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【インタビュー⑤】教育関係者必見!プログラミングのプロに直撃インタビュー!プログラミングの魅力を教えてもらいました!(part.1)

みなさん、こんにちは!STEAM Campus_imageです🌈
先に伝えておきます。
今回のインタビューでプログラミングが好きになりました!
正しく言うと、プログラミングを頑張りたいと思えるようになりました!

というのも、わたしはプログラムを作成するということに少し苦手意識がありました。
教員時代は、プログラミングが必修化され、職員室で先生たちと「また業務が増えた・・・勉強している余裕がない・・・」とぼやいていたこともあります。

今回、プログラミングのプロフェッショナルである金井徳兼教授(神奈川工科大学 創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科)に、プログラミングに関する10個の質問をさせていただきました。

プログラミングがこれからの未来を創っていく、絶対に必要なものなんだ!と自分の気持ちが変化する貴重なインタビューになりました。

今回は5つのインタビュー回答をみなさんにお教えします!


1. インターネットで調べるとプログラミングのことがたくさん出てくるけれど、金井先生の考えるプログラミングって何ですか?

私たちのまわりにある製品やサービスのほとんどがコンピュータによってできています。これからの社会や生活を豊かにするためにはコンピュータの活用は大切です。コンピュータでいろんなことをするためにはコンピュータにその手順や考え方を教える必要があります。それがプログラムです。プログラムを作ることをプログラミングと言っています。プログラムはコンピュータに考え方や手順を教える文章になります。流石に日本語や英語ではコンピュータ君は理解できないのでコンピュータ君がわかる言葉を使って文章を作ることになりますね。文章を作ることになりますから,国語の力が大切になります。もちろん算数や理科などの力にもつながります。幅広く学ぶことがこれからは大切になると思っています。

━みなさん、すごく分かりやすくないですか?
「〇〇のためには~~が必要で・・・」と具体的に順序立てて説明してくださっているので、インターネットで検索するよりも分かる!
「プログラミングってすごいなあ…」と感じました。
みなさんも、子どもに「プログラミングって何!?」と聞かれたときにぜひ伝えてみてください。

2. プログラミングってどんなことができるのですか?

身のまわりの製品やサービスはほとんどがコンピュータとプログラムの協力でできています。生活を支える家電製品・身近な存在になりつつあるロボット・自動運転技術や流通サービス・町の安全安心などコンピュータとプログラムは支えていますね。

━私もこの間サイゼリヤに行ったんです。店員さんにピザを頼んだら、ロボットが運んできました!なんでこの席にきちんと到達しているんだ!と不思議に思いましたね。
この間この話を子どもたちにしたら、「そういうプログラムになってるからだよ、先生。」と言われました。
身の回りにはプログラムされた多くの製品やサービスがあることを子どもたちと一緒に考えていきたいです!

3. プログラミングの楽しいところはどんなところですか?

プログラムは、順序・条件・条件判断・繰り返しの4つのルールを組み合わせて複雑なことを表すことになります。複雑なことを分解し、行き違いなく4つのルールで表現できるかがゲームのようで面白いと思いますね。そのプログラムが完成してうまく動いた時は達成感と面白みが合わさった感じになりますね。

━「達成感と面白みが合わさる感じ」すごく共感できます。
ロボットはプログラムしたことを忠実に表現するので、目に見える変化があり、思っていた通りの動作をした時の達成感は大きいですね。
子どもが試行錯誤して、ようやくたどり着いた時の表情は見ている側も気持ちがいいものです。

4. プログラミングは勉強しておいた方がいいですか?

はい、これからは必ずコンピュータとプログラムを使って学習したりお仕事したりすることになると思います。プログラムは英語の学習とよく似ていて取り組んだ時間で技術力が向上します。早く取り組みプログラムに親しむことが大切だと思います。
また、プログラミングには論理的な考え方や表現力が必要ですね。日頃から読書や文章を書くことも大切な取り組みになると思います。

━これからの時代を担う子どもたちにとって、プログラミングの力がmustになってきたのですね。プログラミングスキルを身に付けているとこんないいことがあるよ!こんなに可能性が広がるよ!社会を変える力になるよ!ということを伝えていきたいと思います。

5. 金井先生はいつからプログラミングの勉強をしているのですか?なぜ興味を持ったのですか。

私たちの時代は大学生の時に初めてコンピュータ(パソコン)が登場しました。その前は、大学に大型コンピュータ(小学校の教室ぐらいの大きさかな)があり、紙のカードに数字や記号をマークしてプログラミングしていました。パソコンが登場した頃は、まだまだ個人で買える存在ではなく研究室に1台あり、そのパソコンをみんなで使用していました。主に、文章を作成する、図面を作る、計算する、実験装置を動かすところでコンピュータを活用していましたね。その後、コンピュータは幅広く普及するようになり、大学の授業などでも普通に使えるようになりました。コンピュータの登場で身のまわりの製品がコンピュータを使う仕組みに変身していきました。これからは必ずコンピュータが普及するんだなと感じて。コンピュータやプログラムを学ぼうと思いました。

━これからこのスキルが求められてくるだろうと予測していたのですね!
今までできなかったことが、コンピュータによって可能になったり効率的に作業ができるようになったり、今となっては学校でも一人一台タブレット端末が導入されるようになりましたね。
大人より子どもの方がプログラミングが得意な時代になっていきますね。
わたしも負けじとプログラムの勉強をしていきたいと思います!

━金井先生、ありがとうございました。


次回は、金井先生にもう少しプログラミングのことを教えていただき、STEAMやレゴ教育教材のお話もしていただきます。

みなさんお楽しみに!

※12月23日(土)に、弊社のPlayful Learning Center大井町にて、金井教授の「冬休み特別プログラミング講座」を開催いたします。
子ども夢基金での活動により、500円で受講いただけます!
この機会をお見逃しなく!!

【STEAM Campus公式HPはこちらから↓】


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