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【NBA紹介#4】1990年『BAD BOYS』

勝つためなら何でもする。
スポーツアニメなどでも聞いた事あるかもしれません。

1990年のNBAには勝つためなら悪役にもなるというチームが存在した。

『Detroit Pistons/デトロイト・ピストンズ』

80年代後半に目覚ましい活躍を残したピストンズだが、1989年と1990年にNBA連覇を果たしている。

当時のピストンズは、NBA史上“最恐”のヒールにして“最強”のスクワッドだった。

『BAD BOYS/バッドボーイズ』と呼ばれ、
荒いプレイスタイルとタフなフィジカルディフェンスは彼らの代名詞だった。

それゆえに彼らのことを毛嫌いするチームや選手も多く、最も対戦したくない“イヤな”チームでもあった。

メンバーは、アイザイア・トーマス、ビル・レインビア、ジョー・デュマース、リック・マホーン、そしてデニス・ロッドマン。

なかでもレインビアは強引なラフプレイが多く、特にイヤがられていた選手だった。

しかし、レインビア本人は、

「なんとと呼ばれようが気にしていないよ。かえってオレたちの存在がいい宣伝になってNBAが盛り上がるしね。バッドボーイズの名の下にプレイできるのは楽しいし、それで人々の記憶に残るなら儲けものさ」

と語っている。


ラリーバードが特にピストンズとの対戦を
嫌っていた

ただ荒いだけでNBAを制覇出来るほど甘い世界ではない。

彼らはディフェンス面に重きを置いて、相手のストロングを潰すことを徹底することで、試合を優位に進めていたのだ。

実力のない選手がラフプレーしかできない。
ということではなくて、実力がありながら勝利を何がなんでも掴むために取った手段なのである。

それゆえ、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダンはピストンズかなり苦しめられていた。

やりすぎとも思われたが、彼らは
『ジョーダン・ルール』という戦術で圧倒し、NBAチャンピオンを手の内に入れたのだ。

バッドボーイズが築いた2連覇という栄光は、真の実力があったからこそ。

ディフェンスが良くないチームは優勝できないとも言われるNBAにおいて、そのセオリーを象徴するようなチームだったことは間違いない。

なによりバッドボーイズをまとめあげたHCチャック・デイリーが凄すぎる。
ドリームチームのHCに呼ばれたのも、このバッドボーイズでの功績がかなり評価されていたそう。

そんなバッドボーイズの1990年NBAチャンピオンに輝いた記念Tシャツがオンライショップに入荷しています。

最後までご覧頂きありがとうございました。


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