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【コラム】熱が教えてくれること

2021年のGWは、子どもの発達に関するオンライン講座を受講しました。コロナ禍で延期になり、オンラインに変更され、ずーっと楽しみに待っていた連続講座。

ところが・・・


困ったことに

前日の夜からどうも体調が悪く、なんと熱まで。(本筋から外れますが、流行には乗りませんでした。ただの風邪で一安心!)実は、一昨年の夏も同じ講座の最中に熱中症になったんです。今回も熱が出るなんて、これはもう、何か意味があるに違いない。

熱は、私に何をプレゼントしてくれたのだろう。私は何に葛藤しているのだろう。

思い当たる節、ありました。


心当たりが・・・

3月31日で退職して4月1日から新しい職場に変わり、ここには書けないようなこともあり、そんな中でも自分を保っているつもりではありましたが、休養が不十分だったようです。

そう、休みたかった・・・

以前の熱中症のときもそうでした。やっと来た休日だったんですね。それと、もう一つ。私の中に小さな葛藤が生まれていたのも、熱が出た理由の一つではないかと思います。


もう一つの理由

講座で、先生がおっしゃった言葉「治療教育か、治癒教育か」

私がしていることが、本当に子どもたちのためになっているのか。できなかったことができるようになって喜ぶのは、彼らの本心なのか。大人の喜ぶ顔が見たくて頑張っただけで、本当はやりたいと思っていないんじゃないのか。そんなことを考えていたら、一昨年は熱中症に。

今回も、学習指導要領って子どもの発達に合ってない。そんな間違った基準に合わせて教育しないといけないなんて、おかしい。でも、私が「0~7歳はこんな時期で7~14歳はこんな時期」って言うのも、他人から見たら間違った基準なんだろうか。ということは、傍から見れば同類なんじゃないだろうか。そんなことを考えていたら、熱が出ました。


病気にならなくても

もっと古い記憶を呼び起こしてみても、「このままでいいのか、私?!」 と、「休みたい・・・」が重なったときに、熱が出ているような気がします。皆さんはいかがですか?
もうそろそろ、熱が出なくても自分で気づいて、自分で解決していけるようになりたいものです。


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えりか先生。神戸シュタイナーハウスでは、子どもクラスを担当。
小学校教員を経て、現在は放課後等デイサービスで障害児支援にあたりつつ、神戸・京都において日曜クラスの先生としても活躍中。
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