるひとの気持ちは必ず大切にできるようにしたいなと思う。
…いやあ、難しいね。かっこいいこと言ってるようでブレブレか(笑)。

100%正しいことだけしていれば、確かに責められることもないし安全かもしれない。
でもそこでちょっと行動を起こせるかで、信頼を獲得したり、ひととは少し違う魅力が出たりするのかも。


さて、今回は何を描こうかな。
昔から好みは乙女な子だから(ただがっつり三重弁でめっちゃ気強い)、ディズニープリンセスとかかしら。
この時間、こちらも幸せだよ。


おまけで、これまでの招待状アートを少しだけ。
もしどう描こうか悩んでいるひとがいたら、参考にしてみてね。

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