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背筋を伸ばすと世界が変わった

 皆さんは姿勢を気にしていますか?私は猫背なので、定期的に伸びなどをして背筋を伸ばして疲れをとるようにしています。そんな私ですが、妻とお付き合いするようになってから背筋を伸ばすことを心掛けるようにしました。その理由とそれによって変わったことを皆さんにお伝えいたします。

1.背筋を伸ばした理由

 私が生まれ育った場所では、背筋を気にする人はほとんどいませんでした。食事をする時も、背もたれに寄りかかることは良しとされていました。

 しかし妻とお付き合いをし、ホテルのレストランや東京の有名なケーキ屋さんなどで食事をすると周りに座っている人たちの背筋が伸びていました。

 そこで私は周りを見習って背筋を伸ばしていました。その時背筋を伸ばしてみてわかったことがあります。それは「無意識に姿勢を正して食事をしている」という事です。そう思った時「凄いな」と唯々感心しました。私にとっては当たり前でなかったことが、当たり前の空間があることを実感したのです。

 そこからは意識をして姿勢を伸ばすようにしました。なぜなら、「自分が見てこなかった世界を見てみたい」と思ったからです。その後は、レストランなどの場で意識的に背筋を伸ばし続けた結果、自然と背筋を伸ばすようになりました。

2.自信が付いた

 前述したように私が育った地域では食事におけるマナーなどほとんどなく、「騒がない」、「食べるときに音を出さない」等、ある種常識的なものだけがマナーとして存在していました。

 しかし妻と出会い、食事における「姿勢」や「ナイフとフォークの置き方」等を教えてもらうことで、自身に教養が身についているように感じました。

 それからは学んだ知識を使いレストランで食事をすることがとても楽しくなりました。人によっては、マナーは「面倒な形式」であると思うこともあると思いますが、「理性」を持つ人と言う種族に生まれたからには「面倒な形式だと遠ざけるのではなく、それを美しいと思い楽しんでみる」のも良いと思います。

 私はこの教養を学ぶことで「自身が人間として成長する」とともに「自分を高められる可能性を感じること」ができたと思っています。これは「品格を自覚し自己を高められる存在」と思えるという事です。

 それによって私は姿勢を正し、以前よりも自信を得ることができました。

3.見えるようになった世界

 背筋を正してみて他にも変わったことがあります。それは「人の顔と行動」が見えるようになったことです。それと同時に、私は人に対して無意識のうちにとても無関心であったのだと実感しました。

 そこから外を歩くとき、いつもより少し上を向いて歩いてみました。そうすると、他の人の顔が良く見えました。「スマホを見ている人」、「楽しそうな人」、「疲れている人」等、外にはたくさんの人がいる事に気が付きました。

 そのことに気が付くと共に見ている景色が違うことに気が付きました。外には「いろいろな色」があることに気が付いたのです。「電車」や「木」、「空」など色々な色に私たちは囲まれていたのです。

 よく小説には「世界に色がついた」というセリフがありますが、私の心境はそれに近いものだと思います。あの瞬間はとても新鮮な気持ちでした。

 これが、私が背筋を伸ばすことによって見えるようになった世界です。

4.終わりに

 いかがだったでしょうか。私の見えていた世界が変わった出来事をお話ししたく、今回ブログに書きました。これを機に皆さんも背筋を伸ばしてみるといいかもしれません!

 ここまで読んでいただきありがとうございました。次の記事でお会いしましょう。

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