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【コラム】先生だって、エクササイズに挑戦中!

発達に偏りのない人を定型発達っていうんですが、そんな人、この世にいる?と思う今日この頃。みんな、何かが得意で何かが苦手。支援の必要な人と自力でやっていける人の境界線はあるけど、凸凹はみんなにあるのが当たり前だと思います。

自分自身を客観的に見てみたときに、「シュタイナー教育が好き!」とか言ってる時点で、かなりこだわりが強い部類のはずです。そういえば、子どもの頃から運動は得意じゃなく、手先もあんまり器用じゃない。嘘がつけなくて、社交辞令が苦手。ある程度経験を積んで、天気の話も少しはできるようになったけど、やっぱり違和感はあります。そんな感じで、自分自身にも多少なりとも凸凹があるのを感じます。

というわけで、自分自身の学びというか好奇心ベースではあるものの、3ヶ月ほど前からエクストラレッスンのエクササイズに取り組み始めました!

サポートしてくださる方が「じゃあ、ちょっとチャレンジしてみましょうか!」と言って見せてくださる動きを真似てみるものの、自分にできているのかどうかもわからない。でも、(できるだけ)毎日取り組んでみると、変なところに入っていた力が抜けて、動き自体を気持ちよく感じる瞬間が出てくるようになりました。

そうすると、日常にも変化が・・・! 起きれば良いのですが、正直なところ、あまりよくわかりません。ただ、車の運転中、路側帯の白線を踏みそうになって警告音が鳴る頻度が、ずいぶん下がったような気がします。また、職場の回転式椅子に座っても、パソコン作業しながらゆらゆら揺れるクセは消えつつあります。車や椅子に「慣れたから」と言われればそれまでですが、それだけではないような気がします。

大人だって、体も心も精神も自分で育てていくことができるんですよね。子どもの頃と違って、誰かが叱咤激励して導いてくれるわけじゃないから、自分でなんとかしなきゃならないのが大変ですが。

同じことを毎日続けるのが苦手な私は、3ヶ月経って熱も冷め、エクササイズをサボりがち。サポートしてくださる方に「今週は1回もやりませんでした」って報告しますが、ペナルティもなければご褒美もない。自分のことは自分で決めて、自分でやらなきゃ意味がないから。

もう一度スタートラインを引き直す意味も込めて、今回、文章にしてみました。数ヶ月後、どうなっているかしら。良い報告ができたらいいなと思います。・・・って、ここまで書いたからには、もうちょっと取り組めるかな!?

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えりか先生。神戸シュタイナーハウスでは、子どもクラスを担当。 小学校・放課後等デイサービスを経て、現在は児童発達支援事業所で障害児支援にあたりつつ、神戸・京都において日曜クラスの先生としても活躍中。 ―――――――――――





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